第110話 妖精に武器を与えないで下さい

突然、目の前の景色が真っ暗な森の中に変化した。

先程まで我々は王都で戦っていたはず。

そう、そこに別の時空間魔法師が現れて・・・


――現状は時空間魔法師の攻撃によるものと推測。

であれば当然この状況は、

「転送、サセラレタカ」


テーセン達は周囲をスキャン、どうやらここは森の中のようだ。

周囲に人間の反応は全く無い。

最低限の状況把握を完了、次は今後の行動だが――


「『エネルギー』ノ回復ヲ提案スル」

テーセン3号の提案に、1号と2号はそれぞれ検討を行い、

「承諾」

「同意」

まずは先ほどまでの戦いにより消耗した魔力を回復する事が決まった。



彼らのすぐ側には山小屋が建っている。

センサーには反応するが、視覚情報からは見失いそうになる奇妙な山小屋だ。


――状況からこの小屋は『隠蔽』の魔道具が稼働していると判断。

――この小屋は我々を転送した時空間魔法師のセーフハウスと推測。


彼らは回復の効率を上げるため、この小屋を利用する事にした。


――完全回復は明日の朝頃と推測




そしてマリアベルとモリス達の慌ただしい夜が始まった。


マリアベルは王宮に事態を説明し、時空間魔法師を保護するため、王宮魔法師及び王宮が把握している時空間魔法師に避難指示を送らせる。


◇◇◇◇◇◇

先ほど時空間魔法師を狙ったテロリストが王都に侵入、撃退はしたが明日以降再侵入の可能性がある。

時空間魔法師および時空間魔法に適性を持つ者は、一時的に王都から避難するため全員王宮に集合せよ。


集合は明日の日の出、各自数日間生活するための小物や薬を持参の事。

避難中の食事は現地にて用意済みであるため持参不要である。

◇◇◇◇◇◇


そしてマリアベルは、その足で応用魔法研究所に向かった。

自らの弟子のもとへと。




モリスがまず向かった先は、ギルド本部のインフラ技術室。

そこで彼が目にしたのは、自分の机に頬杖をついたスラシュの姿だった。

「あれぇ、室長じゃないっすか。こんな時間にようやくお戻りっすか・・・って、そうだ聞いて下さいよ! 実はさっき・・・」


家に帰る途中によく分からない奴に襲われここへと逆戻りしてしまった、と説明するスラシュに、モリスも自分の知るこれまでの経緯を伝えた。


「・・・まあそんな訳でさ、あいつら明日また来るだろうから、君達はみんな明日の朝避難する事になったわけ。今日はもう安全だから一度家に帰って、明日はここへは来ずに王宮へ直行だよ。いいかい?」

「りょーかいっす。他のメンバーへの連絡は?」

「僕の方でやっとくよ」


そしてモリスはインフラ技術室の時空間魔法師全員に指示書を転送した。


◇◇◇◇◇◇

やあ、みんなの室長モリスだよ。

実は今日、時空間魔法師を目の敵にするヤバイ奴らが来てさ、遠くに跳ばしてやったんだ。

いやあ、あの時の僕の勇姿、みんなにも見せてあげたかったなあ。


という事で明日の予定は、

・最小限の荷物を持って王宮に集合

・王宮から僕が避難場所へ転送

・避難中は食事ありの出勤扱いだ、やったね!

の3本です。


じゃあみんな、また明日ね。

うふふふふっ

◇◇◇◇◇◇



次にモリスが行ったのは、冒険者ギルド上層部への報告と冒険者への連絡依頼。


「と言う事で、今王宮から出てる『王都の時空間魔法師を避難させるように』って指示は、まあそんな理由からな訳です」

「へぇ、そんな事になってたのかい。そりゃあ大変だ。おい、手分けして該当する冒険者達に連絡するんだ。ああそれと時空間適性を持つ職員達もだ。家に帰った連中にも忘れずにな」

