第3話 依頼
~とある世界~
ある日、サラという国の付近にある森の上に短時間の間突如裂け目が出現し轟音とともに地面が揺れた。
その原因を調べるためにいろいろな人たちが動き出していた。
女性 「今日正式に城のほうから冒険者ギルドに正式な依頼がありました。一応極秘ってことになってるからあまりほかの人にしゃべらないようによろしくお願いします。」
そう言ったのはギルドマスターのユーミという女性だ。
小さい男 「なんでまた俺たちが森の調査なんて行かなきゃいけないんだ。兵士がいるんだからそっちが行けばいいじゃねぇか。せっかくの休みだってのに。」
そう言ったのは四人のうちの一人の小柄な男性、アクルだ。
その言葉に対してアクルの二倍の大きさの女性ミファリが答えた。
ミファリ 「まぁまぁいいじゃないですか。どうせやることもないんですし。それに音からしてかなり大きかったんでしょう?それならかなり強力な魔物の可能性も考えられるじゃないですか。私もかなり大きな魔力の動きを感じたわ。」
その言葉にアクルは嫌そうに頷いた。
ユーミ 「納得してもらえたようですね。あなたたちはこの国の数少ないかなり優秀な冒険者たちですからね。この騒ぎの原因が魔物でなおかつ討伐できるなら討伐をお願いします。」
ユーミが頷きながら説明した。
そして困ったかのような顔をして説明を続けた。
ユーミ 「そして困ったことがありまして。この騒ぎを姫様が目撃してしまったらしく、城からいなくなったそうです。姫様の捜索も兼ねてお願いします。」
アクル 「わかったよ。ったく、あの姫様はいったい何がしたいんだ。だいたい城の奴らもちゃんと教育しておけよ。ギルマスだってそうだ。甘いんだよ。」
溜息を吐きながらアクルが答えた。
それに苦笑いしながらユーミは答えた。
ユーミ 「わかってはいるのですが私の悪いところですね。耳が痛いです。」
アクル 「じゃあ俺たちはレオルとミオル連れて行ってくるわ。」
そう言ってアクルとミファリは立ち上がった。
ユーミ 「気を付けて行ってきてください。」
ギルドマスターとの会話を終えたアクルとミファリはギルドの前で人を待っていた。
青年 「おーい。アクル、ミファリギルマスとの話は終わったのか?」
金髪の青年レオルが話しかけてきた。
その横にはアクルより少し背の高い金髪の女の子のミオルが立っている。
アクル 「話が終わったから出てきたんだよ。さっさと森に行って調査と姫様の捜索をするぞ。」
その説明を聞いてミオルが驚いたように話した。
ミオル 「驚いた。ここ数年は抜け出すことはなかったって聞いたけど。」
そんなことを話しているとアクルが若干キレながら言った。
アクル 「おい。無駄話をする暇があったら行くぞ。俺は早く帰って休みたいんだよ。」
レオル 「ハイハイ。皆行くぞ!!」
そう言って四人は森に向かって歩き出した。
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どうも作者です。
主人公の元居た世界がどうなったかを書いたほうがいいんでしょうか?
コメントなどで教えていただけると嬉しいです。
良ければ評価などよろしくお願いします。
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