第43話宇宙へ行く準備!

「どうです!石様に私達の家も取り付けて自然も付け終わり、夜になると暗くなり、朝になると明るくなる太陽光を再現した核となる石も埋め終わりました!完璧でしょう!あ、勿論川も入れてありますからね!魚も取れますから!」ドヤ顔をしながら解説してくる新人ちゃん。新人ちゃん分身ちゃんに似てきたね。『酸素や重力は僕がするとして…。』

「生物も生きたまま連れて来ました!」

テムは連れてくよね。鹿は連れて行こうか。牛も連れて行こうか。羊も連れて行こうか。鳥も連れて行こうか。人は…皆で足りるかな。建築士もいるかな。鍛治師もいるかな。お金も居るかな。でも盗賊は要らないよ!?

「そんな…」「チッ」どうせ新人ちゃんが目当てでしょ!「折角連れて来たのですし、この大人数の何人かくらいは。」確かにね。男子が少ないし働いてもらいたいし何人かはいいか。システムさん純粋な人を選ぶんだよ?

『そこのキラキラした目の君と、そこで虐められてる君ね。』「は?何でコイツが!」

「俺らじゃ駄目なのか!?」「ふざけるな!」

虐めていた数人が騒ぎだした。システムさんがゾッとするような冷たい目をしてニコリと笑ったら周りがすぐに静かになった。格好良いよ!システムさん!応援してるよ!「…悪かったな」お~。謝った!睨んでないね。申し訳ないんだけど、そろそろ飛んで良いかな…?この高さを保つの物凄く大変何ですけど…。『ごめんなさい。これくらいで行きます!さようなら!お集まりありがとうございました〜!』飛んでくよ〜!『לצמק』おお。皆小さくなったね!どう?過ごせそう?「十分スローライフができます!」「念のため種を持って来て良かったです!」「初めて飛びました!楽しいですね!」「畑も作り放題ですね!」

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