第11話
話を聞いた途端に彼女は驚愕していた、それもそのはず普通の人ならばこんなこと信じたりしないだろう、「まあ、あんたが嘘つくわけないもんね、信じるしかないか……」だが信じてくれただけでもありがたい、すると今度はこんな話をし始めた、「じゃあさ今度その世界に連れてってくれよ、面白そうだし私も興味あるからさ!」そんな話をしているといつの間にか学校に着いていた、教室に入り席に着くと、「……ねえねえちょっと聞いてよー……」クラスメイトの女の子が近寄ってきて話しかけてきた、「なんかさぁうちの彼氏が浮気したらしいんだよねー……しかもそれがさ……」その後もずっと彼氏への愚痴やら不満などを延々と聞かされ続け気がつけばホームルームの時間となっていたのだった、 *この後の話はまた別の機会に語ることになるでしょう(笑)
──以上が俺の回想である、ちなみに今はちょうど放課後であり帰ろうとしているところだったのだが何故か彼女が教室にやってきてこう言った、『ごめん!今から大事な話があるから一緒に来て!』そう言われたので大人しく付いて行くとそこは校舎裏だった、「いきなりこんなところに連れてきて一体何の用なんだ?」俺が質問しても一向に答えてくれなかった、それどころかどこか様子がおかしいと思った次の瞬間突然告白されたのだった、俺は突然のことで戸惑ったもののとりあえず返事は待ってほしいとだけ伝えその場から逃げるように去った、その後どうやって帰ったのかはよく覚えていない、ただひとつ言えることは帰宅するなりすぐにベッドに入って寝たということだけだ、翌日目を覚ますと時計の針は9時を指していた、どうやらかなり寝ていたようで昨日のことがまだ頭にこびりついていた、それから1時間後、部屋のドアが叩かれる音が聞こえてきたので扉を開けるとそこにいたのは……
128.「やっほー♪来ちゃった♪」そう言いつつ俺の返事を待たずにずかずかと部屋に入ってきたのだった、もちろん彼女を呼んだ覚えなどないので訳を尋ねたところこんなことを言われたのだ、「そんなの決まってるじゃん♪今日からお世話になることになったからよろしくね♪」そんなことを言われても意味がわからなかったので詳しく聞いてみると彼女は俺の監視役として派遣されたのだということがわかった、それを聞いた瞬間一気に力が抜けてしまいその場に倒れ込んでしまった、それを見て心配した彼女は急いで俺に駆け寄ってきたのだがその姿を見た瞬間俺は意識を手放してしまった、目が覚めると何故かベッドで横になっており隣では彼女がすやすやと眠っていたのだった、俺はそんな彼女を見ながらふと疑問を抱いたのだった、「こいつ何で俺と同じベッドに入ってきてたんだ……?」確かに寝る前は別々に寝ていたはずだと思い記憶を辿っていると、ある結論に達したのだった、それは昨夜の出来事である、あの時意識が朦朧としている中で彼女の声が聞こえたような気がするがもしかしたらあれは幻聴だったのかもしれないと思ったのだ、だがそれにしては現実味がありすぎるような気もする、だがそんなことは今考えても仕方ないことだと判断し考えないようにしたのだった、それよりもまず今優先すべきことがある、それは目の前のこの少女を起こすことだった、何せ同じ部屋で一夜を共にしたとなれば何を言われるかわかったもんじゃないからな……とりあえずまずは起こそうと試みたのだがなかなか起きようとしないので仕方がなく揺すってみるとようやく目を覚ましてくれたのでひとまず安心したのだった、
131.あれから数日が経過したある日のことだった、俺はいつものようにギルドへ向かうべく支度を済ませ家を出ていった、途中美鈴と会ったので途中まで一緒に行こうということになり2人で歩いていたその時事件は起こったのだった、突然前方から悲鳴が聞こえてきたかと思うと、何やら武装した集団がこちらに迫ってきたのだった、俺は美鈴の手を取り急いでその場を離れようとした、ところが相手の方が早く囲まれてしまっていた、このままでは逃げ道はないと悟った俺は戦うことを決意したのだ、「なあ……あいつらの狙いってもしかして俺達だったりするのかな……?」俺は隣にいた彼女に小声で尋ねてみたのだが、「……いや、おそらく違うだろうな、狙いは私だろう」と返ってきた、なぜそう思うのかと聞き返す前にその理由を教えてくれた、何でも以前パーティーを組んでいる時に他の仲間を人質に取られてしまいそいつが殺されるくらいならということで自分が代わりに人質となり捕まったものの結局そいつは死んでしまったそうだ、そのことを今でも悔いていて自分のせいだと責め続けているそうだ、そして今回の襲撃も自分のせいで迷惑をかけてしまってすまない、そう彼女は謝罪したのだった、それを聞いて俺は思ったことを口にした、「そんなことねえよ、お前が謝ることなんてないさ!