2,赤と金の出会い
今日は一等素晴らしく晴れ渡り、まさに入学するのにふさわしい日だ。
遙か遠くに聳え立つ、クロノスの木がよく見える。
クロノスの木とはこの大陸のど真ん中に生える、深く根付いたとんでもなく巨大な大樹だ。
世界の心臓だとか、神様の宿り木だとか様々な説が飛び交うが、ステラの認識としてはただの観光名所である。
揺れる新緑が、まるでステラの入学を祝っているかのようだ。
暫く風に揺られてクロノスの木を眺めていると、一台の豪奢な馬車が隣を通って行った。
四頭立ての、王族が乗っているかのような馬車だ。
「(もうそろそろ着くんだ)」
ステラがこれから通う学校は、貴族や優秀な家系の人間が多いドルネアート国のトップの魔法学校。
その中で平民代表とも言えるステラがやっていけるのか?
誰から見ても不安の塊だが、当の本人はどこ吹く風だ。
「おぉ、凄い迫力……!」
箒の上から、学校の全貌を眺めて息を飲む。アルローデン魔法学校に来るのは入試以来だ。
今日から三年間、この学校がステラの家となる。
何処かの国のお城みたいに大きな建物が探求心を擽るが、今は押さえ込むしか無い。
実家を出た時に少しだけあった不安はすっかり吹っ飛んでいて、今となっては希望しかない。
箒から降りて校門まで行くと、何やら人集りができているではないか。
「もうクラス発表⁉」
やっば、初日からやらかした!
ステラは走ってその集団に駆け寄った。
「レオ様! 本日から三年間、毎日お会いできるなんて光栄ですわ!」
「入学式が終わりましたら私のお茶会にいらしてくださいな、レオ様のために良い紅茶を取り寄せましたのよ!」
「まぁ! レオ様は私のお茶会にいらっしゃるのよ!」
「何をおっしゃるの! 入学式の後、レオ様は私と城下へ行くのよ!」
「なんですって⁉」
なんか違うぞ。
出遅れたかと一瞬焦ったが、どうもそうではないらしい。
「遅刻はしてないし……なんだろう、この集まり」
騒ぎ立てる少女達は、ステラの住んでいた村では見ない、華美なドレスを身に纏っている。
喧嘩なら仲裁に入らねばと考えたが、どうやらそんな血生臭い空気でもなさそうだ。
「(困ったなぁ……)」
喧嘩じゃないなら、この人集りはなんなのだ。
そのお嬢様達が屯している場所を通らなければ、ステラの学園生活は始まらない。
意を決して、お嬢様の一人に声を掛けた。
「ごめんね。そこ、通してくれる?」
「あら、ごめんなさい……まぁ!」
まぁとはなんだ、まぁとは。
一人の大きな声で、少女達の視線が一気にステラに集まった。
個性的な色のため、生まれてから僅か十五年間で、様々な視線を集めてきた。
何回この視線を浴びても気持ち良くはない。だが、そのたびに婦警さんの笑顔が思い出されて、胸を張ることが出来る。
「婦女が一人であんな荷物を……」
「普通は付き人に持たせるものではなくて?」
「もしかしてあの服装! 平民じゃないかしら」
「それに赤い髪の色、隣国の血を引いているのね。来る国を間違えているのでは……」
扇子で口元を隠しながら声を潜めているが、全て丸聞こえである。
ヒルおじさんに言われたことを思い出しながら、可憐な少女達の間を歩く。
『何処の国でも貴族は平民を見下す人間がいる。けどそんな奴に負けるんじゃない、お前は誰よりも強い!』
まぁ、スポ根である。
もうあと数歩歩けば中に入れる。
その時、一人の少年がステラの前に立ち塞がった。
「中に入りたいんだけど」
「珍しいな」
ザァッ……
風がステラの前髪を撫で、視界をクリアにしてくれた。
女の子の中から、一人の男の子が出てきたのだ。
一言で言ってしまえば、綺麗な顔立ちの男の子。
サラサラな金髪を靡かせ、空を切り取ったような天色の瞳が印象的だ。
鼻筋がスッと通って口は上品に収まっている。芸術品かと疑うほど整った顔は、女の子達が騒ぎ立てるのも納得がいく。
何処かで見た気がするが、果たして何処だったか。
「この学校は魔力の高い人間しか入れないだろう。貴族ばかりで平民の合格は難しい筈だ」
ハッと我に返る。
いかんいかん、不躾に人の顔をジロジロ見るなんて失礼だ。
男の子の発言に対して、負けじと口を開く。
「貴族だからなに? 魔法を学ぶにおいて身分も何も関係ないって、説明あったじゃん」
そう、ここでは実力が全て。
