第98話 リフォーム中は立入禁止ですよ?

「それでねフィラスト姉さん、実は結界がなくってもコアを守れる方法があるの。もちろん結界を張ってもいいんだけど、私とかセントラルはね、今はもう結界は使ってないのよ。お陰でかなりリソースに余裕があるわ」


フィラストさんの身の上話が終わり、セカンが話を進めようとする。


「結界がなくてもダンジョンコアを守れる・・・結界を外したら、もっと深くにダンジョンコアをお引っ越しするリフォームも・・・そしたら問題を抱えたこの極小ダンジョンだって・・・・・・まぁ、何という事でしょう」


「もちろん結界を張ったままっていうのも出来るわ。姉さんや私達の魔力、それと根幹の魔力だけを通す結界にバージョンアップしてね」

「結界のバージョンアップ・・・私達の魔力が使えるように・・・」


よかった、今度は落ち着いて考えてくれてるみたい。

色々話して冷静になっただけじゃなくって、選択肢があってそれぞれ比べられるから、っていうのもあるのかな?


それでしばらく考えてたフィラストさんだけど、

「ねえセカン、結界を張らないで守る方法、教えてくれる?」

こっちに興味を持ったみたい。


「ええとね、まずどこにも繋がっていない部屋を作るの。でね、その部屋には転移しなきゃ入ってこれないんだけど、転移は許可した人しか通れないようにするの。それであとは魔力での干渉も出来ないようにしちゃえば、もうその部屋は絶対安全でしょ? そこにダンジョンコアを設置するのよ」


セカンの話を聞いてフィラストさんは考え込んでる。

そして・・・


「そっか・・・それなら大丈夫そう・・・」

「でしょ?」

「ええそうね。凄いわセカンケイブ、うんそれ完璧っ。あとはその閉ざした部屋を作るための魔力を・・・あ、でもここだとそれだけの魔力を溜めるのにすごく時間が掛かっちゃいそう」

「ふふふ、もちろんそれもちゃんと考えてあるわ。セントラルのダンジョンを30階層の巨大ダンジョンに成長させた秘策があるの!」

「ええっ、30階層?」


驚くフィラストさん。

ってその秘策って、やっぱり僕の事だよね?


「このカルアはね、モノスゴイ量の魔力を持ってるの。それをダンジョンコアに注いだらね、セントラルったら一発で30階層まで大きくなっちゃったのよ。ちょっとかなりセントラルの魔力がカルア色に染まっちゃったけどね」

「・・・」


それを聞いてまた考え込むフィラストさん。


「うーん、それだとその方法はお姉ちゃんのダンジョンコアじゃあ使えないかな。ほら、さっき言った『特別な役割』、それに影響出ちゃいそうだから。お姉ちゃんのダンジョンコアはね、『根幹の魔力』だけで育てなきゃいけないの」

「ええー、その特別な役割って何なの? すっごい気になるーー!」


うん、僕も気になる。けど・・・


「ごめんねセカンケイブ、これはあなた達にも内緒なの。でもきっと、時が来れば話せるから」

「うう、姉さんがそう言うのなら我慢する。・・・でもカルアブースト作戦がダメだと・・・」


フィラストさんとセカンがふたりで考え込――

あれ? ちょっと待って。もしかしてだけど・・・


「あの・・・転送トラップの魔物部屋ってさ、何階層くらいまであるのかな?」

「ん? ああ、あの仕掛けの部屋ね。あれはね、一部屋だけの狭い範囲で出来るだけ深くって頑張って、何とか6階層まで作れたの。お姉ちゃんすっごく頑張った!」


6階層・・・それならいけるんじゃない?