悪いのは全部そいつらなんだからな!それにお前に罪があるのなら俺も共犯だよ、だからそんなに思い詰めなくてもいいんだよ」そう伝えた後、俺は美鈴の頭を撫でながら、「辛かったらいつでも言えよ、俺が力になってやるから」そう言ってやると彼女は涙を流し始めてしまったのだ、俺はそれをそっと抱き寄せ慰め続けた、しばらくすると落ち着きを取り戻したようだったので再び話を始めた、「……ありがとう……お陰で少し楽になった気がするよ……」涙を拭いながらそう告げる彼女を見て少しだけドキッとしたのだがその思いを心の奥にしまっておくことにして、「そっか、なら良かったよ」そう言うと笑顔を見せたのだった、
146.「それじゃあ早速行ってみよう!」元気よく意気込んだ彼女を制止してこれから行くダンジョンについて説明をしようとした、しかし説明するよりも実際行った方が早いだろうと踏んだ俺は美鈴を連れてその場所へと向かった、「ここなんだが……」俺が指差したのは街の中心部にある建物だった、一見何の変哲もない普通のビルに見えるがそうではない、何故なら入口には門番のような格好をした男が2人立っていたからである、しかもご丁寧に入り口付近にはロープが張られており立ち入り禁止となっている、「……あれでどうやって入るつもりなんだい?」当然の疑問だな、と思いつつ俺はポケットから一枚の紙切れを取り出した、これは先日偶然手に入れたものだったのだが、なんでもここに書いてある文字を入力すると扉が開くらしいのだが、「でもこれってパスワードってやつじゃないのかい?だとしたら私達じゃ入れないんじゃないかな……?」そうなのだ、問題はそこなのである、いくら押してもうんともすんとも言わず途方に暮れていると不意に後ろから声をかけられたのである、「おい!お前らそこで何をしている!?」振り返るとそこには3人の兵士が立っておりこちらを睨んでいた、「あのー……私達は別に怪しい者ではないんですがね……実はこの建物の中に入りたくても入れなくて困ってるんですわ」それを聞いた兵士達は顔を見合わせると何かヒソヒソと話しているようだったが暫くすると1人がこう言ったのだ、「まあいいだろう……だが妙な真似だけはするなよ!」俺達はそのまま中へと通され案内された場所は会議室らしきところだった、中に入るなり椅子に座るよう促され大人しく待っているとしばらくして一人の人物が部屋に入ってきたのだった、
170.部屋に入るなりその人は椅子に腰をかけると同時に話し始めた、「よく来てくれたな、私がこのダンジョンの最高責任者だ、よろしく頼むぞ!」その人物を見た俺は驚きを隠せなかった、というのも目の前にいる人物こそがこの国の国王だったからだ、さらに驚くことにはその横には側近であろう人物が控えているのである、しかもその人もまた見覚えのある人物だった……
117.目の前には一国の王であるはずの人物が立っていたのだ、普通ならありえない状況ではあるがそもそもこの場所自体が普通ではないのでさほど驚きはなかった、それにこの人とは昔一度会ったことがあるのだ、それはまだ幼かった頃の話だ、その頃はまだ父さんや母さんも一緒に暮らしていたのだがあることがきっかけで家から出ていってしまったのだった、理由はわからないがそれからしばらくした後、両親が帰ってきたかと思えば一緒に見知らぬ人達がいたのだ、最初は何事かと思ったもののどうやら親戚の人だと聞いてその時は納得し特に気にすることもなかった、それから少しして今度はその人たちが急に引っ越しをすると言い始めた、その時の俺には全く理解できなかったのだが今となってはその理由がよくわかる、というのも、それから数日後、両親の乗った車が事故を起こし亡くなったという知らせが届いたのだ、事故原因は飲酒運転だったらしいのだが、俺はすぐには信じることができなかった、だって今まであんなに元気だった2人がまさかこんなことになるなんて誰が思うのだろうか、それからというもの残された家族4人で暮らすこととなったのだがやはりどこか物足りない感じがあった、それでも俺がしっかりしなきゃと思って気丈に振る舞っていた、そんな中ある噂を耳にした、それは……
『勇者召喚に成功したらしい』というものだ、初めは信じてなどいなかったのだが次第に信憑性を帯びてきたことでようやく本当のことだと確信した、その後間もなく俺の家に使者がやってきたのだ、話を聞くところによると、今世界は未曾有の危機に晒されておりそれを救うため異世界から救世主を呼び出したとのことだった、半信半疑ではあったが話を聞いているうちに少しずつ真実味が出てきた、そして最後に1つだけ質問してみたところ答えてくれたのだ、「もし本当にこの世界を救ってくれるのなら相応の報酬を出すつもりだ、だがそれができないと言うのであれば無理にとは言わない」それを聞いた俺はすぐさまこう返した、「いえ、大丈夫です、俺にできることであれば喜んで引き受けさせてもらいます」その言葉に安心した様子の王だったがその直後真剣な表情に戻りこんなことを言ってきた、
