第5話

ガチャ

???「ただいま~」

「ん?誰でしょうか?」

どたばたどたばた

「ねえお母さん!玄関に男の人の靴があったんだk...」

「どうもお邪魔してます、浩二です、よろしくお願いします」ニコッ

(はぅううう....駄目よ私...落ち着きなさい...目の前に天使(ry」

「声に出ていますよ、明日香お嬢さま」

「え...え、そうでしたか?...」

「て、天使って何ですか?」

「あ、いえいえお気になさらないでください」アセアセ

「はい……」

「あら、この子ったらまたトリップしちゃってるわね、こうちゃんと初めて対面した時を思い出すわ」

「お母さん、その話はやめて!」

「ん?」

「いえ!なんでもありませんわ...そ...その...こ、こうちゃん」

「え?」

「あら?こうちゃんは私のよ?私だけが呼べるのよ?」

「そ、そんなことないですよ、え、えっと明日香さんも呼んでも大丈夫ですよ?」

「優しい....て、天使...天使様がいらっしゃる...」

「て、天使?というか白目向いてる...」

「あら、この子ったらまたトリップしちゃってるわね、こうちゃんと初めて対面した時を思い出すわ」

「お母さん、その話はやめて!」明日香ふっかーつ!

「ん?」

「いえ!なんでもありませんわ...そ...その...こ、こうちゃん」

「え?」

「あら?こうちゃんは私のよ?私だけが呼べるのよ?」

「そ、そんなことないですよ、え、えっと明日香さんも呼んでも大丈夫ですよ?」

「うっ...こうちゃん...こうちゃん!...こうちゃん!!!...ふへへ」

「浩二様、貴方様は女性に男性が愛称で自分のことを呼ぶことを許すというのは一種の夫婦での愛情表現だということは知っていますか?」

「え...そうなんですか?」

(えぇ...そんな感じだったのか...気を付けておくか)

「ちょ、ちょっと夕夏!?」

「もしかして奥様はいわれていなかったのですか?」

「....いいじゃない別に...こうちゃんが...こうちゃんがちょー-ー優しくなったのよ!?す、少し夢を見ても」ゴニョゴニョ

「浩二様、そういうことですので、今後はご注意をお願いします」

「はい、わかりました……」

「はぁ……お母さん、あとで説教だからね!」

「明日香様、それよりも自己紹介をしたほうがいいのではないでしょうか?」

「え?なんで?ここにはこうちゃんと夕夏とお母さんしかいないわよ?」

「あ~そういえば、明日香にはいってなかったわね....こうちゃんはその...記憶障害になってしまったの...」

「....んえ?」

(そりゃあ、そんな反応にはなるよな...)

「そうなんです...だから明日香さんのこともよく覚えていないんです」

「えぇ....でも、確かにさっきは女性に男性が愛称で自分のことを呼ぶことを許すってことの意味も分からなかったし...

 昔はこんなに明るくなかったし、なんならお姉ちゃんである私も笑顔なんて数えるほどしか見れてないのに、今は沢山

 見れるし、すごく優しいこうちゃんになってる」

(あんたはお姉ちゃんだったんかい~!)

「はい、なので明日香様には自己紹介をしていただきたいのです」

「うん...そうね、わかったわ!...私の名前は明日香よ! こうちゃんとは血の繋がった姉弟で年の差は3歳よ! 好きなものはこうちゃんと家族!嫌いなものはこうちゃんに近づく女!趣味はこうちゃんの写真をとることとこうちゃんと遊ぶことかな? 得意なことは家事全般で苦手なことは男の人、将来の目標はこうちゃんと結婚することと、ずっと一緒にいること! これからよろしくね!こうちゃん!!」

「はい、こちらこそよろしくお願いいたします。それと、写真をとるのはほどほどにしてくださいね?恥ずかしいですから……」

「はーい♪」

「ふふっ、本当に浩二様はお優しい方ですね」

「え?そうですか?」

「そうですよ?普通は写真を撮ることなんて...いえ、結婚という単語を聞くだけで男性は委縮してしまうのに...」

(この世界の男性はどうなってるんだ?)

「さて自己紹介も終わったしこうちゃんにはこの家での部屋とかいろいろ教えちゃうわね!」

肩ポン!

「え?」

「そんなことより、お母さん、さっきのお話の続きしましょう?」

てくてく、バタン!

「行ってしまわれましたね...それでしたら私が奥様の代わりにご案内いたしますね、どうぞこちらへ」

「はい...分かりました...」

(お姉ちゃん怖えええ...)



こんばんは、作者です!

はよ、配信の部分は入れや!と思われる方もいるでしょうが

ようやくこれにて最初のプロローグ(?)らしきものが終わ

ったのでおそらく次からは入れると思います!

ぜひ次回も呼んでくださるとうれしいです!

また昨日、もう少しで1000PVいく!と思ったらもう1500PV

周辺まで来てました!めちゃくちゃ嬉しいです!

ご愛読ありがとうございます!

これからもよろしくお願いします!

※この小説で初めてコメントをいただきました!

 それも重ねてありがとうございました!

ではでは

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