第3話
彼女がそう言うものだから私は気になっていたことについて聞くことにしてみたのだが……その内容というのがだね……なんと驚くことに私達の世界とは違うもう一つの世界が存在するということだったのだからこれには本当に驚いてしまうしかなかったよ!まさかこんなことがあり得るだなんて普通は誰も思うはずがないだろう!?私だって信じられないんだから当然だと思うんだよね……うん!いやでも本当なんだから仕方ないよな……だって事実なわけだし……って、いやいやそうじゃなくてだな!話が脱線してしまったではないか! いけないいけない!私としたことがまた取り乱してしまったようだな……ふぅ〜……よしっ!!それでは話を元に戻すとしようか!!あはははっ! ということで改めて話を聞くことにすると今度はその世界の名前やどのようになってるのかなどを詳しく教えてもらえたことにより理解することができたのだが問題はその世界がなぜ存在していてどうなっているのかという話だった。その話については大まかにしかわからなかったのだけどその中でも一つだけ分かったことがあったのだ! それがどういった内容なのかを説明させてもらおう!それはつまりこの世界は誰かに創られたものであり元々は違う世界のはずだったのにも関わらず誰かが介入したことで歪ませられてしまったということのようだ!そしてそこから様々な出来事が連鎖して起き始めてしまいその結果、一つの結末を迎えることになってしまうような状況に陥ってしまうようになってしまったのだと聞かされたところで私の中にある疑問が浮かびあがってきたのである。それというのも、一体誰がこんなことをしでかしたのだろうかということである。普通に考えてみるとあり得ないと思うのだが現に起きてしまっているわけでそれを目の当たりにしてしまっているわけだから信じざるを得ないというわけだがやはりまだ信じられるものではなかったりするんだよな……はぁ……。
そんなことを思っていたら彼女が話しかけてきたことで現実に引き戻されてしまった私だったが、その時に聞こえてきた言葉が私にとって衝撃的なものだったため一瞬頭が真っ白になってしまったのだが、その言葉の意味を理解するなりさらに驚かされてしまうことになった!なぜなら……
「あなたが思っているようにこれは夢ではないし現実でもあるのです。なので信じる信じないの話ではなくて実際に起きていることなのだと受け止めてもらいたいと思います。それに今こうして話している私という存在も存在しているのは本当のことですし、そもそもあなたに嘘をつく理由もありませんから」そう言って彼女は私のことを安心させるようにして微笑みかけてくれたのだ!それを聞いた瞬間、私の心の中で何か温かいものを感じるようになりそれが全身に広がりつつあるのを感じた私は不思議と安心感に包まれていき、さっきまで感じていた恐怖心や緊張感といったものが一気に消えていってしまった!それどころか彼女のことを信じてみようと思ってしまっていたりしているのだ……!だがしかし、そう簡単に受け入れられるはずもないのも事実なわけでどうしたものかと思っていた時に彼女がこんなことを言い始めたのだ!それは……
「確かにいきなりこんなことを言われたら誰だって戸惑ってしまいますよね?ですので今すぐに全てを受け入れろとは言いません。ですが、少しでもいいから信用してほしいという気持ちはあります。そして出来ることならこれから共に協力をしていきたいと思っていますのでどうかよろしくお願いします!」と頭を下げながら丁寧に挨拶をしてくれたのである!その姿を見ていた私だがなぜか自然と涙がこぼれ落ちてしまっていたのだ!それは決して悲しみから来るものではなく、嬉しくてつい涙が出てきてしまったというような感じだと言えるのかもしれないな!まぁ私自身にもよくわからない感覚なのだが……ただこれだけは言えることがあるとするならば彼女に会えてよかったということだと思うし心からそう思ってくれていることだけは確かである。だからこれからは一緒に頑張っていくことが出来ると思うと嬉しさのあまり泣いてしまっても不思議ではないと思えるのは私だけだろうか……?まぁ何はともあれこれでようやく前を向いて進むことができるような気がしてきている今日この頃なのだけど……ふふっ、我ながら単純だなと思ってしまうところがなんとも言えないがそれはそれで良しとしようではないか!さて、そうなるとまずは何をするべきなのかを考えるべきだよな?だが、今の私には特に何も思いつかなくて困ってしまっているのでどうしようかと悩んでしまっていたところに彼女の方から話しかけられたのである!
