読書のすすめ
敬老の日に向けて、書店で配布していた『読書のすすめ』というチラシにこんな意味合いの言葉が載っていました。
曰く『本を読むと若くなる』。
曰く『本を読むと美しくなる』。
えっと、事件です。中国の歴代の皇帝が求めた不老長寿の秘訣がこんなところにありました。まさに青い鳥。
焚書坑儒とかしてる場合じゃないです。
コンキスタドールとか、ナチス・ドイツも本を焼いたけど、為政者として必要だったとしても、本を焼くほうが大罪ですからね! 捨ていい知識や思想、歴史とかなんてないからね。あと老ける原因だから(拡大解釈)。
日本も漫画を悪書扱いして焼いたりした人たちがいるんだよね。いまは市民権を得て、クールジャパンとか言ってるけど、漫画やアニメ、オタクにとって暮らしにくい時代も確かにあったしね。
そういえば、ディストピアものになるけどレイ・ブラッドベリ著作の「華氏451度」は本を所持することが禁じられた世界のお話だ。
書物は発見され次第、焼かれるという恐ろしい物語だ。目的は言論統制だったり、社会の誘導、衆愚政治だったりするんだけれど、ボクならあっという間に政治犯にされてしまいそうだ。埋められちゃうのかな?
漫画やラノベ、文芸書や図鑑と一緒に焼かれるのはある意味本望かもしれないけれども、あれだね。図書館を棺として逝きたいな。
わお、この発想はすごいテンション上がるわ。テンション上がりすぎて逆に長生きしちゃいそうだよ! んっ? まさか、若くなってる? ってことでは。
ちなみに紙が自然発火する温度が華氏451度だそうです。
実際にはどうかは分からないけれども、本を読むことによる脳の活性化はあるのではなかろうか。
漫画とかを読んでる人は、気持ちが若い感じの人も少なからず見受けられる気がするのでなくはないような気がする。
気持ちや心持ち、メンタル面に作用していることも少なからずあるだろうし。まぁイヤミスとかばっかり読んでると病みそうなきもするけれども……。
されど若返りという感じではないので、老け込まないという意味でも価値はありそうな気がするので読書いいよね。って話だ。
青春ものとか恋愛ものとかは、いくつになっても読んでいて楽しい気持ちにもなるし、涙腺が崩壊したりするので、感情面でも健康に保ってくれているんじゃないかなとボクは思うのだ。
ちなみにそのチラシに紹介されてる本には、60歳、80歳、90歳とか老いるとか枯れるとかの文字のタイトルの本が多く紹介されていて、独特の視点のラインアップが面白かった。
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