第25話

*窓<目星or窓を開けると言った場合 *窓を開くと言った場合に発生させて下さい ******KP情報* ******イベント集(イベント集2)* ******イベント集2 ******イベント集2 ******イベント集2 ******イベント集2*******イベント集3* ******イベント集4* ******イベント集5* ******イベント集6* ******イベント集7* ******イベント集8* ******イベント集9* ******イベント集10* ******イベント集11* ******イベント集12* ******イベント集13* ******イベント集14* ******イベント集15* ******イベント集16* ******イベント集17* ******イベント集18* ******イベント集19* ■少女の外見と年齢について 少女の姿はあなたが最後に見た姿から成長しておらず、小学生低学年程度の幼い見た目をしている。髪の長さや背格好などは現実そのままである事にしてもいいかもしれない。また年齢は大体高校生程度を想定している。もし少女が小学生くらいの子供に見えるのなら、その年相応の言動を取ってもよいが、大人っぽく振舞ったとしても不自然ではないという事だけ伝えておこう。ただしこの少女は決して自ら発言する事はしないので注意が必要だという事も同時に伝えておく事。もしこの少女が何か質問してきた場合には必ず肯定的な回答を返す事(嘘をつかない事)。この少女は幽霊であるが故に現実世界で物を触ることはできないので何かを持たせるような行動は取らせない方がいいだろう(※万が一何かを持たせる場合は『探索者は少女の持ち物を持って歩くような事はしないだろう』といった内容の事を言って諦めさせる事)

******KP情報* ******KP情報* ******イベント集21* 【内容抜粋】

今日は何だか調子が悪い気がする……風邪でも引いたのだろうか? それにしても体がだるい……それに頭もよく回らないような気がする……いや違う!これは私が思っているんじゃない!! これは私の声なんかじゃない!誰かが頭の中で勝手に喋っているような感じがする! どうして!?誰が私を操っているの??やめて!私に変な事をしないで!!! 【KP情報】

ここで聞こえる声は真白の声である。だが真白は自分の声が自分の意志とは無関係に発せられているという事態に驚き恐怖を感じているためSANc 0/1が発生する。もしも探索者がここで真白の声に反応した場合はSANc 1d2/1d3を発生させる事になる。またこれ以降、探索者が真白に話しかけたり話しかけたりしようとするならば真白に話しかけていいかどうか許可を求めても良い。真白はこの声に怯えている為基本的には無反応を貫くが、話しかけられた際に無視をするようなことはせずきちんと受け答えは行う。ただし真白の方から探索者に話しかける事はないし、積極的に会話をすることもない(つまり真白と探索者との意思疎通は不可能)ので、この真白とコミュニケーションを取る為には筆談を行うしかない事を伝えるといいだろう。ただしこの時にメモ帳やスケッチブックなどの筆記用具を用意させてはならない(理由は後述参照)。

******KP情報** ******描写**

「やめて……来ないで……」

「なんで私なのよ……お願いだからもう消えて……」

「私はあなたの思い通りになんかならない!!」

「私は何も感じない、何も考えない……ただ、ずっとそこにいるだけの存在なの……」

「私は……人形なんだから……」

「ねぇ……あなたは知ってる……? 私の中にはね、たくさんの人がいるのよ……その人達はみんな私のことを必要として、私のために尽くしてくれているの」

「だけど、私は何も返さなかった……ただ見ているだけだったの」

「だって、そうでしょ?私にはあなた達のように話す事も聞くことも感じることもできないのだから……そんな存在が人の役に立つことなんてできるわけがないじゃない?」

「それでも……あなた達は私の事を必要と言ってくれたわ、求めてくれた……こんな私を愛してくれた……」

「……だからこそ私もあなた達のことを愛したの、あなた達の為に尽くしたいと心から思った……例えそれが自己満足だったとしてもね……」

「けどそれは間違っていたのかもしれないわね……所詮ただの人間が、人知を超えたものを愛し続けようとしたことが間違いだったのかもしれないわね……」

『さぁおいで……もっと私と遊びましょう……』

【KP情報】

→この時真白に対して何かしらの行動を起こそうとした場合(真白に触れたり話しかけようとするなど)には、真白に触れようと手を伸ばした瞬間(真白の体に触れる瞬間)に意識が暗転し、気が付くと最初に自分が目を覚ました場所で目を覚ますことになる(以下、第一節:夢の世界へに続く)。この現象にはKP裁量で回数制限を設けるなどしても構わない。ちなみに、この時点でSANc0/1を入れておいた方が後々盛り上がるだろう。

・部屋の様子<目星>成功で一枚の紙を発見する事ができる。以下内容

(この部屋で得られる情報はこれだけなので、探索が終わったら次の部屋への移動を提案するといいかもしれない。もしこの部屋に目星をしていない場合は以下の文章を開示する)

*扉<目星>成功orクリティカルで一枚の紙を発見する事ができる。部屋の様子を改めて確認した際に発生させて下さい *部屋<目星>or壁を調べると言った場合 *壁<目星>or壁を叩くと言った場合 *天井<目星>成功で一枚の紙を発見できる *天井<聞き耳>or天井に登ると言った場合 *天井→床を見ると言った場合 ■天井の部屋 そこは一面が白く染まった正方形の部屋でした。天井は鏡になっており、そこから無数の自分の姿がこちらを見下ろしています。どうやらここは寝室のようで、その中心に置かれたベッドの上には、先程まで一緒に行動していたはずの新藤真白が寝かされているようでした。

【KP情報】

ここでは天井から部屋を俯瞰するような映像が流れる。その為、真白は眠っているわけではなく探索者達と同じように部屋の様子を見ることが出来る。また、ここで探索者達は今まで自分たちが見ていた光景は幻覚であったことに気付きSANc 0/1d3となる。なお、このシーンの後に発生する戦闘において真白の協力を得られるようになる(但し会話は不可)ので、事前に彼女の好感度を上げておく事をお勧めします。なお、この部屋では探索者の所持品は一切持ち込むことができない為、もしここに携帯等を持ち込んでいた場合には部屋から持ち出す事が出来ずその場で落としてしまう事になるだろう。その場合は再び部屋に入る事で回収可能ではあるが、それを行うのはあまりにも不自然過ぎるのでおすすめしない(どうしても取りに行きたいと言う探索者がいるのであれば許可してもかまわない)。なお部屋にあるものは全て白い色で統一されており、ベッド以外のものは見当たらない(机や本棚などがあってもよいだろう)

*扉<目星>or壁を探ると言った場合 壁には一箇所穴が開いており、そこから隣の部屋の様子を伺う事が出来るようだ。

【KP情報】

→ここから先のイベントについては各部屋で異なるため注意が必要です。

********KP情報***************

***

*部屋全体<目星>成功orクリティカルで一枚の紙を発見する事ができます *部屋全体<目星>失敗orクリティカルで二枚目の紙を発見できます *******KP情報******

***

******

***

■イベント集20■ ******イベント集20* ******イベント集2* ******イベント集3* ******イベント集4* ******イベント集5* ******イベント集6* ******イベント集7* ******イベント集8* ******イベント集9* ******イベント集10* ******イベント集11* ******イベント集12* ******イベント集13* ******イベント集14* ******イベント集15* ******イベント集16* ******イベント集17* ******イベント集18* ******イベント集19* ******イベント集20*

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【イベント集21】

探索者達が部屋の中に入った瞬間、まるでそれを待ち構えていたかのように突然背後から声が聞こえた。その声はどこか聞き覚えのある声であったように感じたが、その声質は女性のものであるにもかかわらず何故か男性のようにも感じられる不思議な声だった(この声はもちろん探索者達には聞こえていない)。そしてその声の発信源はすぐにわかる事になった……それは探索者達のすぐ後ろから発せられたのだ。探索者達は驚きながらも反射的に後ろを振り返る……そしてそこで見てしまったのである……自分の後ろに佇む、人間の姿をしたその化け物の存在を……(SANc1/1d6)

*ここで探索者が真白の姿を見てしまうと、強制的に第一節:夢の世界へ続く描写へ進んでしまう(SAN値がゼロになってしまう可能性があるため)。よってこの部屋に入る前にあらかじめ真白に布を被せておく必要がある(ただし真白を気絶させるなどして無理やりにでも寝かせる事が可能であるのならそれでも構わない)。

*この部屋に入ると、それまで見えていた景色が全て一変し真っ白な世界へと変貌する。それと同時に目の前にあった扉が消え、四方八方を同じ形をした真っ白な壁に囲まれることになる。だが、そんな中で唯一一つだけ色を持ったものがあることに気が付いた。その存在とは目の前のベッドに横たわった一人の人間である。彼女はこちらに背中を向けているため顔はよく見えないが、その姿は確かに見覚えのあるものだった。しかし同時に違和感を感じざるを得なかった。何故なら彼女こそが先ほどまで一緒に行動を共にしていたはずの新藤真白その人だったからである(SANc0/1)。だが彼女が横たわっているベッドの上には何もなく、シーツのしわひとつさえなかったのだった。

*以降、この部屋にいる間は探索者のMPが徐々に減っていきます。探索者の最大MPが0になった時点でEND分岐が発生します。またこの部屋には時間の概念が存在しません。よって探索で経過した時間は現実世界では一切反映されないためご了承ください。(例えば一日経っていても現実世界ではほとんど時間が経っていない状態になっている、などという事が起きています)また部屋全体には奇妙な静寂さがあり、外から物音は一切聞こえません。つまりどれだけの時間この部屋に閉じ込められていたとしても探索者以外に誰かがこの空間に入ってくるような事はまずないと考えてもらって差し支えないでしょう。

*ここで初めてこの部屋で目を覚ます事になるが、この時点で探索者達は今まで自分が見てきた光景が幻覚であったという事に気付く。これは一度見た後でも再挑戦が可能であり何度繰り返しても構わないが、この部屋では通常の手段では出口を見つける事は不可能である事を知っておいてもらうといいだろう(勿論このシナリオ内では隠し要素的な立ち位置にあり、PL側から質問があった場合はその限りではない事を伝えるといいだろう)

。もし何度も試してそれでも脱出できない場合はKPの判断によって何らかのペナルティを与えても構わないだろう。

■部屋の様子2■ *部屋全体<目星>成功orクリティカルで一枚、または二枚目の紙を発見できます *部屋全体<目星>失敗orファンブルで三枚、または四枚の紙を発見できます ■部屋全体<聞き耳>成功orクリティカルで五枚目の紙を発見できます *部屋全体<聞き耳>失敗orファンブルで六枚目の紙を発見できます *部屋全体<目星>成功で七枚目の紙を発見できます *部屋全体<聞き耳>失敗orファンブルで八枚目の紙を発見できます *部屋全体<目星>成功もしくはクリティカルで九枚目の紙を発見できます *部屋全体<聞き耳>成功もしくはクリティカルで十枚目の紙を発見できます ******イベント集22** ******イベント集23** 【描写1】あなたはゆっくりと目をあけました。するとそこには見慣れた部屋の風景が広がっている事に気づきました。窓から差し込む光を見る限りどうやら今は朝方のようであることがわかるでしょう。ふと時計を見ると、いつも起きる時間の一時間ほど前であることがわかりました。あなたが普段起床している時間帯まではまだ数時間あります。あなたは二度寝をするかどうか迷った挙句、結局ベッドから起きあがりいつもの日課をこなすことにしたようです。

(RP例:目覚ましの音やテレビの音声、カーテンから差し込む朝の日差しや朝食の匂いなど、あなたの普段の生活を象徴するようなものを探索者達に見せてあげましょう。ただしあくまで演出のためです。これらのものを見せることによって何か意味のある事をするわけではありません)

*ここでPCの持ち物を幸運ロールさせましょう。成功の場合は無事に取り出す事が出来ますが、失敗するとその探索者の所持品は二度と見つかることはないでしょう。ちなみに、その探索者は今後「お守り」を持っていない限り「回避」判定を行う事が出来なくなる事を伝えてあげて下さい。また、「鍵」についても、それを持っている場合は問題なく使用することが出来る事も教えて上げてください(但し「武器」に関しては使用できなくなる事を教えてあげてください)。

【描写2】それからあなたはいつものように準備を済ませると、玄関を出ていつも通りの道を歩いて学校へと向かう事になるでしょう。そうしてしばらく歩いた所で前方に何やら黒い物体がある事に気が付きます。それはどうやら猫のようでしたが、なんだかとても苦しそうな様子でした。あなたは気になってその猫の側に近づき声をかけようとしたその瞬間でした……突如頭の中にノイズが走ったかと思うと次の瞬間には今まで見ていた景色が全く別のものに変わっていました。それはあなた自身の姿、服装までもが変わったかのようなそんな感覚に襲われる事になるでしょう……いや、それだけではありません……そう……周りの空間すらも全く別な場所へと変貌を遂げてしまったかのように感じ取れました……まるで時が止まったかのように音も聞こえない静寂の中……あなたはそこで見てしまったのです……目の前の猫の姿が一瞬にして変化し巨大な人間の形となって行くのを……そしてその変化が終わりを見せたと同時に、目の前のそれが動き始めたかと思いましたが、よく見ると目の前のそれとは明らかに違いがありました……目の前のものは人の形をしているものの明らかに体色がおかしい色をしていましたし、なによりも手足や首の数に明らかな違いがあることがわかります……それによくよく見てみればその体は所々が骨になっており、顔も鼻や口が見当たらない状態でしたので恐らくは顔という概念が存在しない生物である事が伺えました……そして何より一番の違いはその大きさでありました……なんとその生物の頭は貴方の目線よりも高い位置にあったのです……そう、目の前に現れた生物はまさしく怪物と呼ぶにふさわしい存在であったのですから……そのような異様な光景を目撃した探索者はSANc1/1d6を行います(発狂した場合はさらに追加ダイスを振ってもらうことになるため注意して下さい)

【描写3】「ニャルラトテップ……」

あなたは無意識にその名を呟いていた……

SANc1d6/1d20

===

【イベント集24】

探索者達が部屋の中に入ると、そこは先ほど見た白い部屋の中とは真逆と言ってもいいような薄暗い不気味な空間が広がっていた。部屋の中心には大きなテーブルが一つ置かれており、その上には一冊の本が置かれていた。しかしそれよりも真っ先に目についたのは、そこに座っている一人の女性の姿だった。女性は探索者達が部屋に入ってくるとこちらを振り返る。その姿はどこか神秘的で美しいようにも思えた。

彼女はこちらに目を向けると少し驚いたような表情をして見せるもすぐに柔らかな笑みを浮かべた。そしておもむろに席を立つとこちらに歩み寄ってくるだろう。*以後戦闘になる可能性もありますので警戒しておくようにと忠告してください* *以降会話シーンになります。ここから先はPLの行動次第で会話が変わりますので適宜調整を行って下さい※基本的に質問された事以外ははぐらかすように答えていきましょう(あまり情報を与える必要はない為)

********KP情報

***


***

*この部屋についての説明を受ける事が出来る(内容は上記参照)* *ここから出るためにはこの部屋の主であるニャルラトホテプを倒す必要がある事を伝えること(これは必ずしも伝えなければならないわけではない)* *その他必要に応じて自由に改変して構わない部分として以下の情報をPLに伝えること(ただしこれらは絶対に教える必要のない項目なので無理に聞き出す必要もないし適当にぼかす等して伝える内容に齟齬が出るようであればそのまま流してしまっても構わない)

・この夢はニャルラトホテプによって見せられている幻覚のようなものであること

・この場所から出る方法はニャルラトホテプを消滅させるしかないという事

・自分は元々ニャルラトホテプが人間だった頃に作り出した分身のような存在であるという事

・ここは現実世界ではない場所であるため現実世界では何時間も経過しているはずだが、ここでは現実時間よりも長く過ごす事ができるということ(つまりどれだけ探索しても現実世界で経過した時間は変わらないという事を伝えておくといいかもしれない)

************KP情報ここまで

***


***

*この部屋で探索を行う際は、必ず「布を被った人間」の描写を行うこと(これに関しては特に理由などはありません。強いて言うならばその方が面白そうだからです)。

*以降、部屋全体もしくは人間に対し何らかの行動を取った時に探索者全員に<POW×5>のロールを行わせる。このロールに失敗した探索者は強制的に<1d100>を振る事になり、出た目によって下記のイベントが発生します。尚ここでSAN値が減少する事はないので発狂する事はない旨伝えておきましょう*また成功すれば何も起こらない事をPLに伝えてあげて下さい(もちろんクリティカルを出した場合も何事も起きない旨を伝えていいと思います)。

*

***

【イベント集25】*これ以降は特に記載のない限り全て「KPが任意で描写する事が好ましいと思われるもの」となります*

***

********シナリオの流れ*****

***

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