ハングリー精神で貴族だろうとなんだろうと、超えていかねばならない。
スポ根英才教育を施されているいるステラにはどんと来い、というくらいだ。
「そんな謳い文句を間に受けてんのか?」
「実際平民である私が受かってるもん。間違ってはないでしょ」
「へぇ……」
なんだこいつ。人を頭の天辺から爪先までジロジロ見やがって。
「ま、平穏に三年間過ごしたいなら、敵を作らないことだな」
「ご忠告どうも」
「ちょっとあなた! さっきからレオ様になんて無礼な態度なの!」
一際豪華なドレスに身を包んだ、ミルクティー色のドリル縦ロールを揺らしたお嬢様が、一歩前に進み出た。背筋がピンと張っていて姿勢がいい。
「もしかしてレオ様をご存知ないかしら?」
「まさか! いくら田舎の山猿娘でも、レオ様を知らない筈ないわ!」
ドッ……と笑いが起こる。
見たことはある、筈だ。
モヤモヤして目の前の金髪を細い目で見つめるが……やはり思い出せない。
どうしたものかと大荷物を抱え直すと、助け船がやってきた。
「おーい、お前達ー」
一人の男性が〝レオ様〟の後ろの扉から顔を覗かせた。
「さっさと中に入れよー、入学式が始まっちまう」
教師、だろうか。
気だるげな目と鳥の巣のような頭が印象的だ。
間延びした喋り方が、二人の険悪な空気を変に和らげる。
今度こそ〝レオ様〟とやらの横を通って中に入ろうとすると、先ほどの教師らしき男の人に持っていた荷物を取られた。
「ひぎゃっ⁉」
「あっ!」
重たかろうと、小柄なステラを気遣っての配慮だ。
しかし荷物はステラの魔法が掛かったままだ、重さはせいぜいパン一個分くらい。
一番大きくて、重たそうに見えたボストンバッグを持ってくれたのだが、目いっぱい力を入れた男性は後ろに転んだ。
「大丈夫ですか⁉」
「いててて……見た目より随分軽いなー」
「すいません、運びやすいように魔法で重さを軽減していたんです!」
「重さ……そうか、お前がステラ・ウィンクルかー」
「え、なんで知っているんですか?」
教師(仮)が立ち上がって服の汚れを払った。
「いやぁ、入試でも話題になってなー。ドルネアートではあまり見ない属性の〝重力〟にその赤毛だろー? 教師達も興味津々だったんだわー。セレスタンの血を引く子が入学したってなー」
余談ではあるが、この大陸には三つの国が存在する。
一つはドルネアート国、ステラが生まれた国だ。
伝統的な建物が多く、彫刻やガラス細工など芸術が輝く国だ。数多くの鉱山を持ち、質の良い宝石は、国の財産でもある。
ドルネアート国の血を引く人間は、髪が金や茶系が特徴として挙げられ、目の前の〝レオ様〟がいい例だ。
もう一つは先ほど教師(仮)の言っていたセレスタン国。
ステラやヒルおじさんのような赤髪がベースとなる。
セレスタン国は海産物や花、果実が特産物として上げられる。街は白い壁で統一されており、彩り取りの花が街を飾っていると雑誌でよく見かける。
最後はネブライ国。
ステラの実家に置いてあったガイドブックには、赤褐色の縞模様の国として紹介されている。歴史のある鉄鉱山が多数存在し、ネブライ国内で精製された上質な鉄は、各国に輸出されているくらいだ。
実際見たことはないが、ネブライ国の血を引く者は黒髪や青い髪が多いと聞いている。
それぞれの特色を持つ国が連なって、この大陸はできているのだ。
「しかし今年は珍しい年だなー、ステラもそうだがレオナルドも入学した。またとない学年になりそうだ」
「レオナルド? 誰ですか?」
「俺だよ」
〝レオ様〟が地面に散らばった、ステラの荷物を拾った。
本名はレオナルドというらしい。
……あ。
「わかった‼」
ステラの頭の中でパズルのピーズが綺麗にハマった。モヤモヤした霧が晴れた気分だ。
ビシィ‼ と〝レオ様〟を指す。
「レオナルド・ウル・ドルネアート! 第二皇子様だ!」
「指さすな」
レオナルドが顔をしかめて指から逃れ、教師(仮)によって、ステラの腕が下ろされた。
近所のおばさんから、よくこの国の王族の話を聞かされていた。
確かおばさんの推しは〝レオ様〟の兄だ。
実家にいた頃、嫌というほど兄の方の姿絵を見せられていた。
「いやー、スッキリした!」
「お前なー、自国の王族の顔くらい覚えとけよー」
「えへへ……」
「……っていうか入学式! 始まるからお前たちも中に入れ!」
