ゲーム原案小説応募作品 ストーリーテラーからの提案
コトスケ5
第1話
ようこそお越しくださいました読者の皆様方、私はストーリーテラー。名前が長いとお思いの方はどうぞテラーさんとお呼び下さい。此度のしがない案内人にございます。
さて、あらすじをご覧の方には重ねてご説明する事になってしまいますがご理解の程を、ご覧になっていない方はこれからする説明をしっかりと理解したうえで続きをお読みいただくよう、お願い申し上げます。
此度私がご提案させていただくのは唯一つ、とある権利を皆様にお渡ししようと思った次第。
その権利とは、“ストーリーに一度だけ干渉できる権利”です。
皆様は数多くの作品を読まれ、相当目が肥えている方々だと見受けられます。その中でこう思った事は御座いませんか?
主人公の物語が不幸から始まるのは可哀そうだ。
ヒロインと結ばれる為に悪役に襲わせる必要は無いのでは?
力を持つ主人公がなぜ全てを救わないのか。
事件を起こす前に悪役を消す事が出来ればいいのに。
ずばり当たったという人も居れば、そんな事を考えたことも無いという方も居るでしょう。ですが少なからず自分ならこうするのにと考えた事ぐらいは在るのでは無いでしょうか?
そこで私はここに1つの物語を用意しました。えぇ、私が書いた物語です。
この物語はありふれたファンタジー小説。
主人公が過ごしていた村が魔王軍に襲われ、村も、仲の良かった家族も知人も全て失います。
主人公は都合よく村の近くの森の採取に出かけていて難を逃れますが、笑いながら村人を殺す魔王軍に深い恨みを抱くでしょう。
そこに、魔王軍襲来の方を聞きつけて騎士団が駆け付けます。主人公は魔王軍を退けた騎士団に保護され、復讐の為に騎士団入りを目指します。
入団を断れる主人公、ですが、騎士団の団長の1人に覚悟を試され、見習いとして入団を果たします。
押し付けられる雑用や、辛い苛めにも耐え騎士団の訓練に食らいついていく主人公。主人公の努力を見ていた騎士団の中に、だんだんと理解者が増えていきます。
そんな時、騎士団に魔王軍襲来の報が齎されました。出動する騎士団に同行する事になった主人公は、心で復讐の炎を燃やします。
到着した村は阿鼻叫喚の地獄でした。魔王軍が笑いながら人を殺し、物を略奪し、人の
尊厳を奪っていく。その光景にかつての自分の村を思い出した主人公は、団長の静止を聞かずに怒りのままに魔王軍に斬りかかります。
訓練の所為かもあり、魔王軍の魔物達をバッサバッサと切り捨てる主人公。ですが多勢に無勢。1人では全てを倒しきれず、1人突出したために誰も助けに来れません。
周りを囲まれ、絶体絶命になった主人公、敵の凶刃が主人公を刺し貫こうとしたまさにその時、主人公の代わりに凶刃をその身に受けた人物が居ました。
ボロボロの状態で包囲を抜けて主人公を庇った騎士団団長。そして主人公に自分の身の上を語ります。主人公と同じように魔王軍に村を焼かれ、復讐の為に騎士団に入ったのだと。
団長は主人公に復讐は無意味だと言います。復讐に身を窶し続ければ、いずれ自分の様に破滅すると。ならば人の為に戦えと主人公に進むべき道を示し、息を引き取りました。
団長の思いを受け、剣を握り魔王軍と戦う主人公。団長の思いを受け、復讐ではなく自分と同じような人を減らす為に戦う決心をしました。
団長不在の中魔王軍を撃退した騎士団。主人公は副隊長からしばらくの謹慎を言い渡されます。
謹慎中、自主的に訓練をしながら過ごす主人公。そして、食材を買いに出かけた際に騒動に巻き込まれます。
逃げる少女と捕まえようとする悪漢に出くわした主人公は、謹慎中でありながら放っておけないと少女を助けます。
助けてくれた主人公にお礼を言う少女。少女は今主人公が過ごしている街の領主の娘でした。そして、連れ去ろうとした悪漢は街に巣くう裏組織の人間。
