一途な思いに心打たれました

フミの意図的な冷たい返答で、マヤの隠していた気持ちが溢れたのでしょうか。普段はしないという提案を彼女からする場面で垣間見られました。
お酒の力任せでも本音を言いたい彼女の思いがひしひし伝わってきます。健気で可愛らしいです。

終盤にかけての展開は特に胸のときめきが抑えられません…!

ダミーの指輪を付けてまでマヤを思い続けるフミの一途さに、とても心を打たれました。好きな人は誰かといった話題で『全然わかんない』と言い放つ彼女に対する彼の切なさが滲み出ていてやるせない…。細かな所作から伝わるマヤへの優しさに、なおさらそう感じます。

頻繁に二人で居酒屋へ行くほどですから、相当仲が良いのでしょう。だからこそ素直な気持ちを打ち明けにくく、お互い踏み出せずにいたのだろうなと思いを馳せるばかりです。

素敵なお話でした。ありがとうございました。