第3話「走れ!洸!希望の夕陽まで止まるんじゃねぇぞ.........」


前回のあらすじ

ヤンデレ彼女と付き合っている生残というギラギラネームの男と友達になった。



【現在時刻12:10p.m】


『山田宅』


「ただいま〜」


「お帰りなさ〜い。ご飯出来てるからね〜」


「はーい、今行きま〜す」


 僕はそう答え鞄を置き、リビングに向かう


『リビング』


「いただきま〜す!」


「いっただっきまーす!」


 今日の昼ごはんは🍜か、美味しいよねラーメン。チャーシューさえ無視すれば作るの簡単だし、ひきこもりの味方だし、


数分後、、、、


「ごちそうさま〜」


 僕は食器を片付け自室に向かう


『自室』


 さてと、課題は特に無いしやること無いし、ゲームでもやろうかな?早速スマホで......


 TOUCH IDorパスワードを入力して下さい


「忘れてた〜どうしようこれじゃあ暇が潰せない!........プラグに聞くか........プラグー」


「へーい、どうしたんすか〜」


「やることなくて暇だからスマホのパスワード教えて〜」


「このゲームクリアしたら教えてあげるっすよwww」


「えっと.........ちなみにどんなゲーム?」


「Pーさんのホームランバイビーっすよ〜」


「...........オワった...................」


 説明しよう!

 Pーさんのホームランバイビーとは、インターネットで有名になった鬼畜ゲームであり、あまりの鬼畜さに途中ギブアップ続出のクソゲーの鬼畜ゲーだ!ググると出てくるので調べてみよう!


「こうなったらヤケだ!やってやるヨォ!」


「草ぁwww」


4時間後...........


「うわぁぁぁヽ(;▽;)やったよ〜(;ω;)なんとか4時間でクリアできたよ〜( ; ; )」


「おぉwww才能の塊っすねwww」


「やったー!さっそく教えてよ!」


「良いっすよ〜ええと確か...........パスワードはいらなくて指紋認証でいけるっすよwww」


「は?......」ピロン!


「まじじゃん」



「洸ー!おつかい行ってきてくれな〜い?」


「はーい!今行きまーす。.....ふざけるな💢プラグ!」


「いってら〜www」


「はいはい💢じゃあ行ってくるよ」


 僕は母さんからお金を貰い、商店街へと向かう。指紋認証出来るならはじめから言えば良かったでしょ!?




『水本商店街』


 色々買い物して、、、、、


「これで買い物は全部かな。もう6時だし速く帰ろう」


 僕はスマホを使い、帰路に着く。



数分後、、、、、


「...............なんだろう..........」


 僕の後ろから何かはわからないけど視線を感じる.........もしかして誰かにストーキングされてる?


「......誰か......居る?」震え声


 僕が後ろに向かいそう呟くと......


「はぁ、なんでバレちゃったかな?生残にもバレた事なかったのに」


 ピンク色の髪......間違いない!確か儺昰君の彼女のこころだ!


「僕に何か用?特に悪い事した覚えはないんだけど.......」


「........狙ってるんでしょ!」


「へ?」


「生残のこと狙ってるんでしょ!」


「なんで!?」


 どうしたらそんな思考回路になるんだよ⁉︎僕は男だぞ!?生えてるぞ!?普通の男はクザクザネームの同性を好きになったりしないだろ!?何!?どうして!?


「寝とる気なんでしょ!?私知ってるから!カッコイイ生残と付き合いたいんでしょ⁉︎女なら生残はガードが硬いから!」


「えぇぇぇ!?」


 もしかしなくとも腐女子じゃんこの人!その思考回路は十中八九腐女子だよ!?女子を警戒しろ!女子を!僕を警戒するな!男は放っておけ!