主人公は少女を家に送り届けた後、騎士団に報告をしに向かいます。騎士団でもすでに問題は確認していて、調査をしていますがなかなか尻尾を掴ませないと聞かされます。
謹慎中、訓練を続ける主人公の元にあの少女から手紙が届きます。お礼をしたいので屋敷を訪ねて欲しいと。
断る事は難しい権力者の娘からの招待。主人公は出来るだけの恰好をして屋敷に向かいました。
過大な歓待を受ける主人公。そんな中領主に呼び出され、少女が狙われた理由を聞かされます。
少女には特別な力が在り、それを狙って裏の組織が動いているというのです。そして、騎士団所属の主人公に謹慎中、少女の護衛を願い出るのでした。
騎士団に話は通すと半場強引に承諾させられた主人公は、その日から少女の護衛として日々を過ごしていきます。
時には襲撃者を撃退し、時には一緒に買い物に行き、中を深めて行く2人。そして事件は起きるのです。
夜間襲撃を受けた主人公、襲撃者を撃退して慌てて少女の部屋を訪ねると、すでに部屋は荒らされ誰も居ませんでした。そして、壊された窓の外には白い人が入る大きさの袋を担いだ人物が、走って逃げて行きます。
追いかける主人公。そして、敵のアジトにまんまと誘導されます。
邪魔をする悪漢を切り捨てながら必死に少女を追いますが。数の多さに苦戦し追いつけません。少女を担いだ襲撃者を見失いながらも、主人公は屋敷の奥に進みます。
立ち塞がる者達を切り捨て屋敷の奥に到着した主人公。そこには怪しげな魔法陣の上に裸で寝かされた少女の姿と、その傍で何やら呪文を唱えている人ならざる者の姿が。
呪文を唱えている者に誰何する主人公。その者は、魔王軍の幹部を名乗ります。そして、将来勇者を見出し、聖女となる少女を魔王軍に引き入れる為にこの騒動を起こしたのだと語りました。
話をする幹部の顔を見て主人公は驚きます。その顔は、自分の村を襲った魔王軍を指揮していた者だったからです。
幹部を問い詰める主人公。ですが幹部は気にもしていません。簡単に落ちて全然楽しめなかったとまで言う始末。
怒りのまま幹部と戦う主人公。しかし、まだ修行中の彼では幹部に傷1つ付けられません。苦戦を強いられ、満身創痍になって行く主人公。すると、気を失っていた少女が突然目覚め、主人公に力を授けます。
力を受け取る光りの中で団長の霊に諭され、怒りではなく正義の心で戦う事を思い出した主人公は勇者の力を手に入れます。そして力を使い、攻勢に出た主人公は幹部を圧倒し始めました。勇者を誕生させてしまった幹部は、片腕を失いながらも撤退。必ず主人公を倒すと宣言します。
少女を無事保護し、屋敷に帰る主人公。屋敷では領主に娘を無事に連れ帰った事を感謝されました。
少女からもお礼を言われ、そして、自分の運命を聞かされます。これから主人公は少女と旅をし、封印された勇者の武具を集める必要があるのだと。
魔王軍幹部の撃退という功績を上げ、謹慎を解かれた主人公は領主からの命令で自由騎士となり。少女と共に各地を巡ります。
封印された武具は魔王軍に狙われ、封印場所付近の街は荒らされ幹部達が武具を奪取もしくは破壊しようと暴れていました。
そんな村々を救い、力を蓄えながら幹部を撃退していく主人公。籠手、鎧、具足、盾、と勇者の武具を集め、最後の剣を手に入れようとした時、少女を連れ去った幹部が姿を現します。
村の人を使い、少女を人質に取った幹部は主人公に勇者の武具を渡す様に言います。少女は自分の事は気にするなと言いますが、思いを寄せる少女の無事を優先した主人公は武具を全て渡してしまいます。
高笑いを上げ、少女の腹を貫く幹部。倒れる少女を受け止めて慟哭を上げる主人公。その時、幹部が持ち帰ろうとした武具が光りを放ちます。
全ての武具が主人公に戻る事に驚く幹部。そして、全てが揃った武具の力で少女の命も助かります。
卑怯な手で村人を使った幹部に斬りかかる主人公。パワーアップした幹部も応戦しますが、武具の力を100%発揮した主人公に勝てるはずも無く消滅していきます。