モリスからの報告を聞くや否や、スパカップはすぐに動き出した。


だが・・・

「なあモリス、俺もそいつらと戦ってみてえんだがよ」

ついそんな本音も零れ出る。

「ならベルベ――ベルマリア女史に訊いてみたらどうです? 怒られるだけだろうけど」

「だよなあ」

溜め息を吐くスパカップをその場に残し、モリスは次の行動に移った。




モリスが次に向かった先は基礎魔法研究所だ。

この研究所にも複数の時空間魔法師が所属しているため、その所長であるオートカは当然王宮からの連絡で研究所に呼び戻されている。


今回は公式の訪問なので、モリスは受付で声を掛けた。これでも一応常識人である。

「ギルド本部のモリスだ。緊急の用件で所長に会いに来たんだけど」

当然拒否などされる事無く、そのままオートカのいる所長室に案内された。


「やあオートカ、さっきぶり・・・ってあれぇ校長? それにミレア君も」

「何だいモリス、ギルドのほうはもういいのかい?」

「ええ、僕の部下には連絡したし、あとは上層部によろしくお願いしてきたから。校長のほうは? まあ何となく想像はつくけど」


そう言ってモリスはチラッとミレアに視線を送った。

「ああ、こっちも似たようなもんさ。あとの事は王宮の連中に任せて、あたしはミレアのほうにね。そっから先はあんたの想像通りさ」

そう答えたマリアベルもまた、ミレアに視線を向ける。


「何よふたりとも。私だって自分のところの段取りは全部済ませてきたんだからね。そしたら次はオートカ先輩のお手伝いするに決まってるじゃない」

「ははっ、決まってるんだ・・・」

「ああ、決まってるらしいねえ」

「何よもぉ・・・」

力無く応えて俯くミレア。若干顔が赤い。


「それでオートカ、もう説明は聞いたかい?」

「ええ、うちの研究員や職員達にも通達済みです。それでモリス、あなたの用件とはもしかして・・・」

「うん、それはもちろん――」

モリスはそこで一旦言葉を切り、そして・・・

「チームメンバーに情報共有しとかなきゃね」




一同はマリアベルの店へと場所を移し、そこでチームに再招集を掛けた。

するとまもなくチーム全員が顔を揃える。

昼間と同様にヒトツメ組はピノの転移で。

そしてラーバルは自身の転移で。

最後にロベリーはモリスのエスコートで。



「まあそんな訳さ。何か質問は?」

説明を終えたモリス。

「ふむ、要するにその物理も魔法も効かない3人組というのはおそらく人型の魔道具という事か」

「そう言う事。もしかしたら体を守る魔力が切れたタイミングに攻撃したら効くかもだけど、彼らの体の特性だっていう可能性のほうが高いかなあ」


そのまま対処方法の検討が始まろうとする、その時、

「あの、狙われてるのは時空間魔法師なんですよね。って事はつまり――」

ピノ、動く。

マリアベルとモリスは素早く目配せした。


「ああ、カルアも奴らのターゲットに入っているはずさ」

「やっぱり」

徐々に低下する室温。少し涼しくなってきた。

「ピノ、落ち着きな」

「でも!」


予想通りの反応に溜め息を吐くマリアベル。

「『でも』じゃないよ。いいかいピノ、別にあの子だけがターゲットって訳じゃないんだ。第一あの子は今ヨツツメだろう?」

「それは・・・そうだけど・・・でも嫌な予感がするの。だってこれって、前にカルア君のお母さんが言ってた『ドロドロ』じゃ・・・」


「ああ、あたしももちろん気づいてるよ。だがね――」

そこでマリアベルはニヤリと笑みを浮かべ、

「ピノ、奴らの予想進路は聞いただろう?」

「ええ。彼ら――いや奴らはヒトツメを通って王都へ向かうと・・・あ」

「気付いたようだね。そうさピノ、あんたはカルアよりも先に奴らのターゲットになる筈だよ」


物理特化のピノの攻撃が奴らに何処まで通用するか、それは誰にも分からない。

だからこそ、彼らは自分達に出来る事を全力でやっておく事にした。

そう、ピノの持つ武器である撲撲ボコボコ棒とナックルダスターの最大強化を。


なお、ピノメタルスーツの事はピノの強い要望によりチームメンバーに対しても秘密である。

これが戦いに影響するかどうか、それもまた誰にも分からない。




そして翌朝。

ヒトツメの自宅で戦いに備えるピノのもとに、モリスから連絡が入った。

「今奴らが動きだした。この速度だと、ヒトツメに到着するのは・・・大体3時間後くらいかな」




もうすぐヒトツメの街に差し掛かろうという頃、街道を走るテーセン達の前に、ひとりの少女が立ち塞がった。


――時空間適性、あり

――時空間適性、あり

――時空間適性、あり


さほど高くはないが、どうやら作戦対象属性の適性があるようだ。

テーセン達はその少女をターゲットと認識した。


「時空間魔法師ヲ排除スル」

「排除スル」

「排除スル」


「ふーん、見た目は本当に普通の人みたい。じゃあまずはいつもの戦い方で」

そう呟いた次の瞬間、ピノはテーセン達の眼前にいた。

そこから始まる一方的な打撃の嵐。


殴る殴る殴る蹴る蹴る殴る蹴る蹴る笑う蹴る殴る蹴る蹴る殴る殴る殴る蹴る殴る殴る笑う殴る蹴る蹴る殴る蹴る笑う・・・


自らを襲う超高速の連打。これといったダメージは無いものの反撃の隙も見つけられない。

このままは防御でエネルギーを消耗し続けてしまう。

それを避けるべく連携をと他の2体に目を向けたテーセン。

だがその彼が目にしたものは――


自分と同様に、それぞれの前に立つ少女の攻撃を受け続ける2体のテーセン。


――何だこれは? ターゲットが3人?