「では、ひとまず落ち着いてもらうために私の話を聞いてもらいましょうか」と言う言葉に対して頷いた私はそのまま黙って聞き始めることにした!すると彼女の方からとんでもない事実を突きつけられてしまうことになったのだった!
「実はね、あなた以外にもこの場所に連れてこられた人が多数いたのよ。ただその人達は全員死んでしまっているの。理由は簡単でここに迷い込んだ時点で命は奪われているということになります。ちなみに私も例外ではないので既に殺されてはいるのですが、それでも死ぬことができない体になってしまっていますのでここから出ることは叶わないでしょうね……」その言葉を聞いて絶句していた私は思わず言葉を失ってしまったのだが、ここでふと思ったことがあり質問をしてみたところ思わぬ返事が返ってきて更に驚きの事実を知ることとなった!というのも、 私が死んだ後、何故か意識が戻ると同時にこの真っ白な空間におりそこに彼女がいたから話しかけてみたんだと教えてくれたのだがその時、彼女は私のことが見えてはいなかったらしいのだが突然頭の中に声が響いてくると共に会話が出来るようになったと話してくれた!その理由としては、私が生きていた頃の記憶を無くさないようにするためだとかで一時的に記憶が封じられていた状態で会話をすることが出来たためだと言うことだそうだ!まぁそういうことだったのだとしたら何となく理解できるような気もするな……うむ、納得だ!しかしそう考えると色々と疑問が出てくる部分も出てくるのでそれも踏まえて聞いてみようとは思ったんだが、あまり時間をかけすぎるのもよくないしここは一旦保留にしておくことにしようかなと思う次第である。
というわけで、話が終わったあとはお互いに今後のことについて話をすることに決めたため、今後どうするかということを真剣に話し合うことになり結果的にお互いが納得する結果となり話し合いを終えた後に握手を交わしたのだった!その後は、彼女からも色々な情報を得ることができたので助かったといえば助かったことになるわけだが正直ここまでの道のりが過酷過ぎて嫌になりそうになっていた自分がいたので正直なところかなり不安でいっぱいだったのだが、彼女のおかげでその不安が取り除かれただけでなく元気づけられてしまったことで少しやる気が出てきたのでよしとしておこう!それともう一つわかったことがあるとすれば彼女もまた辛い思いをしてきたということだった!もちろんそれに関しては私の方も同じだといえるのだがそれでもやっぱり比べ物にならないほどの差はあったように思えるわけなのだが、それでも今のこの状況でお互いに協力できる仲間がいるということが何より嬉しかったと言えるのではないだろうか……そう思う私だった。』
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夢幻 真凛
(むげん まりん)
性別:女
年齢:??(見た目年齢は15歳くらい)
身長:146cm
体重:39kg
BWH:85・54・82
容姿:髪は綺麗な銀色をしており、肩甲骨の下あたりまで伸ばしてあり癖がなくサラサラとしている。目の色は赤に近い紅色をしていてとても綺麗。まつ毛が長く鼻筋もスッと通っているため美人という言葉がふさわしい顔立ちをしている。耳は少し小さめだが形が良い美乳の持ち主であり、肌は透き通るような真っ白さを保っている。体型はスレンダー系で手足が長くスラッとしており、足はかなり細い!服装に関しては基本何でも着こなせるほど可愛い物が好きらしく基本的には動きやすい服を好んで着ている!
好きなもの/事:甘い食べ物全般と猫、花(植物)などの植物系、動物やぬいぐるみ、本、小説などなど多数ある。嫌いなもの/事:苦いもの、辛いもの、騒がしい所、人付き合い、虫、高いところ、お化け、暗い場所、雷、孤独、一人ぼっち、裏切り、虐待、虐め、いじめ、悪口、誹謗中傷、偏見、理不尽、不平等、差別、犯罪、殺人など色々ありすぎて数え切れない。
=== ということであった!!
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第5話
転生先の世界でのルール説明!?〜神様に転生させられた件について〜 -終- 最後まで読んで頂きありがとうございます!!m(_ _)m いや〜今回もまた長かったような気がしますねぇ〜!まぁいつものことですし仕方ないですねw 今回は少しだけ補足説明をさせてもらいますと、 夢主視点では主人公を男の子だと思って書いておりました!そして夢主の一人称は自分の名前を『私』として書かせてもらってます。分かりにくいかもしれないのでご了承ください! それでは、今回のあとがきはこのくらいにしておきましょうかね! 次話も楽しみしていてくださいね〜!バイバーイ!
