第26話
なんとなくお姉ちゃんが潔く引きすぎだなとすこし怖く感じるが学校決めをしていこう...
まあ正直、結構条件は絞ってるからな...
まずは男性が一人もいない学校
まあ....これはハーレムしたいから....しょうがないねん、俺やって男やもん。
次に家から遠すぎない距離
これは単純にめんどくさいからかな
そして最後に校長先生をはじめとした各教師陣の口が堅いこと
当たり前だよな....一応、配信で声出てるし....なんならさっき見たら登録者数が900万人とか意味わからん数字になってたし
ツウィッターの登録者はちょっと怖すぎるからまだ開けてないけど....というか日本語とか英語ならまだわかる、それに韓国語とかならまだ
こういう文字は見たことあるなってなるけどたまにお前はいったいどこの人間だっていう文字もあるから結構解読が難しすぎる...
まあそんなことは一回置いといて
さっき言ってた三つの条件から決めると...
これかな...【蛍雪高校】
偏差値もちょうどいいし、なおかつ綺麗だし設備もよさそうだな....
....そういえば今から編入ってできるのか?
聞いてみるか?
・
・
・
キーンコーンカーンコーン
学校に鐘の音が響き渡る。
太陽はすでに西に傾きつつある...その他用が弱弱しく放つオレンジ色の光が校長室に入り込み
換気のためにあけてある窓からは生徒の部活動の声援やら掛け声やらが小さく聞こえてくる。
そんな社会人が見たらだれでも懐かしさを感じる雰囲気に酔いながら私は仕事を.....
しているわけではない。
私はある方の配信の切り抜きとアーカイブをかじりつくように見ているのだった。
そんな至福のひと時のなか、廊下から何かが走っていく音が聞こえた。
コンコン
「どうぞ」
「失礼します」ぜぇはぁぜぇはぁ
「そんなに急いでどうしたんですか?坂月先生」
坂月先生には普段はおっとりとしている先生で授業でもその評判がよく生徒たちに人気がある先生で
こんなに急いでいて慌てたりする先生ではないのに...どうしたんだろうか。
「あ、あのですね....その...あの、とても信じられないと思うのですが...」
「ふふ、坂月先生、いつになく焦ってますね、そんな信じられないことなんて、そうそう起こるわけないですよ、ははっ」
「あの、早急にこの学校に男性用のものをいろいろと作った方が...」
「うんうん、ふむふむ......え?」
「その、今さっき、事務室に電話がかかってきて、その....男性の声色で、「編入したい」と掛かってきた場合はどうすればいいのか...と」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
どもども
今日は少し余裕があるので二話投稿しました!
正直、この文字数なら毎日、二話投稿せえよ!と言われそうで怖いですが
ぜひお楽しみください♪
※紛らわしい表現があったので1部訂正しました。
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