「だったらまずその6階層にダンジョンコアを移したらどう? それで魔力が溜まったらこっちを深くしていってさ」

「「「あっ・・・」」」


顔を見合わせる3姉妹。


「カルアお兄ちゃん天才ですっ!」

「そうか! 6階層まで下がれば『根幹の魔力』の量はこことは桁違いに増えるから!」

「そうねそうね、そうよね。あっちのお部屋からこっちを下げていけばいいんだもの。すごいわ!」


よかった、大丈夫そうだ。


「だったらやっぱりお姉ちゃんも結界よりもコアの間を閉じるほうにしちゃう。そしたらうんと可愛いお部屋にして、それにお外が見える可愛い窓とか付けて、それからそれから・・・」

「それいいわね! じゃあ私ももっと頑張ろうかな。それで部屋が出来たらみんなで見せっこしようよ」

「楽しそうです! ラルも負けてられないですよ」

「あら楽しそうね、うふふふふ」


うん、一気に話が進んだね。


「じゃあ次はカルアお兄ちゃんの出番ですよ!」

「え? 僕の出番って?」

「決まってるです! フィラストお姉ちゃんの操化身アバターを作るですよ! フィラストお姉ちゃんがここを出られないと、ラルのお部屋にご招待できないです!」

「ああうん、そうだね。じゃあすぐ作るよ」


という事で、フィラストさんの操化身アバター作り。

セカンやラルとまったく同じ仕様で・・・っと。

完成!


「まあまあ、本当に自分の体みたいね」

「でしょう? 慣れればもっと自由に動けるようになるから」

「お姉ちゃんにはラルが教えてあげるです! 短期集中トレーニングやっちゃうです!」

「あらあら、じゃあセントラルにお願いしちゃおうかしら」

「任されたですっ!!」


「ええっと、盛り上がっているところすまないけど、いいかな?」

「何ですモリス?」

「・・・ねえ、何だか僕への対応が悪くなってないかな? 気のせいかな?」

「いいから話を進めろです」

「気のせいじゃなかった・・・」


頑張れモリスさん!


「まあいいけどさ・・・でさ、残りの姉妹の結界の為にフィラスト君の魔力を調べさせてもらいたいんだけど」

「ああ、そうだったわね。じゃあ姉さん、お願い」

「ええいいわよ。どうすればいいのかしら・・・」


そしてフィラストさんの魔力計測を・・・て今日はオートカさんがいないよ?


「ふふふ、今日はこれを借りてきたんだ。これで僕にも魔力計測が出来るのさ」


そう言ってモリスさんが取り出したのは、眼鏡?


「ああっ、こいつこの間のジミオです!」

「ジミオって・・・オートカだよ。あとこれはただの魔道具だからね。オートカの本体とかじゃないからね!」

丁寧に突っ込むモリスさん。

「・・・あの後計測結果を検証して、これなら問題なく使えるって事が分かったんだ。それで今日はオートカから借りてきたんだよ」


あの箱みたいな計測器がこんなに小さくなるなんて・・・スゴいや!


「さあ、これでばっちり計測しちゃうからね」

そう言ってモリスさんは眼鏡を掛けた。

おお、モリスさんが真面目な人みたいに見える!



