第24話

....そういえば....俺、学校は!?


そんなことに俺が気付いたのは初配信後のことだった。

あるリスナーが...

『明日は学校だけどもっと声聞きたいな...』

コメントした時、俺は本来、学生であり高校生なんじゃないかと思い出したのだ...

しかしその後、配信後の歌でのごたごたがあって忘れていたが

それが何とか収集した、次の日、俺の前にはネットから引っ張ってきた各高校のパンフレットがあった。


こんこん

「大丈夫だよ」

ガチャ

「こうちゃん!聞いてよ!ほかの事務所がコラボコラボってうるさいんだけd.....こうちゃん....それ何?」

「ん?何が?」

(やべっ開きっぱなしだ....)

そこには開きっぱなしの高校パンフレットがむざむざとおかれていた。

「こうちゃん?こうちゃんはどこに行こうとしてるの?ねえお母さんに教えてぇ?」

(ひぃ....怖すぎる...というかまたハイライトさんどっか行ってるし...)

「こ、高校」

「こうちゃんは私のもの....こうちゃんはわたしのもの....わたしのなんだよ?」

「...」

「こうちゃんに変な虫がつくなんて....もう見てられなくなっちゃうよ...」

「...」

「まだ、私の前でちやほやされるのは耐えられるけど...私の見えないところでこうちゃんが知らない雌猫どもにやんややんやされるのは嫌!」

「...」

「だからこうちゃん...考え直して..お願い....」

(高校に行くだけだよ!?...こんなに思ってくれるのはうれしいけども....高校には勉強しに行きたいし...いや、ね?べつに男女比が崩れた世界だから、女子高生にちやほやされるから行きたい!って言ってるわけじゃないよ?ほんとだよ?...って誰に弁明してるのやら...と、とにかく、何としてでも行きたい...)

「ねえお母さん」

「......どうしたの?」

「お母さんが心配してくれるのはうれしいし...」

「うぐっ...」

「お母さんにそんな愛してもらっててすごく感激してる...」

「..........うっ........」ビクッ

「でも、俺はいきたい!高校に!」

「うううううぅ......」

「どうかな」上目遣い+目ウルウル

ポキリ

「..............わ......分かったわ.....」

「ほ、ほんとに!?....ありがとう、お母さん」抱き着きっ

「はわわわわわ.....」

母親DOWN!



どもども

どんどんDOWNさせていきますよ!

お次は.......

筆者の独り言

なんか一日のPV数がえらいことになっとる(白目)

これからもよろしくお願いします!

またフォローや♡、星もありがとうございます!

ではでは

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