第2話 葉隠れとノーベル文学賞 詩人になれない男 其の2
はた氏は思う!
執筆スピードだけは速い!
まぁ内容は終わっているだろうが、
「出来た!」
「執筆すると心なしかダメージを受けて
気分が悪くなるんだが・・・」
自分の考え生き方を真逆に変えるんだ
まあそうであろう!
世の中の道は・・・所詮は一つ
思い悩むな・・前向きに生きろ!
物事には・・背を向けるな!
相手を羨むな・・自分の糧にしろ!
後ろを振り返らず・・前を見て・・胸をはれ!
世界の大きさを・・黙って受け入れろ!
自分を認めて強く・・・生きろ!
おーいきなり
形にはなってきた!
出来は怪しいが
随分と男臭い、最近では見なくなった
系統、私にはかけそうもない!
需要はなくもないか!
ビジュアル系やナイスガイのオヤジの
イラストつけてこれ貼り付けたら
男臭い輩や脳筋
女性がイラストに騙されるかも知れん
詩人や小説家は際限なく理想化されて
高く見られる節もある!
「かんがる〜もうちょっと
哲学的に書けないか?人生とか想いとか」
「恋愛系??」
恋心は〜.うちに秘めるもので〜.
死んで亡骸になり!
燃やされて消える時に!
ふと想い人に、もしかしたら?と
気づいてもらえる〜恋こそが
伝える恋よりも〜深い〜恋ではなかろうか
はたさんは硬直した!
なんて罰当たりな!
【葉隠 忍ぶ恋】じゃねえか!
間違っても軽々しく引用改変などできない
詩人による完全形態の一つの形
理想の究極形態の形である!
「かんがる葉隠れって知ってる?」
「何それ忍空?ナルト?」
かんがるの人間の屑としての能力は
ワールドクラスだが
考え方を真逆にしただけで
ものの15分で悟りの境地に無自覚で
到達したのか?
葉隠れを知らずに同じようなものを組み上げるとは天文学的確率よりはるかに低い!
恐ろしい化け物を生み出してしまったかも
知れん
>かんがる
「俺気分悪くなったから落ちるわ」
その後 はた氏は夜、悪夢に苛まれる!
かんがるが!15分で、文学作品を量産
いつのまにか教えるどころか追い抜かれ
おーはた【君】元気でやってる!
上から目線での子供扱い!
果てはノーベル文学賞?!
これを取るには屑っぷりも大いに必要になる!だがその点かんがるなら余裕である
主義主張など状況で簡単に捨て去れる!
ノーベル文学賞の受賞の系統
政治的でアメリカに有利な好まれる話なら
子供でさえ突如選ばれる
アメリカの思惑に会う政治的な作品を書いたものの受賞ラッシュが続いている
もしくは宗教が絡むもの
主語を、書き忘れただけで
あるものが神に遭遇した、
神を表す一節であると唱えると
カトリックプロテスタントがフル支援に付き
最有力候補に繰り上げなど普通に起きる!
こういう裏工作や自分の主義主張を
簡単に捨て去り相手の都合を馬鹿にしながら
余裕で書けるかんがるなら充分
あり得なくもない!
そして悪夢の最終章
ノーベル文学賞受賞のかんがる氏
受賞の感謝の言葉や賞金は!
「吉原の推しのooo嬢に感謝
賞金で風俗に通います!」
指をたててガッツポーズ!
全世界の詩人の恥!
日本の恥の世界中継!
「うわあああああ!!」
すごい寝汗をかいてはた氏は飛び起きる!
正夢にはならないよな・・・
次の日
「かんがる〜多分この分野、才能ないわ」
「やっぱり、俺もここまでダメージを
受けながら書きたくないわ」
「俺、詩人やめるわ」
そして世界や日本に平和が訪れた・・・
かんがる
作成日:2020年4月7日
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