「それでこの後なんだけど、あなたの名前とか色々と決めないとならないことがたくさんあるので、これからそれを決めていきたいと思うんだけど良いかな?」
「う、うん!大丈夫だと思う!!」
私は戸惑いながらも返事をしたんだけど、いきなりそんなこと言われてしまうと逆に困ってしまうというか、なんというか……あはははっ……。まぁ、でも本当に今更ではあるんだけどさ?よくよく考えてみると私、今まで自分のことについては全然気にしてなかったなと思ってしまったわけで、今こうして考え始めた途端、急に恥ずかしさが湧いてきてしまったというわけなんだわ!だって、自分のことだし別に気にする必要ないよねって思ってたし……だけど改めて考えると自分についての情報を何も知らなかったことに気づいてしまったわけでして……いやもうほんとごめんなさい!って感じだよね!!あははははっ……! そんなことを考えているうちに彼女が名前を付けてくれることになったみたいで早速何か考えているようだったから私は大人しく待っていることにしよっかなって思ったのでしばらく待ってみることにしたんだよね!そして数分後に決まったと言ってくれたんだけどそれがこちらになりますね〜♪
「じゃあまず初めに、あなたにはこれから別の人間として生きていってもらうわけなんですけど名前はどうしましょうか?一応どんな感じの名前にするのかも決まってたりするのですか?」
「うーんとね、それはまだちゃんと考えてないから今は何とも言えないかな……?」
「わかりました!それじゃあ次に容姿についてですがこれはどうするのかを決めていただきたいと思っています。ちなみに聞くだけ無駄になると思うのですが念のために確認しておきたいので教えてもらえますか?」
「……え!?」
いやいやいやちょっと待ってほしいんですが……どうしてそんなことを聞いてくるのだろうかと困惑している自分がいたのだがここで私はあることを思い出してハッとなったのだ!それは自分自身のことに関して全く触れていなかったという事実に気づいてしまったことでもあるんだが、それについてはまだ何も伝えていなかったのでは……?という結論に至ってしまったのだ!ということはつまりだ!もしかしたら私の見た目は自分で想像していた姿とは全然違うものだったりするんじゃないかという可能性が考えられるのではないだろうかということだね!そうだとしたらここでしっかりと答えを出しておかなければ大変なことになってしまうのではないかと思い慌てて彼女へと質問を投げてみたところ、どうやらそのことは知っていたらしく私が心配していたことは起こらないということだった!そのことにホッとしていた私だったのだがそこで更に追い討ちをかけるようなことを言われてしまう羽目になってしまったのだ!というのも……
「そういえば言い忘れていたのですがあなたが転生する予定の世界って実は結構危険な場所だったりします」
「えっ、そうなの!?そ、それなら尚更ちゃんとした姿でいたいんですけど……」
「いえ大丈夫です!安心して下さい。もし仮にその姿のままで転生してしまった場合の話ですから!」
それを聞いて私はとりあえずホッとしたのだが彼女がその後続けて話した内容が私にとってはかなり驚く内容だったのだ!その内容がこれである!
・この世界へ生まれ落ちる際、性別が変わることがある。
→その際、外見だけではなく中身の方もある程度変化することになる。(例:性格や口調の変化など)
→もちろん個人差はあるが基本的にはあまり大きな変化は無いと言われている。(例:巨乳になる、胸が無くなる等)
→ただ中には男勝りな女の子が生まれたりすることも稀にあるとのこと。(例:男の娘は大好物です!! by夢見乃白愛瑠)
という感じらしいのだが、最後の文を読んだ瞬間に思わずズッコケてしまいそうになった私は決して悪くないはずだと思ったところで、彼女の口からさらに驚きの言葉が出てくることになったのだった!その内容というのはなんと私が考えていたことをピタリと当てて見せたばかりか、まるで最初から知っていたかのような言い方で言ってきたのである!そのことを不思議に思った私がその理由を聞いてみようとしたら今度はこんなことを口にした彼女だったのだがそれを聞いた途端に私はまたしても驚愕してしまうこととなった!なぜなら、
「だって私、あなたのことを見ていたんですもん!だから当然知ってるに決まっているでしょう?」
と言われたことでした……ってちょっと待ってください!?い、いやいや!そんなはずはないでしょ!だってあの時あなたはあそこにいたはずなんですから私のことを見てたなんてことがあるわけがないじゃないですか!?それなのになんでそんなことを言ってきているんでしょうかこの人は!?などと頭の中で様々な疑問が渦巻いてきてしまっている私だったのだがそんな中で一つだけ思い出したことがあった。そうそれは、
(そういえばあの人が言っていた言葉の中に気になるものがあった気がする……あれは確か……『君みたいな子を待ってるんだよ。きっと仲良くなれるよ』だっけ?……もしかしてこのことだったりするの?)
