第4話

「こっ...こうちゃん?大丈夫だった?...さっきはごめんね...こうちゃんにクソねこ共が群がるのを見るのが

 苦痛で苦痛で仕方なかったの...」

「あ...いえ、大丈夫でしたよ...それより大切に思われてるんだと思えてうれしかったよ...」ニコッ

(うっ...まじで...キツイ...なんだこの背筋がぞっとする感覚...というか志保さんからとんでもなく悪い言葉が聞こえた気がするけど

 冗談だよな...うん...っ冗談だな...美女がそんな言葉するわけがない!)

(...いけないいけない、一瞬、目の前が輝きすぎて目が見えなかったわ...もしかしてこれって....こうちゃんは天使ってことを示唆してるのかしら

 ...そうよ...そうよ!これは天使よ!...そしたら祭壇を作らないといけないわね...後で準備しとこう♪)

「そ...そう///お母さんそんなこといわれてとてもうれしいわ....ハァハァ...で...でもそれをほかのごみ猫どもにやったら……」

「やりません!」

「そう……ならよかったわ……」

(こうちゃんが他の女に触れていると思うだけで頭がどうにかなりそうになるわ……いいえ……落ち着きなさい志保……冷静になるのよ…)

(コエーー怖すぎるよ、俺の母さん……顔は笑ってるのに目が全然笑ってなかったよ!?……しかもハイライトさんが仕事放棄してたし……

 異世界怖すぎ)

そんなことを思いながら車に揺られること約30分、だんだんと周りがかなり大きな家が多い、高級住宅街に入っていった。


で…デケー--なんだこのでかさ…日本にこんなところがあるのか?(俺が無知すぎるだけかもしれないが…)

そしてしばらくすると一軒の豪邸の前に車は止まった。

「ついたわ、ここが私達の家よ」

「へぇ~すごいですね……」

「ふふん、すごいっしょ?」

「はい、こんな大きい家初めて見ましたよ」

「まぁ、とりあえず中に入りましょう」

そして中に入るとそこにはメイドさんらしき人が立っていた。

「おかえりなさいませ、奥様、浩二様」

「ただいま帰りました」

「お、お邪魔します」

「えっ....な、なんで返事を...」

(ん?)

「あ~ゆうちゃん、気付いた?...こうちゃんはね、昔は天使様だったけど...いまはちょーちょーちょー優しい天使様なんだよ!」

「えっ?」

(そりゃあそんな反応になるわな...というか俺の精神が入る前の俺ってどんな奴だったのかな?)

「まあこうちゃんは『〇ね』、『〇すぞ』しか言わない、純真無垢な可愛い天使だったけど...」

(ピーーーアウトです!え~レッドカード一発退場です!元の俺、かなりヤバい奴じゃねえか...全然純粋無垢じゃないよ

 限りなく黒だよ...というかブラックホールぐらい黒だよ...ヤバすぎんだろ俺...)

「でもねゆうちゃん、ちょー--優しい天使のこうちゃんは記憶障害を起こしっちゃってるみたいなの...」

「えっ...そんな」うるうる

「ご、ごめんなさい、覚えてないんです...」

「いや、あなた様が謝ることでは全然ありませんから...」

「でも本当にすいません……」

「謝らないでください!私が勝手に勘違いしてしまっただけなので……気にしないで下さい」

「ありがとうございます……」

「そしたら、私は自己紹介をしといたほうがいいですね!

 どうもこんにちは浩二様の身の回りのことや浩二様の

 お姉さまと妹のお世話を申せ使っております、

 セリカ・フォン・夕夏と申します!

 改めてよろしくお願いいたします浩二様」

「浩二と申します、こちらこそよろしくお願いします...それにしても夕夏さんはハーフのお方なのでしょうか?」

「私には敬語は不要ですよ!そうですね...私はフランスの父親と日本の母を両親に持つハーフでございます」

「そうでしたか!」

「さて双方の自己紹介も終わったことだs」

ガチャ

???「ただいま~」



こんばんは作者です!

昨日は上げられず申し訳ないです...

実は今、旅先にいるので少々立て込んでした

おそらく明日からは大丈夫なので小説ともども

よろしくお願いします!

※たくさんのフォローと星&♡ありがとうございます!

もうすぐで1000PVも行けそうなので

これからも頑張ります!

※誤字のほうを修正しました

 ご報告してくださった方、ありがとうございます!

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