ふたりの関係、甘さ、くすぐったい感じ、透明度……すべてに圧倒されます。と言っても妙な圧を受けるわけではありません。山間の小川をゆっくり流れる雪解け水のように純粋で透き通っていて、そのひんやりとした清浄さで呼び起こされる温かさが心に生まれる――そんな心地よさを読後に感じる、優しい『圧』。この物語、この文体から感じる空気感は……ええと、その、なんというか……尊い(語彙力低下中)
拝読させて頂きました。青春、初恋、歳の差、素敵なものをこれでもかと詰め込んだ、頬が綻ぶような甘さのおはなしでした。