第33話 焼き魚!

こっち良いの焼けたよ!「キュウ、キュ!」

「塩いります?」どこから取って来たの!?

「冒険者から買いました!」良く頑張ったね~!良い子良い子!「石様大好き!」!犬!?新人ちゃんが犬に見える時が来るとは…。

「石様耳と尻尾と羽触って良いですか!?」

逃げたいのに抱きつかれて逃げれない!しかし向こうも手を離した途端に私が逃げると分かってるから動けない!!しかし頭突きをしたいけど痛いことしたらお詫びとしてって言われたらどうなってもこうなる!

『そこまで断らなくても良いのでは…?』ポカンとしているシステムさん。美味しそうに魚食べてるなあ。ええ?でも何故か嫌だから…?そもそも石になっても無駄だあああ!終わった!「嫌がらなくても…システムさんはモフモフしてたじゃないですか」

慣れは必要でしょ!「新人ちゃん。それはそれ。これはこれなの!」キリッとした顔で言ってみたけど意味が分からないよ!「ええ!?」

まあそれが普通の反応だよね!

あー、新人ちゃん私魚食べたいなあ〜!あははは。「誤魔化してますよね!?まあ、何本でもどうぞ!」美味しい!モグモグ!ハッ!?食べ物でなんか釣られないんだから!一瞬の隙にシステムさんの後ろに隠れる。『どうして僕を巻き込むのですか!?』ごめん!後で魚食べ放題にする。『分かりました。良いでしょう!』

「餌付けしないでください!?」

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