1つの因縁を終わらせた主人公。武具が揃い、勇者として立ち上がる時が来ました。
少女が神からお告げを受け取ります。各地に居る勇者の仲間を集める様にと。主人公達は仲間集めの旅に出ました。
最初の街で、少女に突然声を掛けて唇を奪おうとした男に出会いました。何とか阻止した主人公はその男と少女を巡って戦う事になります。勝負内容はどちらが女性に人気が出るか。
近日中に開催される祭りの催しで、女性に声を掛けて多くの花を貰えれば勝利という条件で始まった勝負は主人公劣勢で話が進みます。ですが少女の花は一番最後に男の前で主人公に渡され、2人はさらに仲を深めます。
その様子を見て身を引く決心をした男。そこに魔王軍の襲撃が起こりました。魔王軍を倒す為に戦う主人公と少女。すると先ほどの男も輝くナイフを手に戦い始めました。そう、彼こそが勇者の仲間だったのです。
魔王軍を撃退してから男に声を掛ける主人公。男も自分の生まれ育った街を救ってくれた勇者に感謝し、同行する事にします。軽薄で、女性を見るとすぐに声を掛けに行きますが諜報能力に長け、交渉ごとにも強い盗賊が仲間になりました。
次に訪れた街では中々仲間が見つかりません。ですが少女は必ずこの街に仲間が居ると言います。するとどこからか現れた盗賊が仲間らしき人物が居た事を伝えます。その人物は今、罪人として牢に閉じ込められていました。
罪状は暴行罪。この街で騒ぎを起こして捕まったそうなのです。ですが盗賊はその訴えを起こした領主こそが怪しいと言います。その人物の評価は高く、人々に信頼されているのに対して、領主の評判は悪く、裏で何かと繋がっていると。
事件を調べ始めた主人公達。すると、調べている事を不快に思ったのか裏の組織が主人公達に襲い掛かります。ですがそこは勇者御一行。簡単に襲撃者を撃退し、事件の裏話を聞き出せました。
この街の領主はずっとその人物を狙っていたそうなのです。そこで、裏組織に話を付け、その人物に騒ぎを起こす様に仕向けました。その人物はまんまと罠に掛り、一般市民を殴り飛ばしたとして捕まったのです。
証言を集め、組織の者達を縛り上げて領主の館に突撃した主人公達。事実を突きつけられ、逃げ場の無くなった領主は怪しげな薬を飲み干します。
この街の領主は魔王軍と繋がっていました。魔物となった体で暴れる領主と戦う主人公達。その中で盗賊だけは別行動をしていました。
大きな体で暴れまわる領主。街中である為に強い力を使えず苦戦する主人公。そして、領主の口から強力な魔法攻撃が放たれようとしたその時、主人公の前に銀色の鎧と光り輝く大きな盾を持った女性が躍り出ました。
女性は、その盾で領主の魔法攻撃を防ぎ、主人公に向き直ります。彼女こそが2人目の仲間だったのです。盗賊に牢を開けて貰い、ここに来るまでに事情を聞いたという女性。そして、女性の守りの力を借りて魔物領主を打倒する事に成功しました。
助けて貰った礼に同行するという女性。街の人達から惜しまれながらも必ず世界を平和にしてくると旅立ちます。当代きっての盾の使い手である女性騎士が仲間になりました。
次に訪れたのは迷いの森として現地の人に恐れられている大森林の中でした。幻や襲い掛かる魔物とは違う何かと戦いながら、少女が指し示す先に向かって歩き続ける主人公達。
すると、森の奥に遠くからは見えなかった巨木が姿を現しました。そして、その巨木の傍には屋敷が建っていました。
その屋敷を訪ねる主人公達。中から出てきたのは耳の長いエルフと呼ばれる種族の女性でした。自らを魔女と名乗った彼女の手には、他の仲間と同じように光り輝く杖が握られています。
仲間になって欲しいと願い出る主人公達、ですが魔女の返事は思わしくありません。すると盗賊が仲間になる条件を聞き始めました。
魔女は、研究の為の素材を集めてきて欲しいと言います。全てこの大森林に在る物ですが。1人では採取が難しいというのです。主人公たちはその願いでを聞き入れ、各自で素材を集め始めました。