その言葉を聞いた瞬間、ふと頭に浮かんだことがこれだとすぐに気づいた私はもう一度あの時の光景を思い出そうとしてみることにしたのだがやはり何度やってみても記憶は蘇ってくることがなかったため、諦めるしかなくなってしまった。だがここでふと思ったことがあった!あの言葉を思い出したときに何故か胸の奥で懐かしいような不思議な気持ちになったような気がしてならなかったからである。しかしだからと言ってその正体を掴むことが出来なかったためにモヤモヤとした気持ちを抱えたままの状態で過ごすことになっていた私に更なる追い討ちをかけるかのように彼女がある話をしてきたのである!
「あとそれとですね、あなたにはもう一つ大事なことを伝えないといけないことがあります」
そう言われた私は一瞬ビクッと体を反応させてしまった後、ゴクリと生唾を飲み込んでしまっていた!そしてそれと同時に緊張してしまい心臓の鼓動が早鐘を打つようにしてどんどん高鳴っていくのがわかった!一体これ以上何を言われることになるんだろうかと考えていた私だったのだが次の瞬間にこんなことを言われてしまったことによって一気に緊張が解けてしまったのだった!
「あなたを転生させる世界は先程もお伝えしました通り危険な場所なのですがそれには理由があるのです。そしてその理由は世界に存在する8人の魔王を倒すためのものなのです。まぁ、簡単に言ってしまえば、世界を征服するためにあなたのような転生者を使って魔王を倒そうとしているわけです!そのためにはまずは力を付ける必要があるわけなのですが、その際には色々と面倒なことに巻き込まれてしまう可能性もありますし、最悪の場合、命を落とすような出来事に遭遇する可能性も高いので気をつけてほしいということを伝える為でもあります」
とまぁここまでの説明を受けた後で彼女にこんな質問をされてしまったわけだがこれについては本当に予想の斜め上をいくようなことだったため私は完全に固まってしまう結果となってしまったのだ!何故なら彼女が言った質問というのがこんな感じのことだったのだから……
------以下省略------
【Q】転生する際には赤ん坊として生まれるのかそれとも子供からスタートするのか? →転生する際、元の体そのままで生まれてくることが出来るので、年齢的な意味で言うと0歳からスタートすることなるが肉体的、精神的年齢は前世のままとなる。そのため普通に成長することが出来る。但しあくまでも成長できるというだけであって老化することは普通にあり得ますし、また怪我なども負えば痛みを感じるようになります。
-終- ---以下略---
といったものだったのだ……!これにはさすがの私も理解することができずにしばらく呆然としていたのだがそれでも彼女は話を続けていった為にそれどころではなくなっていってしまった……というのも、まさかあんなことになるとは思っていなかったからだ……!そのせいなのか途中から頭が混乱してしまって何を言っているのか分からなくなってきてしまっている私だった!いや本当に申し訳ないとは思ってるんだけどね? ということでね、ここで一旦状況整理をしようと思いまっす!(笑)まず最初に説明されたことがこんな感じだったと思うのですが間違ってないよね?まぁ確かにそれも大事なことだと思うので覚えておくことにしようじゃないかと考えながら次に行ってみよー!!次は何だっけ?あぁそうだそうだったわ! それで最後に彼女が言っていたことだったよね!えーっとたしか、
「そうそう!それでさっき伝えたもう一つの重要なことがですね、実はあなたにはこれからとある方のサポートをして頂きたいと思っているのですよ!それについてはこれから話すことになりますがあなたにやってもらいたい仕事は、主に戦闘面においてのサポートとサポートアイテムの作成となります。ちなみにこれが出来る方はこの世界ではあまり多くないので、もしもこれをやってくれるような方がいたら是非紹介していただきたいです!」
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