行政区分:国・邦・州・街・町・村・邑・里
この世界の大まかな行政区分は、国(くに)>邦(くに)>州(しゅう)>街(まち)>町(まち)>村(むら)>邑(むら)>里(さと)に分けられる。
・国(くに):一つの国を示す言葉。人数や広さに等に規定は無く、都市国家等の場合、国(くに)=一つの邦(くに)=一つの州(しゅう)=一つの街(まち)の場合すらある。国を取りまとめる中心都市を主都(しゅと)または都(みやこ)と呼ぶ。
・邦(くに):行政上の居住区分のひとつ。概ね1~5個程度の州の集合体で住民数100000~500000人程度ので一つの邦を構成する事が多い。行政の中心として邦を取りまとめる中心都市を邦都(ほうと)と呼ぶ。
・州(しゅう):行政上の居住区分のひとつ。概ね1~5個程度の街及び周辺村邑の集合体で住民数20000~100000人程度で一つの州を構成する事が多い。行政の中心として州を取りまとめる中心都市を州都と呼ぶ。
・街(まち):行政上の居住区分のひとつ。概ね住民5000人以上の集落を表す言葉。
・都(「みやこ」または「と」):街の呼び方の一つ。元々王の住まう街の事を呼ぶ為の言葉だったが、その地方の中心的な役割を担う街に対して使われる事が多い。また、人口も他の街より飛びぬけて多い事が多い事から、人口の多い街を都と呼ぶこともある。
・町(まち):行政上の居住区分のひとつ。概ね住民800~5000人程度の集落で、概ね5000人を超えると街して扱われる様になる。
・村(むら):行政上の居住区分のひとつ。概ね住民300~800人程度の集落で、概ね800人を超えると町して扱われる様になる。
・邑(むら):最小単位の行政上の居住区分。概ね住民100~300人程度の集落で、概ね300人を超えると村して扱われる様になる。
・里(さと):農作業、季節狩猟などの為に一時的かつ定常的に形成される居住地の事を指す言葉。
要は、農繁期、狩猟季節などの時期に遠い田畑で作業したり、森の奥で狩猟を効率的に行う為に、毎日そこに通うののではなく、近隣の農民・猟師が揃って合宿所的なものを作ってしばらく共同生活を送る場で、それが定例化して毎年同じ時期にその場で暮らす様になるとその場所に固有名詞が与えられ、その名で呼ばれる事になる。これを里と呼ぶ。
なお、国を幾つか纏めて一つの行政区分でとらえる時、その行政区分を執っている方式に応じて、帝国(帝政の連合国家)、連邦国(連邦制の連合国家、)などと呼ぶことがあるが、特に定まった言い方がある訳では無い。
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