詩人と戦ったファンタジー作家

かんがる

第1話 詩人になれない男


かんがるさんは突如

詩人になりたいと呟く!


崇高な理念もなく

数行で評価を爆稼ぎする!

人が羨ましいだけである!


詩人 はた氏の作品を見て思う!

詩というものがよく分からんので

多分どこかが良いのだろうと漠然と思う!


悩んでもしょうがないので

はた氏に相談に行く!


「楽して物書きポイントを爆稼ぎしたいので

詩の書き方を教えろ!」


「たった今、たちどころに100ポイントを

数行で稼ぎたい!」


えらい喧嘩の売り用である!


舐めてるのかコイツは!

詩人のはたさんは間違いなく思っただろう


まともに相手をするのも面倒

超適当

「思ったことを書けばいいそれだけだ!」


ハイスペック詩人のはた氏の思った事と

かんがるの思った事では

月と生ゴミの開きがある!


竹藪焼けて 布団が吹っ飛んだ

あー楽して 物書きポイントを稼ぎたい!


かんがる氏にしては多分改心の作である

非の打ちどころがない!


はた氏は頭を抱え

これは読みにきたやつの時間いや

寿命の無駄!悪質なトラップでしかない!



あーそうだ!

ティンときた!


かんがるは妬みそねみの怪物

世の中や自分に対する不満で溢れている!


「かんがるさん貴方は世の中の不満や

自分のあり方思ったことの

【逆を書けば良い!】

多分それなりのものができる!」


かんがるとしても出来、不出来、

プライドよりポイントが欲しい!


わかった!そんなものでいいのか

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