主人公は自分の心の闇を見せつけるキノコを、少女にはあり得た未来を見せる花を、盗賊には欲望が叶った風景を見せる薬草を、騎士には自らが汚される様を見せられる水をそれぞれに集めさせる魔女。これは魔女の試練だったのです。
自分の心の闇を受け入れ、強い心を手に入れた主人公。未来を憂い、心配するよりも未来を変える為に動く事を選んだ少女。自身の欲望よりも他者の幸せを願う盗賊。仲間を頼り、助けて貰う事を覚えた騎士。
その結果に満足した魔女は、パワーアップした勇者達に合格を言い渡しました。森の奥でひっそりと研究を続け、最古の魔法を復活させた魔女が仲間になりました。
次の仲間は鉱山の街に居ると街に向かいます。しかし、その鉱山の街では山賊による鉱石の略奪が起こっていました。
事件解決に乗り出す主人公達。鉱石の運搬に護衛として参加し、山賊の親玉と対面します。輝く大斧を持ち、ずんぐりむっくりとした体のドワーフの親玉が現れ主人公達は狼狽しました。なぜなら彼が最後の仲間だったからです。
主人公達は説得を試みますが山賊は話を聞きません。山賊が主人公達を抑えている間に他の山賊が鉱石を持ち去ってしまいました。
作戦失敗に頭を下げる主人公達。依頼主は主人公達に次は報酬なしで護衛をするように言います。
その態度に怪しさを感じた盗賊と魔女は、依頼主の事を調べ始めました。そして、この依頼主はこの鉱山の持ち主ではなく、元々の持ち主はあの山賊の頭だと解ったのです。
山賊の頭は無茶な採掘と安い賃金で働かされる工夫達を助ける為に、資金源である鉱石を奪って鉱山に近づかない様にしていたのでした。
事情を知った主人公達は山賊の頭に話を聞きに山に入ります。襲撃だと思われ攻撃されそうになりましたが、山賊の頭が止め話を聞いてくれました。
鉱山の管理者だった山賊は酒に混ぜ物をされて判断力を鈍らされ、不当な契約で権限を奪われたのだと言います。権利書を取り戻す為に協力する事になった主人公達。
盗賊と魔女の協力プレイで管理者に鉱山で死んだ工夫の霊を見せ、権利書を元の持ち主に引き渡す様に言います。恐怖に駆られた管理者は権利書を山賊の頭に返し、自身の罪を認めて自ら牢屋に入りました。
権利書が戻った頭は、主人公達に同行して欲しいという言葉をガタガタになってしまった街を元に戻すのが先だと断ります。
しかしそこで声を上げたのは山賊仲間と街の人々でした。不当な搾取から守ってくれていた頭に使命があるのなら、それを優先して欲しいと。自分達はもう守られるだけではなく、戦えるのだと。
その言葉に、覚悟の瞳に、頭は戦士として勇者達に同行する事を決めます。
仲間がそろった勇者一行は魔王を倒す為に旅を続けます。魔王城の封印を解除する為に、四天王と呼ばれる強い魔物が支配する塔の攻略を始めます。
仲間のそろった勇者達は塔を次々と攻略していきます。
風の塔ではテュポーンという名の風の魔物を打倒し、シルフィードという精霊を解放しました。
火の塔ではフェニックスという鳥の魔物を打倒し、イフリートという精霊を解放しました。
水の塔ではリバイアサンを倒し、ウンディーネという精霊を解放した。
土の塔ではベヒーモスを倒し、ノームという精霊を解放しました。
解放した精霊の力を借り、魔王城の封印を退けた勇者達は城の中の幹部を倒しながらも魔王の元に向かいます。
1人、また1人と、敵を倒す為に残る仲間たち、そしてとうとう魔王の前に勇者と少女は辿り着きます。
魔王と互角の勝負を繰り広げる勇者。必死に援護を行う少女。ですが魔王が遊びは終わりだと、力を解放します。
解放された力により動けなくなる少女。少女を守る為に必死に戦う勇者。ですが、力を増した魔王に成す術も無く、勇者の胸に魔王の腕が突き刺さります。
その光景に泣き叫ぶ少女。高笑いを上げ勇者の体を吹き飛ばす魔王。追いかけて来た仲間も、胸に穴を開けてぐったりとした勇者の姿に絶望します。