血相を変えた教師(仮)は、まだ地面に散らばっているステラの荷物をかき集めた。
後半から完全に蚊帳の外になっていたお嬢様達が再び犇めき合い、〝レオ様〟を守るようにサイドを固める。
「この荷物は寮に入れておくからなー! 絶対遅刻するなよー!」
「あっ! ……行っちゃった」
引き留める間もなく、ステラの荷物を抱えた教師(仮)はスタコラサッサと走り去った。
「さぁレオ様。私達も参りましょう」
「……そこのお前」
「な、なに」
急に話を振られて思わず後ずさりしてしまう。
数秒見つめ合い、変な沈黙が流れる。
身構えたステラからようやく視線を外し、〝レオ様〟は背中を向けた。
「あんまりはしゃぐなよ。授業に付いていけなくなった時、恥をかく」
「は?」
一瞬何を言われているのか、わからなかった。
何も言い返せないまま、お嬢様軍団に囲まれた〝レオ様〟を見送るしか、出来ない。
次第に頭の中で言葉の意味を理解する。
「……馬鹿にしやがってぇ……‼」
ステラは固く誓う。
皇子だろうとなんだろうと関係ない、こいつだけはいつか必ず泣かす、と。
******
「よーし、それじゃ授業を始めるぞー」
相変わらず気だるげな目で入ってきたのは教師(仮)改め、カルバン・ジェーン。
校門で出会った彼は、正真正銘の教師、しかも担任だったのだ。
故に(仮)は、ステラの中からめでたく削除されることとなった。
今日から本格的に授業が始まる。
ワクワクしながら教科書を開くと、隣から小さな笑い声が聞こえた。
「ふふふ……。そんなに授業が楽しみ?」
「もちろん!」
亜麻色の髪を胸まで垂らした美少女。
寮の同室であり、友達になったばかりのリタ・レブロンだ。
とてもステラと同じ年とは思えない落ち着きっぷりのしっかり者で、口元の黒子が大人っぽさを醸し出している。
同じ平民出身ということもあり、ちょっとした話でも盛り上がる貴重な存在だ。
「ほいじゃー、今日は手始めに使い魔召喚の術でもしてみるか!」
「使い魔⁉」
「それは超高等魔法ではなくて?」
カルバンの一言に賑やかな声が返ってきた。
「(使い魔かぁ)」
ヒルおじさんの使い魔の赤い鳥が、昔よく遊んでくれたのを思い出す。
まさか自分が召喚しようとする日が来るとは。
リタが肘を突きながら教科書を捲った。
「使い魔召喚は才能とセンスが必要なのよね。持っている人の方が少ないわ」
「そうなの?」
「って教科書に書いてあるわ」
ほら、とリタに指定された箇所を読み込んでいると、カルバンが魔法陣を描き終えた。
「……あの魔法陣、ちゃんと消えるのかな?」
「万が一汚れが落ちなかったら、掃除のおばちゃんに怒られるのはカルバン先生だけよ」
「そらそうだ」
二人の少し外れた方向の心配をよそに、カルバンは大きく手を叩く
「よーし。呪文はケアハーロ・ヘレマイ。まずは……前の席に座っている君からいってみるかー?」
「ぼ、僕ですか⁉」
「そんな緊張しなくていいぞー」
「はひ……」
動きにくそうな上等の服を着た男の子が、魔法陣に震える手を翳す。
「……ッ! ケアハーロ・ヘレマイ! (召喚術)」
シーン……。
悲鳴のような声で呪文を唱えるが、何も起こらない。
「そ、そんな……」
「あー……、世界の終わりみたいな顔すんな。成功したら儲けもんくらいに考えとけー」
それから次々に挑戦者が魔法陣の前に立つが、ことくごとく破れていく。
そしてついに、あの〝レオ様〟の番になった。
「レオ様ー!」
「頑張ってくださいませー!」
今日も今日とてこの人気。女子からの熱い視線と、男子の羨望が折り混じった視線を一心に受け止めている。
〝レオ様〟に入学式で言われた言葉は強くステラの中に残っており、第一印象は最悪である。
声を潜めてリタに頭を近付けた。
「ねぇリタ。入学式から思ってたんだけどさ」
「うん」
「あの〝レオ様〟の髪って凄いサラサラじゃん? 将来絶対禿げるよね」
リタが盛大に吹き出し〝レオ様〟に集まっていた視線を全て掻っ攫うことになった。
しかもカルバンに怒られるという最悪の始末だ。
「気を取り直してやってみろー」
「はい。ケアハーロ・ヘレマイ! (召喚術)」
教室中が急に熱くなった。
「見て! 魔法陣が!」
リタが声を張り上げた。なんと魔法陣の上で炎が渦を巻いているではないか。
「(綺麗……)」
不覚であるが、ステラはその美しさを認めてしまった。
