第3話まさかまさかのストーカー?

パイトリ村を出立てから、妙な視線を感じた。

後をチラッとみたら隠れるし、どうにかしがたいもんだ。


…はあ〜 。と溜息ついて「ココア、奴を私の前に連れて来い。」


「はーい♡」と共に

「ぎゃぁぁぁ…」

あっ、これ手加減ないやつだ。

…たまにソユとこ嫌になるんだが、

今回ばかりはブチ切れた!


魔王のティアレスだった。


ちなみに魔王は、下が名前。

「ダクマタ」が名字らしい。


ちなみにココア(アイスドール)の元上司であると付け足しておこう。


「手間が省けた。その首、今すぐ落としてやろう!」


剣を上段に構えて斬ろうとした時、…何故かココアが前に出た。


私はココアに「何故にそいつを庇う?」

冷たい言い方は、私を嫁にしたいとほざいたからだ。

しかし、ココアは素早く耳打ちしてきた。

「なるほど。ココア、あそこに丁度いい茂みがある。行っといで。」


そう聴いた瞬間、「…ティアレス様 はぁっ!はぁっ…」


…ココアの瞳は肉食獣が獲物を狙う瞳だったなと後に語る。


「…何?何をするつもり?」ティアレスは怯えてたな。


で、「きゃあァァァァ…」

ココアに茂みに連れ込まれた。


*(ここからはかなり激しい内容となってますのでお見せできません、悪しからず。)


1時間程して帰ってきたティアレスはぐったりしていたな。


「はぁっ!はあっ?」


ココアはやっとわれに帰った様だ。

私は経験ないからでも解るくらい激しい声だったなと伝えておこう。

そんな満身創痍なティアレスに私がかけた言葉は「貴様はもう、私の義弟だ!ココアを。私の妹を頼むぞ?」


多分、ティアレスは聴こえてなかっただろうから、復活したら釘刺しておこう。

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