勇者の仲間達に手を掛けようとする魔王。泣き崩れた少女は抵抗する気力もありません。ですがその時、少女の頭の中に声が響きました。その声はだんだんと大きくなり、少女に力を与えます。
それは、今まで勇者達が助けて来た人々の言葉でした。助けてくれてありがとうと、負けるんじゃないぞと、自分達も戦うからと響く声に、少女は力を振り絞ります。
仲間達にもその声が届き、勇者を復活させる為に力を尽くします。援護を受けて勇者の元までたどり着いた少女は、聖女としての力を完全に覚醒させました。生涯一度しか使えない魔法、蘇生魔法を発動させます。
胸の穴が塞がり立ち上がる勇者。勇者にも人々の声が聞こえ、今までにない程パワーアップを果たしていました。
仲間と協力して魔王を追い詰める勇者一行。そしてとうとう勇者の剣は魔王の胸に突き刺さります。
絶叫を上げる魔王。勇者は、最後に剣をしっかりと魔王に突き刺して止めを刺します。灰となって消えゆく魔王は言います。人の心に悪がある限り魔王は生まれると。この戦いは未来永劫終わらないのだと。
勇者は言い返します。人の心に悪がある様に、人の心には善の心もある。悪が何度も蘇ろうと、必ず善が悪の前に立ちはだかって止めるだろうと。
その言葉に苦笑を浮かべながら魔王は灰になりました。
戦いが終わり、勇者は武具を再度封印して魔王城のあった場所に国を作りました。横にはずっと一緒に支え合って来た少女が后として寄り添い。仲間たちは国の要職に就き支えてくれます。
勇者の作った国は平和に長く栄える事になるのでした。
どうです?とてもありきたりな勇者と魔王のお話でしたでしょう?そして物語はハッピーエンドで終わります。勇者が魔王を打倒し、国王となって民を導いて仲間と共に幸せに過ごしました。そう言うお話は古今東西受け入れやすくとても人気です。
で・す・が。私は最初に提案いたしましたね?この物語に一度だけ干渉する権利を与えると。
干渉の方法はどのような物でも構いません。ご自身が話の中に降り立ち、登場人物達に助言をしても良いですし、助っ人として戦いに参入して力を振るっても構いません。勇者達に知られずに犯罪組織を潰しても構いませんし、逆に犯罪組織に参加して勇者たちを苦しめても良いです。
魔王軍に参加して勇者と戦うのも構いませんし、少女や仲間を殺しても構いません。まぁR指定の行為は消されるのでお勧めはしませんが、やるかやらないかは自己責任とさせて頂きます。
どうでしょう?すでにどこに干渉しようかと考えているのではないですか?えぇえぇ、構いませんとも、ご自身の好きな通りに話を変えて下さい。思った通りに改変していただいて結構です。ですが干渉は一度だけ。そう、たった一度だけです。その一度でどれ程このお話が変わって行くのか、私は大変興味を持っております。
えっ?干渉しないという手もある?そうですね。それでもかまいません、その時は御縁が無かったという事で諦めましょう。どうぞ、あの出口からお帰り下さい。
残ってくださった皆様は、これからは読者ではなく改変者、ゲームで言う所のプレイヤーとなります!
貴方が選んだ選択の、その先のお話の未来がどのように変わって行くのかはご自身の目でご確認ください。
私は、多くの改変者が参加するのを大変期待しておりますよ!!では、どうぞお楽しみくださいませ。
毎回無断転載対策で以下の文を入れます。読み飛ばしても大丈夫です。無断転載ダメ!!絶対!!
This work will be sent to you by kotosuke5, who is Japanese. Unauthorized reproduction prohibited
ゲーム原案小説応募作品 ストーリーテラーからの提案 コトスケ5 @kotosuke5
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます