弱点はのりもの!?

 バスとか電車とかに著しい脆弱性を見せる僕です。というか、乗り物との親和性が高いとも言えるかもしれません。


 といっても三半規管が弱くて、乗り物酔いをするとかそうゆう方向ではございません。まどろみ。これにつきます。


 公共の移動手段を利用すると、ほぼ間違いなく、恐ろしい眠気に襲われます。不可避です。スイマー来襲です。


 どんなに前日にしっかり睡眠をとっていようが、朝から気分爽快であったとしてもです。


 なので、移動中に本が読みたい僕としては、この睡魔との戦いは頂上決戦的ななにかなのです。おおげさ。でもがんばって目を開きますが。


 あの揺れが、いけないのです。本当にちょーどよい振動なのです。


 ということで調べてみたら、研究してる偉い先生がおりました。さすが偉い先生。さすせん。1Hz程度の揺れが人間に睡眠を促すのに少なからず効果があるようなのです。1Hzというのはだいたい1秒間に1回揺れる感じらしいです。


 赤ちゃんや猫を抱いたことがある人なら、経験があるかも知れませんが、抱っこっするとなぜか、左右に体を揺すってしまうのです。無意識に揺れてる自分がいました。


 あのスイングがゆりかごの様に、つまり眠りを誘発する、潜在因子を植え付ける行為なのかもしれません。これはいけません。


 まぁ、赤ちゃんも猫も、近くにいると誘われるように、こちらが眠りにおちることがあるのですが、それはそれでまた興味深い、睡眠剤ですが。


 一定のリズム。そう、こいつはやべーやつだったのです。


 おや、偶然にもここに五円玉に糸を通したヤツがあるではないですか!


 よーく、見つめていますね。みーぎ、ひだり、みーぎ、ひだり、み……。ぱたっ、ぐうぅ。Zzzzzzz。


 僕もここまで単純だと眠るの失敗したりしなくて良いんだけどなぁ。


 夜に文章書くとどうしてもアドレナリンがでているのか眠れなくなっちゃうんだよねぇ。困ったものです。


 そうだ、一定のリズムでキーボードを打鍵しながら文章を作成していればドンドン眠くなってすぐに眠れるじゃないか! と思ったけれども、それだと文章が完成しないじゃんってなって諦めました。考えオチにもほどがあります。


 気がついたら終点。


 本に集中しすぎて終点まで行っちゃったこともいい思い出ですか? そういえば、なんであんなに人の出入りが激しい場所での読書に集中できちゃうのかも不思議現象だと思っています。


 ちなみに〇び太くんは本を開くと1ページも読まない内に眠ってしまえるらしいけれど、それだと人生の10割を損していると僕は思うんだ。

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