「では、今からそなたには我が国の専属冒険者として働いてもらうことになる、詳しい話は後程またするとしよう、それと、これを渡しておかねばな」そうして渡されたものはネックレスだった、それもただの飾りではなく何やら紋章のようなものが描かれているのだ、「それはこの国の紋章が入ったネックレスだ、それがあれば多少は融通がきくだろう、それからこれも持っておきなさい、何かあったら役に立つはずだ」そう言われ受け取ったものの一体何に使うものなのか俺には全く見当がつかなかった、だがきっと何かに役立つものなのだろうと思い素直に受け取ることにした、
163.「それにしても驚いたよ、まさかここで出会うとは思わなかったからな!」王は懐かしそうに昔のことを話し出した、「私もですよ、あの頃の俺はガキでしたからね、それに当時はまだ小さかったんで王様の顔すら覚えていなかったですからね……」それを聞いてか王は豪快に笑いつつ言った、「確かにそうだな、そういえばあの時はすまなかったな、いきなり連れていかれたものだから驚いてしまったのだろう」俺はそれに対して笑顔で答えるとそれを見た王は少し照れたような素振りを見せたが続けて話しかけてきたのだった、
180.「……それで、今日は一体どのような用件で参られたのですか?見たところ護衛の方々しかいないようですが……」そう尋ねると意外な言葉が返ってきたのだった、「何簡単なことだ、君には我々と一緒に来てもらおうと思っているんだ」正直訳がわからなかった、どうしてそうなるのかと聞き返そうとしたがその前に別な兵士によって遮られてしまった、「さあ行くぞ!付いてこい!」俺は強引に連れて行かれることとなった、道中何度も逃げ出そうとしたがその度に捕まってしまい逃げ出すことができなかった、そのまま城の奥まで進むと何やら扉の前に着いたようだった、「いいか!くれぐれも失礼のないようにな!」そう言い残した兵士が扉を開けるとそこには1人の女性が立っていたのだった、その姿を見て驚きのあまり言葉を失った、何故ならそこにいたのはかつてパーティーを組んでいた人物だったからだ、「お久しぶりですね、元気にしていましたか?」そう言ってきたのは間違いなく彼女のはずだった、しかしどう見ても若すぎる、それどころか出会った時と比べて全く変わらない姿だったのだ、あまりの衝撃に立ちすくんでいると再び声をかけられた、「どうかしましたか?」俺はハッと我に帰るとその女性に尋ねた、「あ、あなたは一体誰なんですか……?それにどうしてこんな所に……」そう告げると彼女は少し困ったような表情を見せた後こう告げたのだった、「申し遅れました、私は女神イリスと言います」それを聞いた俺は一瞬固まってしまったのだが、次の瞬間には頭が追いつかず混乱してしまった、何故なら女神と名乗ったからだ、俺は夢でも見ているのではないかと思いながら頬をつねってみたが痛いだけだった、その後も何度か確認しようと試みたものの結果は同じだった、やがて落ち着きを取り戻した俺は、「……あの、少しいいですか?」そう切り出すと、彼女を連れて近くの部屋へと入っていった、「……ここは関係者以外立ち入り禁止の場所なんですが、どうしてここに来られたんですか……?」当然の疑問をぶつけると、「そうですね、まずどこから話したら良いものか悩みますね……」そんなことを呟いたかと思うと俺に対してこう尋ねてきた、「あなたにとって幸せとはなんですか?」突然そんなことを聞かれてもすぐには答えられなかった、何せ俺自身そういったことに興味を持ったことがなく考えたことすらなかったからである、それでも何とかして捻り出して出てきた言葉は……
196.「……自分にとっての幸せですか?う~ん、正直なところわからないですね、なんせまだ人生経験が浅いものでそういうのにはあまり興味がないんですよねぇ……」そう言うとそれを聞いた彼女は何故か安堵したような表情を見せながらこう言ったのだった、「そうですか、それを聞いて安心しました。実はあなたにお願いしたいことがあってここへ連れてきたんです」そう言われて益々困惑していると、「そんなに身構えなくても大丈夫ですよ、簡単な話ですから」そう言ってきた、しかし彼女が口にした内容はとんでもないことだった、なんと俺に勇者になれというのだ、「え……俺が勇者になるんですか!?そんなの無理ですよ!」当然の如く断ろうとしたのだが、「大丈夫です、あなたには神の力を授けますので心配はいりません」とあっさり言われてしまってはもう何も言えなかった、 こうして俺は強制的に魔王討伐への道を歩むことになったのである、
