寒いって言ったら罰金な
「寒くなってまいりました」
曖昧な表現。「まいる」はきました的なニュアンスもあるし、降参とか困るという意味合いにも取れるので、この文章表現は今ひとつなのでは?
もちろん、前後の文章でその意は伝わるかも知れないけれども、読んで直感的に理解できるものを書かないといけないと思うんですよね。反省。
と出だしを書き始めていきなり脱線しました、ごきげんよう。
寒くなってくると、なんとなくやってしまうことがありました。
これです。
「寒いって言うから寒くなるんだよ」
「そんなばかな」
「いやいや、寒いって言われるたびに体感温度が一度下がるから」
「寒い寒いさ~む~い~」
「お前は俺から体温を奪うつもりか! 低体温症になったらお前のせいだからな」
「ふへへ。寒さに震えるが良い」
「残念、小刻みに震えるってことは体温を無限に生産するにほかならないから」
「じゃ、寒いっていっても平気だよね」
「それとこれとは別問題だ。精神も凍るから」
「寒いにそこまでの力はないよね?」
「
「でた中二心をくすぐるワード第25位。第1位から第10位をあてるまで帰れないから」
「なんでだよ、もう面倒くさいな。寒いっていったら罰金だからな」
「そうきましたか。ならばトラップカード発動。このカードが場に出たら全ては逆転する」
「ちなみに一回百円だから」
「小次郎破れたり。いむさ。いむさ、いむさ」
「なにそれ」
「反対からいってみた。はよ300円くれよー」
「はっ逆転してるのか。いむさ、いむさ、いむさ!」
「いむさ、いむさ、いむさ!」
「あほーあほー」
「戦いは虚しいね、いむさ」
「や、やめようぜ……」
「そうね、いむさ。あ、最後にひとこと付けると滅びの呪文っぽいかも、いむさ」
「バ〇スじゃねーぞ」
「ふへへ」
グダグダになるやつ。
だいたいにおいて、先の理論だと、もうこの辺一体は氷河期に突入する頃合いかもしれん。言霊って怖いね。
こういったくだらない会話だとずーっと書いてられる気がする。気のせい?
というか、最近の子供たちはこんなくだらない会話しないのかしら……。
しょせん、寒空のもとに考えるものは、こんなことばっかりだ。まったく嘆かわしい。知能指数の低下が叫ばれている。主に僕の。
このパターンには、暑いとか、疲れたとかのバリエーションが豊富なのも見逃せないポイントだろう。
でも、まじで、寒いって言われると寒くなる気がするんだよ。言われてしまうと、そうかなって思考が誘導されるから。
だから天気予報で必要以上にそういわれると、滅ぶレベルで軽く洗脳されてしまいそうなのでやめていただきたい。お願いね。
いむさ。
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