そう、その強烈な速度はテーセン達のセンサーをも誤認させてしまう程。3体のテーセン達はピノを目で追う事も出来ず、その場に立ち尽くすしかなかった。


打撃を受けた箇所は銀色の流体となり、衝撃を柔らかく受け止め散らし、そしてもとの姿に戻る。これがテーセン達に打撃が通用しない理由である。

ならばその一連の挙動を越える速度の連打を受けたらどうなるのか・・・


テーセン達の体に銀色が部分が増えてゆき、受け止めきれない衝撃にその体は徐々に後方へと押し下げられてゆき、だがテーセン達に逃れる術はない。

だが、その暴虐の嵐もようやく終わりの時を迎えた――


ピノが連打を止めた時、テーセン達は銀色に揺らめく流体金属のような姿になっていた。

元に戻る時間を一切与えられず、テーセン達は人型を保つ事が出来なかったのである。


「うーん、やっぱりダメージは受けてなさそうだなあ」

テーセン達を眺めて呟くピノ。

その時、その呟きが聞こえたかのようにテーセン達が元の姿を取り戻した。


「もう、しぶといなあ・・・さてどうしようかな」

そのしぶとさは生命力に溢れた、とある害虫を思い起こさせる。

そしてそれはピノの脳裏にあるものを連想させる!


「ああ、カルア君の撲撲ボコボコ棒、奴らに合わせて改造したんだっけ」


ただの真っ直ぐな棒だったその棒身は、ミッチェルの再錬成によりしなやかさを得て、その先端にはモリス・ラーバルの合作による攻撃用結界をロベリーが取り付けていた。


そう、これこそが撲撲ボコボコ棒に付加された害虫タタキモード。

先端に展開された結界によりその打撃は点から面へ、そしてしなるようになった事でインパクトの際の衝撃は倍増するという、攻撃力特化モード。


なお、先端の結界はメッシュではない。

結界の大きさはイメージにより自由自在に変化できるが、使用するのがピノである以上、空気抵抗など気にする必要はないのだ。


ピノは撲撲ボコボコ棒を片手に、何の気負いもなくテーセン達に近付いていった。




――何だこれは?

――相手は狩りの標的であるはず

――何故狩る側の我々が追い詰められているのだ?


近付いてくるピノの姿を目にしたテーセン達。

一方的に続く攻撃への対処方法を見つける事が出来ず、更にその存在に対する理解も出来ない。

そしてその『理解不能』は、彼らが初めて感じる不快感へと変化していった。

そう、生き物ならばすぐに理解できたであろうその不快感。

すなわち、恐怖へと。


「エネルギー消耗約60パーセント」

「作戦行動ノ変更ヲ提案」

「戦闘カラノ一時離脱ヲ提案」

「至急ノ判断ヲ要求」

「至急、至急」


「提案ヲ承認、戦線カラノ離――」

バチィィン!!


その決断は遅かった。

彼らの前に到着したピノは、撲撲ボコボコ棒の先端に巨大な結界板を展開し、彼らの頭上からそれを振り下ろしたのである。


地面に広がる銀色のシミ。

やがて元に戻ろうとするそのシミだったが、それを見たピノから2発目が振り下ろされた。


バチィィン!!


必死に元の姿へと戻ろうとするテーセン達に、何度も振り下ろされる害虫タタキ。

そのシミは叩かれる度に重なりあってゆき、やがて3つのシミはひとつの大きなシミへと変化していった。


「もうっ、流石にしぶといわね」


結界板を激しく叩きつけながら毒づくピノだったが、テーセン達が元に戻ろうとする速度は徐々に落ち、今では銀色のシミがピクピクと動き始めた時点で次の攻撃を受けるようになっている。


「やっぱり叩くだけじゃあダメかなあ。そう言えばミレアも言ってたっけ。『汚物は消毒しなきゃ』って」


そう言って撲撲ボコボコ棒を収納したピノがその手に嵌めたのは、鈍く輝くナックルダスター。

カルアに貰った時の事を思い出したのか一瞬幸せそうな表情を浮かべ、そしてそのナックルダスターの凶悪な機能を起動すべく魔力を集中させる。


そう、このナックルダスターも当然改造済みだ。

自力のみで撃ち出せるようになったピノの圧縮魔力弾をパワーアップさせるべく、魔力の超圧縮機能を付与したのである。


嘗てカルアが作り上げた魔石の圧縮技術をより安全かつ強力に進化させたモリスが、その技術を応用する事で成し遂げた魔力の超圧縮。

それを受け入れるナックルダスターは、武器職人である兄マイケルから学んだ技術をふんだんに発揮したミッチェルによって超強化された結果、超圧縮された魔力を受けても微塵の揺らぎもない。


