第2話「事故物件⁉︎ヤンデレ彼女を持つ男ww」
前回のあらすじ
食パンガールズクロスロードを通り抜けたが間に合わなそうなため、プラグの時止めチートを使い無事入学式に間に合った。
入学式終了後、、、、、
『1年2組教室』
「ええと、僕の席は.........あったあった」
入学式が終わり、僕達はクラスに入り、席に着く。にしても校長先生の話長かったな.....
そんなことを考えていると..........
「は〜い、皆さんホームルームを始めますのでまえを向いて下さいね〜」
ザワザワザワザワ
「可愛い」「お○パイでか」「男いるかな」
ドアから銀髪の先生らしきふわふわした人が教室に入りホームルームを始めた。
カキカキカキカキ (さみたけミクロ)
「私がこのクラスの担任の左三鷹美倉といいます〜。担当教科は理科で〜す。よろしくね〜」ペコリ
パチパチパチパチ
凄い拍手の量だなぁ.........特に男子からの......あんなふわふわしてそうな人でもヤンデレなんか.......ギャップ萌え?
「は〜い、次に順番に自己紹介してもらいます〜、じゃあ〜出席者番号の1番からお願いしま〜す」
「はい、俺の名前は.................」
さてと、僕の出席番号は18、この自己紹介でどれほど目立たないかが重要だ。っていっても他の人とおんなじやつすればいい話だけど
「自分の名前は..............」
あっ、前の人挨拶し始めた。というか時間の流れ早すぎ無い?体感1分もないぐらいなんだけど..........プラグなんかしたのかな?
「は〜い、次18番の人〜」
「はい、僕の名前は山田洸です。1年間よろしくお願いします」
「は〜い、次19番の人〜」
よし、なんとかまともに出来た。あとは友人を作るだけだ。少し周りを見てm.......
「はい〜、これで自己紹介を終わりですね〜」
やっぱ早すぎじゃない?まだ男5人ぐらい残ってて、しかも女子も20人ぐらいいるよね?プラグやっぱりなんかしてない?
「じゃあ〜次に友達を作りましょ〜周りの人に話しかけてみて下さ〜い」
友達か..........とりあえず周りを見てみよう キョロキョロ
女子女子女子女子女子女子女子女子女子......僕の周りの男率オワッてない?男はどこだ⁉︎男は!
「ホモっすかwwwアンタはwww」
(プラグ!?どうしてわかったの?)
「わかるっすよwwwアンタの心がわかんなけりゃ晒しがいもストーキングがいも無いっすよwww」
(僕に人権はあるんですか!?)
「ある訳ないじゃ無いっすかwwwというか速く友・人を作らないとwww」
そうだった速く友人を作らないと!キョロキョロキョロキョロ
.........おっ、丁度いいところに独りでボーッとしている男が!早速話しかけ........
「みんなも〜話せたかな〜?今日はこれで終わりま〜す」
えっ.......終わるの早くない?でもよく考えたら歩かないと無理だったしナイスタイミングなのかな?しかも女子に話しかけられなかったし、ついてるな〜
「起立、気を付け、礼」
「さよなら」
ドンドンドンドンドン
「この後カラオケ行こうぜ!」
「スマイルダックスいかない?」
「うん!行こう!」
やっぱり他の人はどっか出かけるのか......まぁ僕には無縁な事だな!
僕はそう思いつつ、独りだった人の席に向かう
「あの、ちょっといいかな?」
「えっ!?なんですか.....?」
なんかめっちゃ警戒されてるんだけど?なんでだろう?別に僕見た目も普通だし話しかけ方も普通だよね!?
「いや、僕と同じようにしてたし、周りに仲良くできそうな人居なくてさ.....もしよかったら仲良くしてくれない............かな?」
「..........うん!よろしくね。ええと、君はなんていうんだっけ?」
目の前の子が急にパッと顔が明るくなる。やっぱり人に話しかけられると驚いた後に少し嬉しくなるよね!(実体験)
「山田洸だよ。気軽に洸とか山とでも言ってくれると嬉しいな」
(なぜか せいざん)
「よろしく洸君!俺は儺昰架生残だよ!よろしくね!」
「うん、こちらこそよろしく!生残君!」
難し!?難し過ぎない?名前のインパクトは凄いけどこれはないだろこれは!親のセンスが無さ過ぎない?なんだよ生き残るで生残ッて!?親が医者かなんかなの!?
ガラガラガラ
そんなことを思っているとドアが勢いよく開いた
「生残〜一緒に帰ろ〜よ〜!ってえっ?」
ドアの所を見るとピンク髪ロングの綺麗な女子がいた。というかこんなキャラいたっけ?やっぱりストーリーに関わりのないキャラはあんまり覚えてきれないな..........
