第2話
ーーー……
「知らない天井だ...」
人生で一回でも言いたい言葉第7位にランクインする言葉を言えたことに満足する
因みに第一位は「釣りはいらねえ」だ...
まあそんなことはどうでもいいか。
それよりもこれから大丈夫だろうか?
部屋の中には俺以外に人がいないみたいだし、ナースコールとかあるのかな?…….やっぱり分からないから大人しく待つか。
それから数分後に看護師さんが来たらしい。
ガシャーン!!!
そんな音とともに女性の悲鳴が聞こえた。
どうやらこの世界での最初の人との接触は一波乱起きるらしい...
「な...なかっ...中弓様...」
「は...はい、そうですが...大丈夫ですか?ガラスの破片とか散らばったでしょう?」
「あ....すみません、私みたいな一般市民がはなしk..........え?」
「え?....ん?」
「今、何と?」
「ん....いやだから、ガラス散らばったから大丈夫かなって...」
「はぅううう......わ、私は心配されてるの?...いえ...夢...そう夢!ええ、きっとそうよ....働きすぎて幻聴が聞こえてしまったのよ」
「いや...だから大丈夫?って」
「ああ...駄目ね...私ったらまだ夢から覚めてないみたい....目の前にいる天使に心配されてる...でももうこのまま覚めてほしくないかな...」
この人、大丈夫か?いや...まじで....うーん、ずっと下半身もじもじさせてるし...申し訳ないけどほかの看護師さんをお願いするか。
が...
「きっとこれは夢(ry」
こりゃだめだ....どうすんだ...めちゃくちゃ綺麗でスタイルも最高な看護師さん二人が自分の部屋で完全にトリップしてるよ....
ん?なんかエッチーな...いや、まあ何もしないけどね...
(すまんな、これは全年齢対象なんだ...)
というか本気でどうしよう...
これは二人の看護師さんを...っと思った瞬間、焦ったかのようにドアが勢いよく開いた。
「中弓様!!!大丈夫でしたか?お怪我はありませんでしたか?先に行かせた看護師二人がなかなか帰ってこないから
あなた様の身に何かあったのか心配で心配で...」
勢いよく開けられた扉の先には黒髪ロングで目つきの鋭い美女が立っていた...
目つきの鋭い人が心配そうな顔をするとこんなにもギャップがあるのかと驚かされながらも事情を説明すると...
「そうだったんですか...................ご無事ならよかったです」と言ってくれた。
少し沈黙があったのが気になるが....まあ特に意味はないだろう。。。
「あ、そうだ、お名前を伺ってもよろしいですか?俺は中弓浩二と言います」
「あっ、これは失礼しました。私は天川凛花と言います。以後お見知りおきを......」
「こちらこそよろしくお願いします。ところで、その......そろそろ手を離していただけると助かるのですが......」
そう言って俺の手を握っている彼女の手を見ながら言う。
「あ......すいません。つい.......」
そう言ってパッと俺の手を離してくれた。
「では、私はこれで.......また後ほど......」
そう言って彼女は看護師二人を連れて部屋を出て行った。
さっきの人は一体誰なんだろうか?
ーーー その頃の看護師さん達……
「はぁ……はぁ……なんて素敵な人だったのかしら……あの人に一生ついて行きたい……」
「はぁ……はぁ……本当ですね……あの方に私の全てを捧げたい……」
「はぁ……はぁ……あの方は絶対に私が守るわ……」
「はぁ……はぁ……あの方のためならどんなことでもできる気がする……」
「はぁ……はぁ……あの方の為ならどんなことでも……」
「はぁ……はぁ……どんなことでも……」
「はぁ……はぁ……どんなことでも……」
「はぁ……はぁ……どんなことでも……」
この後、病院内で不審者が出たという噂が流れたらしい。
そしてそれが彼女達のことだということは誰も知らない……
どもども作者です
かなり中途半端なところで止めてしまって申し訳ありません...
ですが...明日はようやく母親が出てくるので許して下せえ!
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