第27話
トウキ…ってか闘気を学び始めて数日
おそらくスキルのお蔭でめっちゃスムーズに闘気の操作方法を習得できた
まぁ、茜や師匠が教えた他の人と比べても圧倒的に早いらしいし成長チートで間違いないと思われる
やたらと簡単に強くなれたのはこの成長チートがあったからなのか…
どうりでSランク級のゴブリンをあんなに早い段階で倒せた訳だよ
茜は闘気の習得に時間かかってるけど…
成長チートじゃないししょうがないよね…
ちなみに闘気の効果としては闘気を外にもれないようにするとステータスが大体1.5倍になったり
闘気を集中させるとその部分のステータスが劇的に上昇したりとなんか聞いたことのある効果がある
闘気によりステータスの暴力がステータスの暴力と少しの技術になり強さに更に磨きが掛った
まぁ闘気の習得が早いのは成長チートのお蔭だから技術と言っていいかは微妙だけどな!
そして俺は師匠から「もう教える事はない」と言われるほどに闘気を完全に物にする事ができた
「…だから獣王国に行こうぜ!!!」
「まだ闘気を習得できてないから嫌ッス!!!」
けどこんな感じで茜がまだ習得できてないからって抵抗するからまだ獣王国に行けないんだよ…
なんとか説得したいんだけどどうやって説得すれば納得してくれるかなぁ…?
…せや!
ーーー
「なぁ茜、突然だけどお前がここに居たいのは闘気の習得のためだよな?」
「まぁ…そうッスね」
よし、その確認さえ取れれば説得の材料は十分だ
「それならこれからの旅の中で俺が闘気についての師匠になるから獣王国…行かない?」
そう!これが俺の思いついた説得方法!
闘気について俺が教える、だ!
「なるほど…確かに先輩は闘気を使えるッスけど…本当に人に教えられるんスか?」
ふっふっふ…そう言われると思ってそれに対する
対策は既に取ってあるぞ!
「残念だか既に俺は教える方に関しても一流と師匠からのお墨付きを貰っている」
「まぁ…それなら良いッスけど…でもなんかこう…負けた気がするッス!」
負けた気がするってなに?
今の会話に敗北要素あったか?
「えっ、いや、まさか負けた気がするからその提案には乗らないとか言わないよね?」
「いや…流石にそこまでするほどじゃ無いッスね」
俺はどうしても獣王国に行きたくなっただけだからそれなら別に良いんだよ
「じゃあ早速獣王国行くか〜」
「そうッスね!…あと今日のお昼奢って下さいよ?私は忘れて無いッスからね」
そうだった…俺こいつに奢らないと行けないんだよ
完全に忘れてたわ…
…やっぱ獣王国行かなくても良いんだよ?
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