第3話

謎の女性が去って10分がたちもう自分から行こうと思っていると

バターン!!! ドア(解せぬ)

「こぉー----ちゃー--ん」

これまたとびっきり美人だがさっきのお姉さんとは別のベクトルで綺麗や華麗よりかは

可愛いというタイプの美女が俺の名前を呼びながら抱き着いてきた…

なんで....というか良い匂いする…っといけない、勝手に興奮しては…

「あ...あの、どなたでしょうか?」

「え....えぇ......どうしたの?こうちゃん?私だよ?お母さんだよ?」ウルウル

うっ...かわいい、美女の涙目...ってか...え?

俺のおっかあ?...いやなんで昔話風?....自分で自分につっこみとかやめよう...空しいだけだ

それにしてもこんな美人が俺の親なんて....最高かよ!?

んーでも中学生とかの時に見てたラノベとかって大体こういう時は

記憶なくした設定でいくからな...どうしたもんか...

「えーと、その……」

「もしかして貴方様は記憶障害を起こしてしまったのかもしれないわね?」

そんなハスキーボイスが聞こえたのでそちらを見ると

ドアにさっきの謎の女性が立っていた。

「あー--そうなんですかー(棒読み)」

「そしたらもしかして....私のことも忘れっちゃってるの....」うるうる

「うっ...その...そうなんですよね...すみません...」

「やっぱりそうなんだ...私の名前は中弓志保...歳は37で職業は...えーっとネット上のアイドルを育てる仕事で...スタイルは上から95、5...」

「あー大丈夫大丈夫です!」

「え?あ?そう?」

「そうしましたら...中弓様は記憶がなくなってしまっているということでいろいろ苦労も多いですし...あと一か月ぐらいはこの病院に...」

「だめです!こうちゃんは検査で何も異常がなかったらおうちにすぐに帰るんです!だから院長先生は早く帰ってください!」

(っち!この女!夜伽のチャンスが...)

(こうちゃんにこれ以上、この女を会わせるのは危険...)

(この人、院長だったのかよ!?)

「そ、そうですか...分かりました、すぐに検査の準備をしますね」

(次会ったら奪い取ってやる...)

こうして俺は強制的に退院させられることになった。

あの後、俺は自分の部屋に戻り、看護師さんが来て精密検査を受けたり、 医者と話したりと結構忙しかったのだが、それも終わり今は家に帰る準備をしている。

ちなみに俺の病室にはなぜかベットが二つあり、俺は個室で入院していた。なんでも「お金はあるから大丈夫よ」と母さんが言っていた。

うん、金持ちっぽい感じはしてたけどここまでとは……

そして出口に向かうと...

さっきの院長が待っていた

「あ、中弓様、お帰りになるんですね」

「あ、はい、ありがとうございました」

「いえ、こちらこそです。」

「ところで、その……そろそろ手を離していただけると助かるのですが……」

そう言って俺の手を握っている彼女の手を見ながら言う。

「あ……すいません。つい……」

(中弓様の手...すべすべだ...)

そう言ってパッと俺の手を放してくれた。

「では、私はこれで……また後ほど……」

それを遠目で見ていたほかの看護師は...

「中弓様!」

「中弓様ーわたくしもー」

「中弓様ーぺろぺろしたいです!」

「中弓様ー--」

なんで!?もしかして俺ってめちゃくちゃかっこいいのか?

...勝手に勘違いするのはやばいな...じっちゃんが言ってた...

でもこんなにナース美女に囲われっちゃったら鼻伸ばしてもいいよね...

「はー-い、なんd」

「こうちゃん!?逃げますよ...外の女はけだものばかりです...」

うおっ力つえええ...結局そのまま駐車場に連れ出されてしまった……

(それにしてもさっき、腕を引っ張られてた時の志保さんの顔の怖さと言ったら...もうヤバかった...)

そんなことを思いながらすぐに車に乗って病院から脱出した。


どもども作者です!

すこし遅くなりましたが最後まで見てくださりありがとうございました!

なにかありましたら作者の創作意欲も俄然と上がるので

コメントしてくださるとうれしいです。

ではまた!

※志保のスリーサイズはタレントの手島優さんを参考にさせて頂きました!

(ヤバい箇所があったので訂正しました。)


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