「だから君には.......ね?」🗡


ドンドンドンドンドン(無言の洸ダッシュ)


😨💦

 何で何で何で何でなんで!?凄い速度で追ってくるんだけど!?やばいヤバイヤバイヤバイ!?凄い狂気に満ち溢れた顔してるよ⁉︎


🗡(╹◡╹)


「待ってまって!」


「じゃあ止まってくれよ!」ドンドンドンドンドン


「それは出来ないな〜(╹◡╹)」ドンドンドンドン


 速すぎない!?一応主人公補正で速くなっているお陰でなんとかなってるけど!なってなかったら瞬殺KOだろ!?しかもスマホ見ながら&バック待ちだから危ないし走りにくい!!!というかプラグは何処だよ!?


ドンドンドンドンドン


「なんか用っすかwww」


「なんで笑ってんだよ!!!」


「そりゃあ他人のヤンデレから追われて青ざめて逃げてるの面白くないっすかwww」


「性格悪!?人の不幸は蜜の味ってか!?」


「誰と話してるの!?もしかしてそのスマホで生残と!?」


「そんなわけあるかぁ!!!」ドンドンドンドンドン

💢

「待って待って!!!」🗡(╹–╹)


 なんで話が通じない!?同じ人間だろ!?でもあと少しで家に着く!後少しで..........ズッゴゴォォ


「こけたwwwオワタかwww」」


「おりゃぁぁぁ!!!!」


 僕はすぐに立ち上がり、体勢を崩しながらも走り出す!


「頼む頼む頼む頼む.......死にたくない死にたくない!」(焦り)


ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン



『山田家目の前』


 やっと着いた!💦やっと着いた!💦速く入らないともうそこまできてるきてる💦


ピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーン


 速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く

 顔から変な汗がドバドバ出ている.........頼むから速くしてくれよ!


ドン!「うるさい!ってへ!?」


「どいて!どいて!」ズコォ


 僕は勢いよく玄関に滑り込んだ


「はぁ.....はぁ.....なんとか間に合った........」


「なになになに!?どういう状況!?」


「ちょっと.............ね........................」


「ちょっとじゃないでしょ!?凄い汗の量なのなんで!?」


「いやぁ.......って速く鍵閉めないと!」ガチャガチャ

「ふぅ、これで一安心一安心」


「なにが安心なの!?」


「まぁ後でまた話すよ......」テクエクテク


「うん!わかった!」


 はぁ......よかった〜!今日は疲れたし速くお風呂に入ろう........


 ピーンポーン


「.........!」💦ダラダラダラダラ


「はーい!」


「あっ......まって........」


 ガヂャン


「洸くんいますか〜?」🗡(╹◡╹)


「えっ.........」


 あっ......オワッタ


「ところで君は洸くんの何かな〜?」


「うちのお兄ちゃんになにか用.......ですか?」


「いや〜私の彼氏に手出しそうなんだよね〜どうしてくれるの?」


「えっ?ホモなの!?」


「ブンブン」


「違いますよ!うちの兄さんは夜中に〇〇〇〇を大きな音でするし、ベッドの下に〇〇本を隠してたりするやばい奴なんですよ!」


「えっ.........😨💦」


「そ、そうなんだ.....じゃあ私はここで.......」


ガヂャン


「ふぅ、なんとかなったよ!お兄ちゃん!」


「なんとかなってない!」


「まぁまぁ、私はワケがわかってスッキリしたし、お兄ちゃんは命が助かってWIN WINの関係でしょ!」


「本当にそうかな!?」


「速くお風呂入っちゃって!」


「やっぱり妹もヤバい?」


 そんなことを思いつつ、僕はお風呂に入った。

 明日はちゃんとしたコミュニケーションとれればいいけど..........



[次回予告]


 ちゃんとした授業が始まり、ランチタイムで一人で食べるのを防ぐため、生残と食べようとしましたが、圧がヤバい!ので便所飯になりそうです。まさかゲームの中に入って初便所飯のは........


 次回!

「正しい!?恋愛フラグの折りかたwwww」


 やっぱ見てる分には不憫がいいんすよwww





















 





 

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