暖かな色の熱が消える頃、何かが魔法陣の真ん中にいた。
「ほぉー……レオナルドが一番乗りだったか。流石だなー」
「ありがとうございます」
教室中の生徒が身を乗り出し魔法陣を覗き込む。
そこに鎮座していたのは、一匹の雄ライオンだった。
「って‼ フログレオン⁉」
カルバンが使い魔の正体を目視すると、素っ頓狂な声を上げた。
「フログレオンは、初代ドルネアート王にも仕えていた使い魔って文献が残っている。こいつを召喚した人間は、この歴史上でも指折り数える程度だった筈!」
「そうなんですか?」
「そうなんですかって、お前なぁ! ある種の歴史更新かもしれないんだぞー⁉」
「大げさですよ」
雄ライオンはレオナルドに顎を撫でられると、満足げに喉を鳴らす。まるで大きな猫のようだが、本当にカルバンの言うことは合っているのだろうか。
「レオ様にピッタリですわ」
「なんて凛々しい……」
確かに名前も被ってピッタリと言えばピッタリ。
「お前の名前は〝ウル〟。俺のミドルネームを授ける」
「は。誠心誠意を尽くし、お仕え致します」
ウル、と名付けられたライオンはレオナルドに傅いた。
金色の鬣が召喚した本人とそっくりだが、こちらは禿げる心配はしなくてよさそうだ。
召喚の術を解き、席に戻ると思いきやステラの前までやってきた。
「で、誰が禿げるって?」
「げ、〝レオ様〟だ」
ばっちり悪口は聞かれていたようだ。心なしか背後に黒い空気が見える気がする。
「お前に〝レオ様〟って呼ばれると悪寒が走るから、わかるんだよ」
「次はステラー」
「はーい!」
「あ! 待て!」
「ふん! 見てな、私だって召喚してやるもんね!」
前に躍り出ると、ステラは今までの生徒達と同じように魔法陣の上に手を翳した。
思っていたより複雑な式で、この短時間でよく書き上げたものだと内心驚く。
「ステラの使い魔はゴリラかもなー」
「優しくて逞しくて知的、包容力も兼ね備えた生物の王者! 来てくれること願ってます!」
「使い魔に包容力を求めるなー」
ゴリラとヒルおじさんがステラの頭の中で照合され、何パーセントか一致したところで魔法陣がステラの魔力に反応して光る。
すかさず呪文を唱えた。
「ケアハーロ・ヘレマイ! (召喚術)」
誰もが魔法陣の上で、ドラミングするゴリラを想像した。
魔法陣がより一層輝きを放つと、教室にいる全員に重力が掛かった。
「きゃあ!」
「な、なんだ!」
これはヒルおじさんに魔法を掛けられた感覚とよく似ている。
ステラは足を開いて、自信の重心を後ろに倒した。
「こんのぉ……‼」
カルバンが教室にいる生徒に保護呪文を掛けるが、術者のステラには相変わらず重力が掛かったままだ。耐えれど耐えれど、使い魔は出てこない。
「ステラ! 危険だ、中止しろ!」
「大丈夫です!」
魔法陣の上の空間がねじ曲がっている
もう少しで会える。再度足を踏ん張った。
身体が軋み、まさかの引力まで働いて引っ張られる。これではまるで綱引きだ。
自分に掛かっている重力を軽減する余裕も無く、右腕を左腕で支える。
「出ておいで‼」
歪が一層ひどくなった。
渦巻きの中から赤い〝何か〟が落ちたと同時に、ステラも重力から解放された。
「ぎゃっ!」
急に綱引きが終わったことで、後ろに転がった。
額には大量の汗、息切れもして筋トレ後のようだ。
何故〝レオ様〟はあんな優雅で、こちらはこんなに泥臭いのだ。
召喚した使い魔を確認しようと起き上がる。すると顔面に柔らかいモフモフが直撃した。
「ぶふっ!」
「ステラの使い魔は……狐の赤ん坊か……?」
「き、きつね?」
顔に引っ付いた毛の塊を引き離し見ると、キュルキュルお目目の赤い狐。それも小さい。
「小生は赤ん坊ではない。む? 貴様が小生を呼び出したのか。さっさと名を寄越せ」
「なんか小生意気!」
カルバンがステラの腕を覗き込み、頭を捻った。
「カルバン先生、この子の種族は何ですか?」
「なんだろうなぁ、先生も初めて見たぞー。……喋れる狐、だな……」
「お、おぉ……」
「んん――……ま、成功ってことで納めとけー。また種族は調べておいてやるよー」
「(適当だなぁ……)」
ステラの腕の中で、子狐が大きく欠伸をした。
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