第27話


~蛍雪高校第一会議室~

「そしたら状況を説明して、坂月先生」

(怖すぎるよぉ....校長先生に蛍雪高校長と蛍雪副校長、蛍雪教育主任....それに知らない怖そうな女性が二人いるし...)

「は、はい!今から約二時間前ほどに中弓浩二様から電話がかかってきまして...」

ざわざわざわざわ!

「中弓様から!?」

「いや中弓様志保様ご一族は長女と次女しかいなかったはずでは?」

「おそらく中弓違いではないですか?」

「中弓様という苗字は少ないとは考えられますがあの中弓家以外いないわけではないでしょ?」

「それはそうですが...」

「いかんいかん、こんなことより、その先のことだ...えっと、坂月先生でいいのか?続きよろしく」

「はい」

(喋ってみると意外と大丈夫かも...)

「電話ではこの学校の設備や男女比、経ってからの年数や由来などを尋ねられていて、そして最後にこの学校に今から入るためにはどうするのかなどを尋ねられました」

「.....よしっ!」

「....やりましたね、会長!」

「苦節約10年...なんとか男性が入ってくれそうだ....」

(か、かいちょう!?....まじで!?そんな偉い人が目の前に...)

「坂月先生はどのようにお返しを?」

「え...は、はい、学校のもろもろを説明して試験日はまた折り返して電話するとだけ...」

「ま、まずい、今、電話してから何分だ!?」

「ジャスト二時間十五分です!」

「.......坂月先生はすぐにその男子生徒のかけてきた番号に折り返して、他の方は各学年の主任にこのことを通達、あと校長先生はこの学校の設備に男性専用のものをいろいろと準備して!その費用は大学でもサポートするから。あと、おいっ!」

「はっ!」

「このことを大学の各部所に通達してその男子生徒がこの学校にくるってばれるとマスコミとかがうるさいから情報規制、一応それは入学した後は解いてよし、あと万が一なことはあってはまずいから....男性護衛部隊から...そうだな、男子生徒となるべく同じ年齢で最優秀の子をも一緒に入学させて陰ながら周りの状況を逐一チェックするように伝えて!」

「かしこまりました!」

「あと諸先生方...これは他言無用で......あと私もこの学校にずっといていいかな?」

「最後のやつ以外は了解しましたが....最後だけ却下したいです」

「.....えぇ~もういいじゃん~私も男子生徒みたい~!見たい~!」

(さっきまできっちりと指示してかっこよかったのに...)

「はあ...優実さん、貴方も大学の仕事があるでしょ?」

(優実さん!?校長、大丈夫なんですか?)ヒソヒソ

(大丈夫大丈夫、うちの校長、あの会長の妹の友達で顔見知りらしいから)ヒソヒソ

(そうなんですね...)ヒソヒソ

「はぁ...」

「佐々木会長、連絡終わりました」

「了解......そしたら私は帰るから....あとで写真お願い」

「失礼しました」

バタン...

「「「「ふー-」」」」

「そしたら各々、頑張りましょ!」




どもども

今回は少々説明文が多くげんなりした方もいらっしゃったかもしれませんが

ご容赦下せえ...

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ドンドンパフパフドンドンパフパフ!

この調子で星もハートもPV数までも、もぎ取れるように精進します!!!

ではでは

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