第9話「被害者と学ぶ!ザックリヤンデレ講座!」

前回のあらすじ

洸さん、人殺しを手伝ってしまうwww




【9:30 p.m.】



『洸自室』


「さぁ洸さん!」


 俺はゲーム中の洸さんに話しかける。


「ん?なに?」


「ヤンデレの解説を始めましょう!」


「なんで!?」


「簡単にいうと、観ている神さんらの中にはヤンデレに詳しくない人もいるっすからね〜その為の解説っすよ。」


「.....嫌なんだけど.....」


「気持ちはわかるっすけど、甘んじてやって下さい。それに、やってくれたら良いこともあるっすよ!」


「何くれるの?」


「まだ、言えないっすね。でも確実にアンタの助けになると思うっすよ。」


「まぁ、そこまで言うなら......」


「よし、なら場所を変えますか。」パチン🤌


「へ?」


 俺は洸さんを自分の部屋に送った。



『プラグの自由室』



ヒュゥゥン


「どこ此処!?」


「ようこそ〜プラグの自由室へ〜早速解説していきますか。」


「あ、うん......」

(にしても何も無いな.....此処.....もしかして他のゲームの中だったりするのかな?)




《解説スタート!》



「ではまず、簡単な問題からいきましょう。"メンヘラ"と"ヤンデレ"の違いは何でしょう?」


(問題形式の解説なのか......)

「う〜ん......メンヘラに関してあんま知らないんだよなぁ......」


「それじゃあヒント、メンヘラは"メンタルヘルス"の略語。どちらもしやすい事がある。」




・・・・・・・・💡




「..........もしかして、メンヘラは情緒不安定で暴走しやすい?ヤンデレは愛で暴走しやすい?」


「ファイナルアンサー?」


「ファイナルアンサー!」


ズンジャカズンジャカジャーン!


「せいかーい!」


「よっし!」


「ついでに言うと、ヤンデレは好きな人が一番大事だけど、メンヘラは自分が一番大事!て感じっすね。」


「まぁ、どっちも行動は自己中が多そうだけどね......」


「まぁ.....それはそうっすけど.....まぁ....そこは置いておいて、次に本題のヤンデレについてです。」


「あ、うん.......」


「ヤンデレには、ザックリとしたタイプが有ります。そのタイプは、多分3種類が有ります。」


「そう......なのかなぁ.......?」


「ここでクエスチョン!ヤンデレのタイプを答えなさい!」


「えっと.......」

(ヤンデレパラダイスに登場するタイプを答えれば良いかな?)


「別に一気に言わなくて良いっすよ〜」


「あっ、良いの?じゃあまず割とメジャーな"束縛タイプ"」


「正解!ヤンデレといったらめっちゃ束縛してくる人、と思ってる人も多いんじゃ無いんすかね?」


「まぁ、確かに.....ヤンパラ(以下略称)でも束縛タイプが多めだからね....」


「まぁ、説明しなくてもわかるかもしれないっすけど一応。このタイプはとにかく対象を束縛するタイプっすね。具体的には、監禁、周りと相手を切り離し孤立させる→自分に依存させる、洗脳で思い通りに、といったネチッコイ事をして追い詰めていくっていう感じっすね。」


「改めて見ると、全部同人で見た事有りそうなやつばっかりだね.....」


「確かにそうっすねwwwそれじゃあ次どうぞ!と言いたい所っすけど普通に解説してきましょう〜」


「あ、うん。」(面倒臭いんだろうな........)


「次のタイプは、"隠れヤンデレタイプ"っすね。某キチピンクこと、こころさんもこのタイプに属してますねwww」


「このゲームのハッピーエンドのヒロインの9割ぐらいがこのタイプなんだよね......キチピンクを許すな。」


「草wwwはぁ.....wそれはそうと、このタイプの特徴はなんといっても対象から見たら、ただの可愛い女の子なんすよね。」


「でも、対象の邪魔をされたり、隠れ属性にとって不都合な事をされた時ぐらいしか、人殺しをみたいな"ザ・ヤンデレ"みたいな行動とるの、他のやつと違ってまだ良心的だよね。ホントにさ。」


「流石このゲームを全エンドを見てきた者だ.....面構えが違う.......とそんなことはさておきまして、次のタイプいきますか洸さんww」


「うん.....多分次の属性が1番この中でヤバいやつだよね......」


「その通り!最後は洸さんの予想通り"猟奇的タイプ"ですwww」


「的はいるのか.....?」


「まぁ一応っすよ。それじゃ解説.....といきたいところっすけど.....」


「?」


「せっかくですし、洸さんに解説して貰いましょうかwww」


「おっと💢これは中指を禁じ得ない」🖕


「まぁまぁwwwとりあえず解説どうぞ!」


🖕(^^)🖕


「はいじゃあ解説していきます(ヤケクソ)まず、この属性を一言で言うと、クソです。はい。勿論好きな人もいるでしょう。別に否定はしませんし、良いと思いますよ。でも!"殺してでも自分の物にしたい!"と考え、人を殺すことも厭わないキチガールのことを好きになる人なんて生粋の自殺志願者かなんかでしょ!?と思ってしまう程の猟奇的な思考回路、故にクソなのです!」


「おうおうおう.....憎しみがエグいっすね.....」


「トラウマがエゲツないからね💢どうせ何ヶ月か後に破裂寸前のシュールストレミングみたいなやつ来るんでしょ!?」


「はい.....割と近いうちに.......」


「はぁ......はぁ......」(息切れ)


「紹介終わった訳ですし、そろそろまとめちゃいますか。


ヤンデレには多分3種類のタイプが存在する。


束縛タイプは陰湿に追い詰めていく。

隠れタイプはヤンデレの理想系(多分)

猟奇的タイプはトラウマ製造機。


とこんな感じっすかね?まぁガチの人には指摘されると思うすけど。」


「まぁ...良いんじゃ無い?人の不幸で暇な時間潰してる人達のためっていうのは癪だけど......」


「んじゃあ解説終わった訳ですし、部屋に戻りますか。」


「最近健康的な生活送ってるせいで眠い....」


「健康......?」









オマケ




《こころ視点》


【7:30p.m.】


『カラオケ店近く』


 

「いや〜楽しかったな〜!」


 おっ、やっと出てきたね。もうかれこれ3時間くらいつけてるけど中々クズ1人にならないな.....


「確かに楽しかったな。」


「クールぶってるけどお前が1番テンション高かっただろ!」🫲


「久しぶりのカラオケだったもんな!」


「まぁな。じゃあ俺はこっちだから。」


「おう!またな〜」👋


「またな!」👋


 おっ、やっと1人になったね。さっさとやっちゃおう。


トコトコトコトコ


「あの〜お兄さん........」


「うん?なんだ?」


「すみませんが........」


「?」


「..............」プシュー


 私は催涙スプレーを同柄の顔に吹きかけた


「ぐっ.......」バタン


「生残の財布を盗む、優香ちゃんを傷者にした.....こうなっても仕方ないよね......」


 私は

ズル ズル ズル ズル


「あの〜そこの嬢ちゃん、隣の男の子大丈夫かい?」


(警察官かぁ.......面倒くさいなぁ.....)


「大丈夫ですよ!ちょっと眠っちゃったらしくてぇ。」(◠ ‿ ◠ )


「そうかい、気を付けて帰るんだよ。」


「はい。お気遣い有難うございます!」


(ふぅ....危ない危ない......さっさとコイツを魚の餌にしないと.....)




 この後はご想像にお任せします(震え声)




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