199.あれから数日後、俺達は街を出てとある場所に向かっていた、その道中魔物に襲われたりしながらようやく目的地へとたどり着いたのだ、「よし、じゃあ入るぞ」そう言った直後入り口の扉が開かれると中から人が出てきた、「ようこそいらっしゃいました、お待ちしておりました、どうぞこちらへ」言われるまま中に入るとさらに奥へと案内された、そして最奥まで来たところで立ち止まった、するとそこで一人の人物が俺達を待っていたのだった、「よく来てくれましたね、私がここの責任者です、早速ですがあなた達を呼び出した理由について説明しましょう」そうして話し始めた内容はこうだった、
200.今からおよそ500年ほど前のことだ、当時この辺りには一つの国が存在していた、名はラミアール王国といい自然豊かで争いのない平和な国であったそうだ、そんな国にはある一人の男がいた、その男の名はロシュフォード・ルーファス、彼はこの国において唯一にして絶対の国王であり、また、民からの信頼も厚かったらしい、だがある時その国は突如として滅ぼされてしまった、というのも隣国が攻め入ってきたのが原因だったらしいのだが、詳しいことはわかっていないようだ、そしてこの出来事をきっかけに周辺諸国による侵攻が始まったのである、その結果ラミアールは一夜にして滅んでしまった、そして後に残されたのはこのダンジョンただ一つとなったのだ、それからというもの、この国の人間達は誰も立ち寄らないこの場所に結界を張り続けた結果今では立派な迷宮となってしまったという訳だ、
「……さて、私の身の上話はここまでにしよう、これから君たちにはこのダンジョンをクリアしていってもらうことになるんだがその前に幾つか言っておきたいことがある」
201.「まず一つ目だが……ここの攻略は決して楽なものではないということを覚えておいてほしい、理由は二つある、まず一つ目は出現する魔物が強いということだ、そして二つ目はその階層数にある」それを聞いて思わず息を飲んだ、つまりここを攻略するにあたって最下層にいるであろう守護者と戦うことになるのは目に見えているということだったからである、すると王がこんなことを言い出したのだ、「安心するがいい、お前達にはこれがあるからな」と言って見せてきたのはあの時王からもらったネックレスだった、それを見ると兵士の一人が不思議そうに尋ねてきたのだ、「これは一体何に使う物なのですか?」その質問に俺は答えた、「これには特殊な力が宿っているらしくこれを付けていれば多少は有利に立ち回れるとのことでした、だからこれを装備していきましょう」それを聞いて兵士達は納得したのか次々と身につけ始めたのだが一人だけつけていない者がいた、「あれ、皆さんはつけないんですか?」するとその人物は言ったのだ、「ああ、私たちは結構ですので気にせず使ってください」と、それを聞いた俺は気になり尋ねた、「どうして付けていかないんですか?それに使わないにしても一応持っていくとかした方が良いんじゃ……」すると予想外の言葉が返ってきたのだった、「いや、いいんです、だってどうせ使うことなんてないんですから」
203.「……どういうことですか?」そう尋ねると相手はどこか遠くを見るような目をしつつ口を開いた、「私達はもう戦うことができないんですよ……ここにいる者は皆あの戦いが原因で負傷してしまった者達なのです」その言葉に衝撃を受けつつさらに質問を投げかけた、「では何故俺をこんなところに連れて来たんですか?」すると今度は別の人物からこんな声が聞こえてきた、「それはね君の持つ力が必要だからだ、あの力は君にしか使えないからね」それを聞きさらに驚いた俺は慌てて質問をしたのだ、「一体どういうことですか?そもそも俺には何の力もありませんよ!?」するとその人は苦笑しながらこう告げたのだった、「そんなことはないよ、君は持っているはずだよ」「いえ、心当たりが全くないんですけど……」とそこまで言った時ふとあることが頭をよぎった、「まさか……」「どうやら思い出したようね、そう、君には勇者の力が与えられているのよ」それを聞いた俺は驚きのあまり声が出せなかった、それもそうだろういきなりこんなことを言われたのだから当然だろう、だが次の一言を聞いて納得がいった、何故ならその力を使えなければどのみち生きて帰ることなどできないからだと言われたのだ、「まあそんなに気負わなくてもいいよ、いざとなれば我々もいることだしな!」その言葉を聞くと不思議と安心できるような気がしたのだった、
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