第3話 卒論と就活

エリーナは、幾度もの季節を通り過ぎて3年生の春を迎えた。


必要な単位は全て取り終えたので、後は卒論を残すのみ。


3年生の春は、就活の時期。

彼女は、日本かアメリカかの選択を迫られていたが、悩んだ末に日本で就職する事を決めて就活を始めた。


自分の未来を模索する中で、徐々に貴志との関係は冷めて行き、二人は別れてしまった。


ギクシャクしながらもエリーナは貴志が好きだったので、就活にのめり込む事で忘れようとした。

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