ワールドワイド・フロンティア 中立ユニット編

南木

NPC

新米女神 リア

「私の世界にようこそー! あなたは、えーっと……たぶん10000人目の来訪者でーす!(適当)」


【名称】女神リア

【種族】神族

【性別】女性

【定住場所】エリア外

【強さ】?

【武器】神の見えざる手

 不可視の手で攻撃から創造まで幅広く用いる。

 特に攻撃に使うと因果律を無視するなど、一切の防ぐ手立てがないため、その気になればどんな敵も捻りつぶせる。が、後述のMPをかなり消費する。


【特殊能力】

女神様パワー:

 女神様パワー(略称MP)は、女神さまへの信仰心が力の源で、ほぼすべての奇跡を起こすことができる。

 天地創世と言う名のテラフォーミングで貯蓄分の大半を使い果たしてしまったため、枯渇気味。

 回復するには、その世界の人々の祈りが必要になるが、あまり厚く信仰されていないようで、一日の回復量はかなり寂しい。


女神様マイネルライン:

 通称MMR。リア様は、任意の人物に女神様パワーを使う「許可を得る権限」を与えることができる。これがいわゆる「女神さまの加護」と呼ばれるものになる。

 どうしても自分の力ではどうにもできないことを、女神さまにお願いして無理やり解決するのに使うが、前述のとおりMPが枯渇気味なので、しょうもない願い事は却下してくることが多い。


【容姿】

 透き通るような肌に、飴細工のように流れる銀色の髪。

 顔立ちは、目鼻が通っていて、高級人形のよう。

 体のラインがくっきり浮かぶ、水色のローブをまとっていて、背中には四対八枚の純白の羽が広がっている。


 管理者がいなくなった新しい世界を引き取った新米女神様。

 神様歴は7世紀程度しかないため、より上位の神々からは完全に格下扱いされている。そのため、新しい世界をうまく運営することで、自分の力を見せつけようとしている。

 もっとも、彼女が目を付けた世界は完全に事故物件であり、ほかの神様たちが手を出さなかったのも、明らかに手を出せば大やけどするとわかっているから。

 あえて火中の栗を拾いに行ったリア様は、果たして先見の明があるのか、はたまた単なるアホなのか。


台詞候補

「あなた強いのね! 私の世界に遊びに来ない? いまなら悪い奴を倒したい放題だし! 宿泊代もついてるのよ! 今なら私の加護もついてくるっ!」

「どうすればみんな私のことを慕ってくれるのかしら? あの神様みたいに、ドMな救世主でも用意してみようかしら?」

「全知全能の神様なら、自分でも持ち上げられない重さの岩を作ることができるかしらね?」


・メタ情報

 この世界の案内人にして、色々なものの元凶。

 ゲーム感覚で異世界運営を始めたはいいものの、かなり強引だったため、負の影響があちらこちらに出ている状態。

 神様なのにとてもフットワークが軽く、必要であればほかの世界にまで赴いて、はぐれ者たちを自分の世界に招き入れたり、召喚に応じてくれそうな強者に魔獣退治を依頼するなど、いい意味でも悪い意味でも節操がない。


 主人公が望めば、リア様を呼び出して女神様パワーの利用許可を求めることができる。ほとんどできないことはなく、死んでしまった肉体をよみがえらせたり、どうしても勝てない敵を代わりに倒してもらうなどもできる。

 が、生き返りならまだしも、目の前の敵に勝てないと泣きついても、大抵は「挑んだ自分の責任」と拒否される。やれるなら初めからやっているので、あるいみ残当ではあるが。

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