「生残?もしかして........友......達.......?」
「えっ???」
なにこの子めっちゃ怖い目で僕のこと見てくるんだけど..........えっ?僕なんも悪いことしてないじゃん!?
「やめてよこころ!そんな目で洸君を睨みつけるの!」
「..........あぁごめんね?洸君?いやぁ、ついしちゃってさ?」
怖い怖い怖い怖い怖い なにこの子下手なホラゲーキャラより怖いんだけど......ついじゃないよ!ついじゃ!ヤンデレだよね?この子!?絶対!でも僕男だよね?何故!?
「ついじゃないよ!ごめんね洸君.....こころは少しおかしいところもあるけど、悪い人じゃないんだよ!」
「う、うん。こちらこそ怖がってごめん。......1つ質問なんだけどもしかして2人って付き合ってる?」
「えっっ、どうしてわかったの!?」
「う〜ん?.........失礼だけど.......独りだった人に女友達がいるか?といったらいないと思って」
そんなこといったらボッチに彼女なんていないけど.........
「そんなわかるものかな?」
「そんなもんだと思うよ」(てきとう)
「そうなんだ、、、、もしよかったらでいいんだけど一緒に帰らない?」
「へ?」「えっっ?」
「えっ?なんでそんな反応!?」
「いやぁ、初めて会った人と一緒に帰るのかなぁ?彼女もいるのに..........」
「友達の付き合い方がわからないんだよ!」
理由が生々しい........でもわかる悲しさ.......
「なるほど.......僕は良いと思うけど........隣の人は.......いいの?」
さっきから凄い圧をかけてきてるんだけど?気づけよ!生残!
「私は別にどっちでもいいよ〜!」
良いわけないよね?明らかに"私と生残の2人きり時間を奪いやがってよ〜💢アイツ絶対◯す"みたいなこと思ってる目だよ!確実に!
「そっか!じゃあ一緒に帰ろうよ!」
「そうだね〜じゃあ行こ〜!」
「う、うん」
気付け!気付くんだ生残!彼氏だろお前!なら彼女の気持ちくらいわかれよ!
そんなことを思うもどうする事も出来ず、2人について行くのであった。
数分後
「帰宅路」
「へー......僕が初めての友達......?」
「うん。俺は自分から話す方じゃないからね、こころと会うまで独りだったからね。友達ができて凄い嬉しいよ」
「はぇー.........そうなんだー.......」
重いし気まず!待ってくれよ!さっきから重い話しかしてないじゃん!やめてくれよ!ピンクのヤバいやつの視線がヤバいんだけど⁉︎何処ぞの気でも使えるんか!?もう離脱した方がいいなこれ!
「あっ、僕はこっちの道だから」
「わかった。じゃあまたね!」
「うん、またね」
移動中、、、、
ふぅ、やっと離れられた.........さてと、
「ここ何処!?」
うん。そりゃあわからんよね!だって初めて来たもんここ!あぁヤバイヤバイヤバイって.........
「助けて〜プラえも〜ん!」
「えっ、自分に何か用っすか?」
僕がプラグを呼ぶと少し戸惑いながら出てきた。
「うん、プラグ!家に帰れないんだ!助けて!」
「助けてって.......情けなさ過ぎっすねw」
「そんなことをいいから!速く案内してくれ!」
「はぁ、WARP This human 」
ピュルルルー
「えっっ?」
『山田家』
「えっっ?えっっ?」
「はいはい、ワープしましたよ。そんじゃこれで」
「なんかテンション低くない?」
「そりゃあ、何もオモロい事も何もないんすよ、そりゃあテンションも低くなりますわ。じゃあ自分はこれで」
「あ、うん。じゃあね......」
ナ・ニ・コ・レ?初日から気まずいし、遅刻しそうになるし散々では?でも女子から話しかけられなかったし、それは良かったかも?
「まぁいいや、家に入ろう.........」
[次回予告]
ドタバタドタバタドタバタドタバタ
はい、どうも皆さん洸です。今、ピンクのヤンデレに追われています。はい、包丁持って🔪追ってきています...........
誰でもいいので助けて下さい!(必死)そもそも僕何も悪いことしてませんよね!?
次回!
「走れ!洸!希望の夕陽まで止まるんじゃねぇぞ.........」
今回自分の扱い酷くないっすか?
「キャラ設定」
「プラグ・ディペンデンス」
男 60歳 身長163㎝ 髪型よくあるラノベ主人公位の長さ
洸をゲームの世界に拐った張本人でゲームの神様。髪色が緑、青、赤のソフトクリームみたいな感じで性格は良くも悪くも調子者。
ウザいのはゲームのプレイヤーの性格を足して2で割ってマイルドにしたから。
というか彼自身自分の性格と髪色をゲームの民度のせいにしている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます