第13話
「それじゃあ改めて聞かせてもらうんだけど、あなたは一体何者なのかな?さっきは色々はぐらかされて聞けなかったからもう一度だけチャンスをあげるわね♪正直に答えるつもりがないのならそれでもいいから、私が勝手に調べさせてもらうわよ♪」と言われて思わず固まった私に向かって彼女が続けてこう話しかけてきた!!「あらっ、そんなに警戒しないでちょうだい♪さっきも言った通りあなたに何かするつもりは全然ないのよ!でもこのまま答えないなら話は別になるけれど……、それはわかってるわよね?」と言われた私が黙って頷くと、それを見た彼女が「うんうん、いい返事だね♪」と言いながら頭を撫でてきた後である!!「じゃあ教えてもらえるかしら?一体あなたは何者なの??」と問いかけられて答えようとするもののどうしても声が出せず黙り込んでしまった私に彼女が耳元でそっと囁いた……。「あぁ、そうだったわね。実はさっきの質問はちょっとした冗談だったのよ!だって私知ってるもの!あなた本当は私のファンなんでしょ??だからわざわざここまで来たんでしょう?そうじゃないとは言わせないわよ♪」と言われてドキッとした私はどう答えていいかわからずに戸惑っていたのだが、そんな彼女から思わぬ言葉が返ってきた!!「別に無理して隠さなくてもいいわよ。私もあなたがどういう人なのか大体把握しているつもりだからその辺は心配しなくても大丈夫なんだからね♪それともう一つだけ聞いておきたいことがあるんだけど、今あなたはどこまで記憶が戻っているのか教えてくれるかしら……?」と聞かれて返答に困っていると、そんな私の表情を見た彼女が再び口を開いた……!!「ごめんなさいね、ちょっと意地悪しすぎちゃったみたいね……。でもね、これもあなたがいけないんだからね!あんまり無防備にしてばかりいるといつか本当に襲われちゃうかもよ。もちろんそうなったらその時は私が責任をもって助けてあげるから、安心しなさいね♪ 」と、悪戯っぽく微笑んだ彼女が今度は私の唇にキスをしてきた後、再び私を抱きしめてきた彼女がこんな話をし始めた……。「それじゃあ、最後に私からあなたにお願いがあるんだけどいいかな?」と聞いてきたので素直に頷いた私に対して彼女から出された要求というのが、「もしあなたがよければ私達と一緒に世界を支配してほしいんだよね。つまり、私達の仲間として戦ってくれないかなっていうお誘いだったわけなんだけれど、ここまで色々と話したおかげでどうやらあなたにもその気があったみたいだしこの話に乗り気じゃないってことなら仕方ないけど、せっかくこうして知り合えたのだからここは是非とも前向きに考えてみて欲しいんだ♪それにあなたもいつまでもここで暮らしていくわけにもいかないでしょうし、ここを出た後のことも考えた方がいいんじゃないかしら??」と言ってきたことで私の中に迷いが生じた結果沈黙してしまったところを見て何を思ったのか、急に真面目な顔になった女神様が私の両肩を掴んできたかと思うと……、なんとその場で土下座を始めた!?あまりのことに唖然とする私を他所に床に頭を擦り付けながら謝り始めた彼女はこんなことを言いながら謝ってきたのだが、その内容を聞いて驚いた私は慌ててそれを止めようとしたのだがそれよりも先に話し始めてしまうのだった!!「ごめん、ごめんね……!あなたを騙していたのは謝るよ。だけど信じてほしいんだ!あなたを騙すつもりはなかったし、むしろ仲良くなりたいと思ってたからこそこういう方法を取るしかなかったっていうのが正直なところだったんだよ……」そう言った後に顔を上げてこちらをじっと見つめた彼女は続けてこんなことを話し始めた……!!「でももういいんだ、今のでよくわかったからね。だから今度こそハッキリ言うよ。私達は確かにあなたのことを知っているし、だからこそ一緒に行動していきたいとも思ってるんだけどそれと同時に危険な目に遭わせたくないっていうのもあるから今回は断らせてもらうね……!まぁ要するにあれだよ、これ以上はもう話す必要はないよねってとこかな?というわけで、また会おうね!!」と言って手を振った彼女が再び目の前から消えてしまった直後になって我に返った私が慌てて部屋の外へ出てみたらそこには誰もおらず、代わりに部屋がもぬけの殻になっていることを認識した瞬間に思わず膝が崩れ落ちた……。そしてその場に座り込みそうになる寸前のところでどうにか持ち堪えた私がフラフラしながらベッドの方まで歩いて行ったところそこで見つけたものは先程まで彼女が着ていたと思われる服のみで他には何も見あたらなかったので他には何も見つからなかったことを理解した私は、そのままベッドに寝転がってこれまでのことについて思いを巡らせていたのだけれどその結果一つの結論に達したのだった……。「あの人が何者かはともかくとしても、結局最後まで私のことについては何一つ話してくれなかったんだよなぁ……。
それなのに、私についてだけは何でも知っているみたいに振る舞っていたことに関しては未だに理解できないというか納得いかない部分もあるし何だったら不信感すらあるんだけど、少なくとも今は味方だと言ってくれるのなら信用するしかないのかなぁ……。それにもしも敵になるようなことがあっても多分、今の私ならきっとなんとかなると思うしね!うん、そうだよね!!」と言った私は、気持ちを切り替えてから改めて現状を考えてみたところ自分一人だけではここから抜け出すことができないことに気付いたため誰かに協力を求めようと決めてすぐに動き出そうとしたのだったが、その直後のことだったのだ!!!どこからか誰かが走ってくるような音が聞こえてきたために驚いて固まっていると間もなく部屋の中に入ってきた人物に声をかけられたため恐る恐るそちらの方を向くとそこには先程出会ったばかりの女神様が立っていたので驚いていると、そんな彼女がおもむろに服を脱ぎ始めたのを見て咄嗟に視線を逸らしてしまった私だったのだがその反応を見た彼女がクスクス笑い出した後でこんなことを言い出した……。「うふふ、やっぱり照れちゃってるのね。でもそうやって恥ずかしがっている顔も可愛いと思うわ♪だからもっと色んな顔を見せてくれると嬉しいんだけどな♪」などと言いながら私に近付いて来た彼女の手によって強引に押し倒された私は為す術もなくキスされてしまうこととなっただけでなくそのまま身体中を触られてしまったために抵抗することすらできなかったどころかされるがままの状態になってしまっていたせいですっかり興奮しきってしまった私に気付いた彼女が「ふふ、そんなに硬くしちゃって……♪ もしかして溜まってたりするのかな?ねぇ、よかったら私がスッキリさせてあげよっか♪」と言ってきて更に続けてきた彼女の手が私の股間にまで伸びてくると、「あっ、だ、だめですっ!!それ以上はやめてくださ、、ああっ!!」という制止の声も聞かずに直接触れてきたことで我慢できなくなった私がとうとう限界を迎えてしまった瞬間だった!!!ビクンッ、ビクビクンッ!!ドピュルルルー!!ビュビューッ!!「うわっ!すごい量じゃん……。
ふふっ、まさかこれ程とは思わなかったわ。これだけ出しておきながらまだ元気なんだもんね。それじゃあ次はこっちも可愛がってあげようかな?」
と言って私のあそこに触れた彼女がそれを口に含んだ上でしゃぶり始めたものだから堪らず喘いだと同時にまたしても果ててしまいそうになった私は何とか堪えることができたので安心したのも束の間、今度はおま○こに指を入れられたせいで激しく動かされてしまい思わず仰け反ってしまう私だったが、「んっ、や、やめ、、ひぎぃっ!!そこ、らめれすぅ!!んぁっ、、、はうぅぅっっ!!?」などと叫んでしまった挙げ句そのまま絶頂を迎えてしまった私を見た彼女が「あはは、そんなに気持ちよかったんだね!それじゃあそろそろ入れちゃおうかな♪私も我慢できなくなってきちゃったし」と言って自分のものを私のあそこにあてがい一気に挿入してきたではないか!!しかもそれで私が絶頂に達した直後のことだっただけにかなり敏感になっていた状態でいきなり奥まで突かれたことで完全に我を失ってしまった私はその後も何度も何度もイかされ続けた末に失神してしまったようだが、意識を取り戻した私が目を覚ますまでの間ずっと付き添ってくれていたらしい彼女が目を覚ました私にこんなことを聞いてきたので素直に答えると、それを聞いた彼女が微笑みながらこう言ってきた……!!「そっかぁ、それは良かったね!じゃあ今度は私の相手をしてもらうからよろしくね♪」と言いながらキスをしてきた彼女によって裸にされた私は彼女に弄ばれながらまた快楽の世界に飲み込まれていったのだが、そうして何度も体を重ね合った私達はお互いの名前を教え合い恋人となった後も夜通しで愛し合っていたら遂に体力が尽きて寝落ちしてしまっていたが翌朝になるといつの間にか元の部屋へと戻っていたのでホッとしていた私が身支度を済ませた後で早速女神様と今後の予定について相談した結果、今後はしばらくの間ここを拠点にして生活することになったことからまずやるべきことは拠点探しだと気付いた私がさっそく行動を開始しようとしたところ、そこにやってきた女神様から思わぬ一言を聞かされた!!「……実はね、これから行くべき場所がちょうどこの近くにあるみたいなのよ。ほら、これが地図なんだけど目的地を示すマークの位置を確認してみてちょうだい」そう言われて受け取ったものを確認するなり驚きのあまり固まってしまう私だった!!「どうやらわかってもらえたみたいね。さぁ、早く出発しましょう!」そう言って微笑んだ彼女が指差した先にあったのは『異世界転移局』という場所だったので一体どういうことなんだろうと思った私はそこでハッと気づいた!(これって、もしかしたら私達が元の世界に帰るための手がかりになるかもしれないってことだよなぁ……。
よし、そうとわかれば早速向かってみよう……!!)そう思った私が女神様についていくことにした次の瞬間には既に別の場所へ移動していたので、恐らくここが例の場所だということは想像できたものの肝心の中へ入ろうとする前に入口の前で待ち構えていた人物がいることに気づいた私が身構えるよりも先に向こうの方から声をかけてきたので見てみると、なんとそこには懐かしい顔が並んでいたのだった!!そう、そこにいたのは紛れもなく親友の理恵ちゃんと香ちゃんであり思わず涙がこみ上げてくるのを感じた私が感極まって彼女達の元へ駆け寄ろうとしたまさにその時、突然横から伸びてきた腕にガッチリ掴まれた上に抱き寄せられてしまうと同時に耳元で囁かれた言葉を聞いた瞬間、私は思わず身震いしながらその場に立ち尽くしてしまうこととなった……。なぜならこの時聞こえたその声は紛れもない女神様の声であったにもかかわらずどこか聞き覚えのある声だったことに戸惑ったからだ……!!だがそれ以上に私が困惑しているのはなぜ今になってこんなことをしているのかという点なのだが、その理由については全く心当たりがないので困っているというのが正直な話なのである!!するとその直後にまたもや聞こえてきた声に聞き覚えがあったような気がして考え込んでいた私はここでハッとした!というのも今までのやり取りで出てきた声のうちの一つと今聞こえている声の雰囲気が同じだったからだ……!そう、今のが女神様のものだったとするならば、今までのものは一体何だったのか?という疑問が残るわけだがとりあえずその正体を突き止めるために声の主の方に目を向けた私が目にしたのは……、なんとそこには何故か理恵子と香の姿があったのだがどういうわけか二人とも制服姿ではなく見たことのない服を着ていることに驚いている私に対して二人がそれぞれ口にした言葉というのがこれだ……!!
理恵子:「……あれ?どうしてこんなところにあなたがいるの??ていうかあなた誰??」と言ったかと思えば続けて、「それによく見たらこの子ってばあなたの知り合いなんでしょ?なのになんでそんな怯えたような目で私のこと見てるのかしら?」と言い始めたかと思うとさらに香までがこんなことを言う始末……。
そんな二人の言葉を聞いて呆然としている私に背後から忍び寄った女神様が再び囁きかけてきた……「ねぇ、ちょっといいかな。
さっきあの子達に何を言ったのか覚えてるかしら?あの時私はあなたに、私のことをなんて説明したっけ?答えなさい……」と聞かれた私は正直に答えてみることにした……。「はい、私はお二人とは友達ではありますけど、本当のことを言っても信じてもらえないだろうから嘘をつこうかと思ってました。だけどそれだと後で色々と面倒なことになる気がしたので敢えて黙っておこうと考えた結果あのような形で説明しようとしたんですけどダメでしたかね……?」と答えた私に対して女神様は満面の笑みで頷きながらこんなことを口にした……!!「えぇ、もちろんいいわよ。
むしろそういう風に言ってくれる人を待っていたくらいだもの!でもさ、何も本当のことを言わなくてもいいのにって思うんだけどその辺りはどうなのかな?」と言われた私が「まぁ、確かに言われてみればその通りですよね。ただあの時はあれが一番良いやり方だと思っただけなんですが、何かおかしかったですか……??」と聞いた私に彼女がこんなことを答えたので納得した私は、そのことに関しては今後気を付けることにして話題を変えようとすることにした……!!そしてその直後、唐突に私の前に進み出た女神様から香の方に向けて放たれた光線のようなものによって一瞬にして消し飛ばされてしまった彼女の存在に驚く暇もなく、更にそこから発せられた凄まじい爆発の嵐に飲まれて跡形もなく吹き飛んでしまったのを見て絶句すると共にあまりの恐怖に身を竦ませてしまった私だったが、そんな私を庇うかのようにして抱き締めてくれた女神様によって救われたことで安堵したのは言うまでもなく……。
それから暫くの間は私が落ち着くのを待ってくれていたらしく何も言わずにいてくれたおかげで少しずつ冷静さを取り戻していったところで改めて女神様にお礼を言うと、それに対して頷いた彼女は私に優しく微笑みかけてからこう言った……!「どういたしまして♪さて、それじゃあ落ち着いたことだしこれからのことを話すとしましょうか♪」と言う彼女の言葉を聞いて頷いた私はその後、女神様と話し合っていた内容を振り返ってみたのだがその中で特に気になった点として、まずはこの場所についての話を詳しく聞いてみようと思いそのことを尋ねようとしたのだがそれについての話を始めた途端になぜか言葉が出てこなくなってしまったばかりか頭がぼんやりしてきたせいで次第に意識も朦朧としてきたため仕方なく意識を手放すことに決めた私が深い眠りに就いたのと同時に、私が目を覚ました後で何やら動きを見せていた彼女がどこかに出かけていくのを見た私だったが完全に目が覚めないうちに寝てしまったせいで記憶を失ったままだったためにこの時のことを覚えてはいなかったのだ…………
【終わり】
〈補足〉 この話の主人公が最初に訪れた世界の時間の流れは現実世界と同じですが、転移した先での時間の流れについては主人公に合わせていますので主人公が寝た後に見た夢の世界のようなものであると考えていただければ幸いです それでは今回はここまでとなります。読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m プロローグ 〜出会い〜 ここは神界にある神殿の一角にてとある出来事をきっかけにして一人の少女の前に姿を現した女性がこう口にすると、それを聞かされた少女は嬉しそうな表情で喜びを露わにしてから彼女に向かってこう言った……!「やった!ついに私も『管理者』になれたんだ!!それでこれからは何をすればいいのかな?」という少女の言葉に笑みを浮かべた女性は少女の頭を軽く撫でながらこう言った……。「そんなに難しいことじゃないわ。だってこれはあなたが自分で決めたことだもの。
だから好きなようにやっていいのよ」
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