そしてナックルダスターはピノの全魔力の約半分を受け入れ、それを超圧縮する。

その周囲には可視化されるほど圧縮された魔力が揺らめき、まるで空間が歪んているかのようだ。


「塵ひとつ残さず消え去りなさい・・・はっ!!」


ピノは銀色のシミに向けて右手をかざし魔力弾を発射、超圧縮魔力に包まれた銀色のシミはもがき苦しむかのように蠢き、そしてギチギチと断末魔のような音を響かせ、魔力弾がその力を失う頃には消えてなくなっていた。


「やった・・・のかな?」

周囲の気配を探るピノだったが、既にテーセン達の気配は感じられない。

どうやら片付いたらしいと判断したピノは、みんなに駆除完了の報告をすべく、ヒトツメの街へと帰っていった。




海。

たゆたう意識は朧気に形を成し、やがてそれは自らの中からひとつの目的を拾い出した。


――時空間魔法師を殲滅せよ


ゆっくりと形を取り戻していったそれは沿岸に沿って流れる海流にその身を任せ、やがてとある海岸に流れ着いた。

海上に奇妙な城がそびえる、とある海岸に。




テーセン達に何が起きたのか。

ピノの放った超圧縮の魔力は、混じり合った3体のテーセン達を激しく揺さぶり、そして圧縮していった。

それに耐える力は既にテーセン達に残されておらず、ついに3体は不可逆な混合状態を受け入れてしまう。

その圧縮された魔力とすらも混じり合いながら・・・


彼らの制作者によって作られた疑似意識、そこに芽生えた恐怖心は自己保存本能へと進化し、彼ら――いや一塊となった今ではもう彼と呼ぶべきだろう――はその本能の赴くままに行動した。


ギチギチと激しく音を立てながら自らを細かく、より細かく分解してゆき、そして土の隙間を遠って地下深くへと浸透していく。

やがてそれは地下水脈へと辿り着き、テーセンは微粒子となったまま海へと流れていったのである。



散り散りとなったテーセンは、当然その意識もまた散り散りとなっていた。

それが再び集合出来たのは、ひとえに彼が獲得した自己保存本能によるもの。

だがその意識からはもう、以前のような論理的思考力は失われていた。


目的はただひとつ、時空間魔法師の殲滅のみ。

無関係な者への配慮や隠密性といった余計なものを全て捨て去ったそれは、純粋なる目的遂行マシン――時空間魔法師絶対殺すマシンと化していた。

所謂、暴走状態である・・・





昨日に続いて今日も朝から座学の授業。

あーあ、一昨日の海は楽しかったなあ・・・ってあれ何?


ふと海を見たら、海岸に建つお城のそばに何だか大きな銀色の物体が流れ着いて。

何だろう、ちょっと『遠見』で確認っと・・・

「何あれ? 銀色の・・・え? 動いてるの?」


「カルアくぅーん、今はぁ、授業中ですよぉ。どうしましたかぁー?」

「ちょっと見てください先生、海岸に変なのがいるんです。何て言うか、大きな『銀色のスライム』みたいなのが」

「「「「「何だってーー!!」」」」」


みんな一斉に窓に貼り付く。

教室の前のほうではレミア先生も。


そんな中、アーシュから気になる一言が。

「あれは・・・まさか!?」

「知っているの、アーシュ?」


アーシュは少し思案気な表情で、

「少し前にヒトツメのギルドで『はぐれたメタル』っていう奇妙な『何か』の目撃情報が流れたんだって。『はぐれたメタル』・・・ねえ、あれってそんな感じじゃない?」


言われて改めて見てみると・・・

はぐれた・・・一体しかいない。仲間とはぐれたから?

メタル・・・うん、全身銀色で超メタルな感じ。


「『はぐれたメタル』・・・確かに!」

「そうよね! やっぱあんたもそう思うよね!!」


興奮するアーシュ、こうなったらもう止まらないよ?


「みんなぁーー、静かにしま――」

「先生! 今から『はぐれたメタル』を捕まえに行きましょう!!」

「アーシュさぁん、今は授業――」

「だからこそよ! 珍しい生き物を捕まえる・・・それって最高の授業だと思うわ!!」

「ええーーー、そう言われるとぉ・・・」


「さあ! 先生の許可も取ったし、みんな行くわよ!!」

「「「「「おおっ!!」」」」」



そして僕たちは教室を飛び出した。

「あのぉ・・・先生まだ、許可ぁ・・・してないですよぉーーーー」




幻の『はぐれたメタル』を捕まえるために!

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