そしてフィラストさんが色々と魔力を使って、モリスさんはその姿をじっと見つめながら、眼鏡のテンプルつるを何度も怪しげに触って・・・

ああ、もしかしてあれが計測とか記録とかの操作なのかな。

ホントにただの眼鏡にしか見えないから、知らずに見ると、すっごく怪しいんだけど。



「うん、これで一通り記録できたかな。あとでこのデータを新型結界具に登録しておくよ」

「あの、モリスさん・・・ひとつお願いがあるんだけど・・・」

眼鏡を外してケースに入れるモリスさんに、フィラストさんが何か話し掛けた。


「ん? 何だいフィラスト君」

「あのね、その結界具だけど、ひとつもらえいないかしら。部屋は閉じるけど、それでも万が一あのエルフに侵入された時にね、私が使えるようにって」

「ああなるほど・・・うん、それはもちろん構わないよ。じゃあ登録したら持ってくるよ」

「ありがとう。あと妹達の分もお願いできるかしら?」

「了解。だったら取り敢えず今度3人分登録した状態で持ってくるよ。残りふたりは計測出来た時に追加登録するって事で」

「よかったぁ・・・」




今日の僕達の出番はここまで。

フィラストさんは、僕達が帰ってからダンジョンのリフォームをするんだって。


そしてダンジョンコアの設置場所を動かせるようにって、モリスさんが結界を停止。

ダンジョンコアを最深部に移動してからフィラストさんが結界を張りなおすみたいで、モリスさんが結界具の起動方法を教えてた。


「ああそうだ、フィラストダンジョンは『工事中につき立入禁止』ってギルドに通達しとかなくちゃね。ここはヒトツメの管轄だから、あとでブラック君に言っておこう」


工事中・・・一体誰が何の工事をしてるんだ、なんて話にはならないのかな?


「ラルとセカンお姉ちゃんはここでフィラストお姉ちゃんのお手伝いをしてくです。カルアお兄ちゃん、名残惜しいけど今日の日はさようならです」

「カルア君、色々ありがとうね。これからもお兄ちゃんとしてセントラルの事をよろしくお願いします」

「はっはい! わわ分かりました」


ああビックリした。

フィラストさんってば、あらたまった表情からふんわり微笑んで、そんなふうに頭を下げるから・・・

しかもラルの事をお願いって・・・


「ったく、何急に緊張してるのよカルア」

「いやだってほら、突然だったから・・・」

「そんなんで緊張するようじゃ『両親への挨拶』とかどうすんのよ」

「え? 両親? 挨拶?」

「・・・・・・何でもない」


もしかしてアーシュ、父さんと再会した時の事を心配してくれたのかな?




そしてアーシュは校長先生と一緒に王都に戻り、僕とモリスさんはヒトツメのギルドへ。

「こんにちはー」

そう声を掛けながらギルドに入ると、

「優良物件がやって来ましたね」

「鴨ネギがやって来ましたよ」

「コラコラあなたたち・・・いらっしゃいカルア君」


出迎えてくれたのは双子とパルムさん。

今日はピノさんいないのかな?


「やあ、僕達ブラック君に用があって来たんだけどさ、今いるかな?」

「こんにちはモリスさん。ギルマスでしたら王都の学校の子達の特別講師として森で訓練をやっています。あ、ピノも先生役で一緒に」

「ああ、そうなのかあ。じゃあもしかして案外近くにいたのかな。いやあ、通信してから来ればよかったなあ」


なんて事を言いながら通信具を取り出すモリスさん。

そっか、ピノさんは森にいるのか。

でも先生役って・・・誰に教えてるんだろう。


「お、繋がった・・・やあブラック君、今ヒトツメギルドに来たんだけどさ、そしたら君今森にいるって話を聞いてね。ちょっと急ぎで話しておきたいことがあるんだけどさ、今大丈夫かい?・・・うん、そうそう。で、今どの辺り? ほうほう、森の中で川の近くと・・・あ、カルア君、ちょっと探してみてくれる?・・・うんそうだよ、今一緒にいるんだ。多分すぐ見つけるだろうから、少ししたらそっちに行くよ。あ、くれぐれも悪戯心を発揮して隠れたりしないようにね。いいかい、絶対だよ・・・」


モリスさん、それ絶対やれって言ってるよね。

ええと、川の近くを中心に広範囲を『遠見』・・・ギルマスはと・・・ああ、いたいた。

一緒にいるのは・・・あれ? アイさん?


「見つけました。じゃあ跳びますね」

「何だもう見つけちゃったのかあ・・・これじゃあ隠れる暇も――」


シュンッ


「ないじゃないか・・・もうカルア君はせっかちだなあ。ってもう来ちゃってるし」


川辺にはギルマスとピノさん、そしてアイさんパーティの3人。


「わざわざ来ていただいてすまないな」

「いやいや、僕のほうの用事だからそれは全然。こっちこそ忙しいところゴメンね。でそちらの3人が君達ふたりがかりで養成してる子達かあ」


モリスさんがアイ達のほうを見ると、

「アイです」

「ルビーです」

「バックです」

3人は軽く頭を下げ、シンプルに名乗った。

「僕はモリスだよ。うんうん、このふたりに直接指導を受けられるなんて、実に将来有望な冒険者の卵じゃないか。これは冒険者ギルドの将来も安泰ってやつだねえ」


モリスさんの言葉に軽く首をかしげてギルマスを見るアイ達。

「ああ、こちらのモリス氏はギルド本部のインフラ技術室長だ。ギルドで使用する魔道具などを全て取り仕切る部署の責任者だ」

「「「ええっ!?」」」

「まさかそんな凄い人が突然来るなんて・・・」


驚いて緊張する様子のアイ達だけど・・・モリスさんだからね?


「いやまあそんなに気にしないでね。ああそれでブラック君、早速本題に入らせてもらうんだけどさ、実はフィラストダンジョンなんだけど、設備の交換をするからさ、しばらく立ち入り禁止にして欲しいんだ」

「ほう、設備交換と」

「うん、あそこのダンジョンコアの結界具を新しいのに取り替えるんだ。それでね、新型の検証とかもあるから少し時間が掛かるんだよ」

「なるほど」


話しながら途中チラチラとアイさん達のほうに視線を送るモリスさん。

その様子を見て、ギルマスも今のは建前上の理由だって気付いたみたい。

といっても内容にまったく嘘はないんだけどね。

精霊の話が抜けているだけで。


「まあそういう事だからさ、早速通知を頼むよ。ということでちょっとブラック先生を借りていくね。すぐに戻るけど、それまでピノ君よろしくね」

「ええ、分かりました」


で、モリスさんはギルマスを連れて転移していった。

僕を置いて。


「あの・・・つまりフィラストダンジョンに入れなくなっちゃったって事だよね?」

残された僕にアイさんが訊いてきた。

「うん、そうなんだ。しばらくは無理みたい」

「そっか・・・ダンジョンでの訓練もあるみたいなんだけど・・・どうなるんだろう」


あらら、予定がかち合っちゃったのか・・・


「どうするのかな。多分ギルマス――ブラック先生が考えてくれると思うよ」

「そう・・・そうだよね」


あれ? 何だろう?

アイさん、どことなく浮かない表情だけど。


不思議に思ってると、

「ふふふ、実はね、転送トラップから魔物部屋に行って訓練をする予定があったの。魔物部屋がちょっと不安みたいね」

ピノさんが教えてくれた。


「魔物部屋って・・・ああ、ネッガーがやったトレーニングかあ。確かにあれは大変そうだったなあ。感覚を掴むまで何度か通ったっけ」

「え? ネッガーがやったの?」

「うん、そうだよ。セカンケイブに行く前に特訓したんだ」

「そうか・・・ネッガーが・・・」


急に考え込んだアイさん。

もしかしてアレかな、同じ身体強化タイプのネッガーにライバル意識を持ってるとか。


「それでね、そのギリーをカルア君にお願いする予定もあったんだけど」

「ああ、あの部屋って入れる人限られてますもんね」

「そうなのよ。でもあそこが無理だとすると、どうしたらいいのかなぁ・・・」


フィラストの魔物部屋も使えない事は無いだろうけど・・・フィラストさん、ダンジョンリフォーム以外にリソースを使いたくないだろうしなあ。


転移トラップと魔物部屋・・・あれ訓練には丁度いいんだよなあ・・・

ん? 転移トラップ? 今何か閃いたような・・・あっそうか!


「ちょっと行ってきます!」

「えっ!? 行くって何処へ――」


セカンのところへ。

セカンのいるセカンケイブダンジョンのダンジョンコアの間へ!


「やあセカン、お邪魔します」

「なっ!? ちょっ、カルア!? あ、ごめん姉さん、いきなりこっちにカルアが来たものだから・・・うん・・・じゃあちょっとだけ落ちるね」


ビックリしたみたいなセカン。

っていきなり現れたらそれはビックリするよね。

悪いことしちゃったな。


「驚かせちゃってごめんねセカン。実はちょっとお願いがあって来たんだ」

「まあそれはいいんだけど・・・ビックリしたけど・・・。で、お願いって?」

「うん、実はさ、学校の知り合いがフィラストダンジョンの魔物部屋で訓練をする予定だったんだ」

「ああ、それが使えなくなっちゃった訳ね」

「うん、そうなんだ。それでさ、前にセカンのダンジョンで隠し階層に転移させられた事を思い出してさ、セカンだったら簡単に訓練用に転移トラップと魔物部屋を作れちゃったりするんじゃないかなって思ったんだ」


そう、フィラストダンジョンがダメならセカンケイブダンジョンで、ってね。


「まあ一部屋くらいだったらすぐに用意できるけど・・・魔物はどんなのがいいの?」

「気配察知がメインの訓練だから、を数種類混合で」

「ふーん・・・まあいいわよ。カルアには色々とやってもらってばかりだからね。少しずつでも返していかなきゃ。それでいつから使いたいの?」

「うん、明日くらいからかな」

「わかった。じゃあ今日中には用意しとくね。そしたら・・・知り合いにはこれを持たせておいて」


そう言ってセカンが差し出したのは・・・小さなメダル?


「これを持ってダンジョンに入ってきたグループは魔物部屋にご招待! ってね。転移させる対象の目印よ」

「なるほど。うん、分かった。ありがとうセカン」

「どういたしまして。じゃあこれから準備するから」

「うん、じゃあまた」




「ただいまー」

「おかえりなさいカルア君。それで何処に行ってたの?」

迎えてくれたピノさんに、セカンに代わりの魔物部屋を用意してもらってきたことを説明。

「そっか、じゃあこのメダルを持ってセカンケイブダンジョンに行けばいいのね」

「うん、今日のうちに出来上がって、明日には使えるそうです」


ピノさんは少し考えて、

「うん、カルア君ありがとう。アイ、ルビー、バック、分かったわね。場所はちょっと変わるけど、予定通り魔物部屋の訓練はやるからね。そうだ、せっかくカルア君が用意してくれたんだから、もう明日からやっちゃおうか。って事で、今日中に魔物部屋で生き残れるくらいまで到達するわよ!」

「「「ええーっ!?」」」

「そんないきなり・・・」

「大丈夫、できるできる!」


そして僕はアイ達の視線から逃――訓練の邪魔にならないようにヒトツメギルドに転移。

どうやらフィラストダンジョン立入禁止の通知と手続きはもう終わってたみたい。

ギルマスは執務室でモリスさんから詳しい話を聞いていた。


その話が終わったところで、セカンケイブの事とピノさん達の様子をギルマスに説明。

「ふむ、では明日から魔物部屋での訓練だな」

アイ、ルビー、バック・・・無事帰ってくるって信じてるよ。


さて、これで全て終了。

って事でモリスさんと王都に転移、そこでモリスさんと別れて家に帰った。

セカン、あとはよろしくね・・・



でもその時の僕は気づいていなかったんだ。

みんなそれぞれ認識が同じとは限らないって。

何か依頼する時にはちゃんと指定しないと、後で困ったことになっちゃうって・・・





「これでよしっと。あとは魔物ね。うーん、ゴブ達を何種類か配置すればいいかな。アーシュ姉さまのパーティにあっさり殺られちゃったからものね。でもオヤジとセンセイは強すぎだから外して・・・うん、いい感じ!」

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