それは一生分じゃないからねっ
とある本屋さんのキャンペーンで一生分の本代をプレゼントというのがあった。
なにそれ、よだれがとまらないよ!
妄想も大爆発でとまらないよ!
一生分の本。なんて甘美な響きなんでしょうか。そんな甘い夢に浸れる人がいるのかと思うと、悔し涙も大河のようにとまりません。
一般家庭で一年の本代の平均が10,628円。それにかけることの平均寿命が約87歳ぐらいで、93万円前後。まぁ100万円で妥当かもしれない。
(金額に関してのソースは総務省統計局によるもの。下部にソースのURL貼っておきます。興味のある人はそちらへ)
だがな、本好きで一生分の本の値段が100万円ポッチしかないわけがないんだよぉぉぉ(とりあえず叫ぶスタイル)。本が好きな人の家庭平均で再計算お願いします。
そうだなぁ。毎月1万、年で12万円は譲れない。むしろそれだと足りなくて困るまである。つまり平均寿命まで生きたとして、一千万はこえるのじゃよ? 桁が一個足りないけど、大丈夫? 答えはのーです。
発想はおもしろい、当たったら嬉しい。それは間違いない。むしろ当たってほしいけれども。10年ももたないよな~って思っちゃう。
僕のホンゲル係数は秘匿事項だけど、一般家庭には分類してもらえないとは思うんだ。
TVとかの景品で、たまに見かけるのが、カップラーメンとかジュース一年分とかあるじゃないですか? このあたりだと365個とか届くそうです。かるく迷惑なきがする。
ガソリンとか米とか、もうどうやって一年分って計るのかがわからないものは、本代のように総務省統計局のデータを元に算出するのが基本らしいです。
つまり、本代の算出方法は僕がどうやってここで歯ぎしりしながら論をぶち上げたところで変わらないし、増額もないってことなのですな。ぐぬぬぬ。
なにが言いたいかというと、カップラーメンとかの計算方式に代えて、一生分の本ということで、毎日1冊、年365冊、87年で約32000冊を提供してくれるのが心意気ってもんじゃないかなぁ。と思うんだけどどうだろうか?
問題はその量をどこに収蔵するかになるが……。
余談だが、学生の頃、本屋さんでバイトしていたときの話。給料が本の現物支給のようになっていた過去を思い出した。本屋さんで働くのは僕にとってもっともお金が貯まらないヤツだったしれない。
取り置いてもらった本を、給料と引き換えに給料日に持ち帰るスタイル。なんて夢のようなことをしてたんだ! うらやましい!!
◆総務省統計局 読書に関する支出(平成30年10月15日発行)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/tsushin/pdf/30_10.pdf
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます