第10話

142.気がつくとそこは見たことのない景色の中だった、「お〜いこっちだよ〜」声のする方へ振り向くとそこには二人の男女が立っていた、「あっどうも……えーっとここは……?」状況が全く理解出来ていないまま戸惑っている俺を見て男は言った、「まだ混乱してるみたいだね……とりあえず落ち着いて聞いてくれないかな?」そして男は続けてこういった「まず君にはこの世界を救うために勇者として召喚されて欲しいんだ、そしてそのためにはまずレベル上げをしなきゃならない、そのためにも今から僕達が訓練場に連れていってあげようと思うんだけどいいかな?」その言葉を聞いてなんとなく理解は出来たものの、それでもまだ困惑している部分があったためつい反射的にこんなことを言ってしまった「ちょっと何言ってるか全然わからないです」それを聞いた二人の顔は一瞬凍りついたかのように見えたのだがすぐさま笑顔を取り戻しこう言った「まあいきなり知らない世界に飛ばされて勇者になって魔王を倒してくれなんて言われたらそりゃあ驚くよね……けど今は詳しく話している暇はないんだよ!さあ早くこっちへ来てくれ!!」そう言って強引に腕を引かれ連れていかれた場所はまるで体育館のようにだだっ広い部屋だったのだ、そして男に連れられて中へ入るとそこには数え切れないほどの人達が待機していた、「……これは一体……?」状況が全く掴めず混乱していると横にいた女性が話しかけてきた、「これからあなたが戦っていくであろうモンスターの模型です。実物の方が良かったでしょうか……?」その発言を聞いた途端さらに頭が混乱するのを感じた、すると今度は男がこう言ってきた、「大丈夫、君は何も心配することはないよ。僕がちゃんとサポートしてあげるからね。それに君が戦うわけじゃないから安心して。さぁ行こうか……!」そう言って手を引かれるとさらに奥の部屋に連れていかれてしまった、

143.それから数時間が経過した頃だろうか、目の前に広がる凄惨な光景に思わず吐き気を催しそうになった俺は必死に堪えていた、何故なら先程目にしたものは大量の魔物の死体だったからだ、それを見た俺は悟った、──俺はここで戦い続けなければならないということを……── ──── 1日目 ──── ────2日目 ──── ────3日目 ──── ────4日目 ──── 5日目のことだった……「ハァハァ……」いくら敵とはいえ命を殺めるというのはやはり精神的にくるものがあるようで既に俺は限界に達しようとしていた、だがそんな中ふと頭の中に誰かの声が聞こえてきたのだ、「大丈夫かね……?君……?何か辛いことがあるのなら私が力になろうか……?」その声はとても優しく慈愛に満ちているような声だった、俺はその声を聞いて安心しきってしまったのか気付けば気を失ってしまっていた、「……んっ……こ、ここは……何処だ……?」目が覚めた時、真っ先に目に入ってきたのは見たこともない天井であった、「あら起きたのですね」隣から声が聞こえたのでそちらの方を向くとそこにいたのは1人の女性だった、「気分はどうですか?」「あぁ……はい、なんとか大丈夫です……」その言葉を聞くと女性は安心したような顔をして微笑んだ、「それは良かった、それにしてもまさかあんなにたくさんの数の魔物を倒すとは思わなかったですよ」そう話す女性の言葉に俺は驚いた、(まさかあの数は全部この人一人でやったのか!?)そんなことを考えながら改めて周りを見渡すと部屋の中に死体の山が出来上がっているのがわかった、──そこでようやく気付いた、この女性がどれだけ強いかを……── ──── 6日目 ──── ────7日目 ──── ────8日目 ──── ────9日目

(おかしい……あれから一週間経ってるのにまだ終わらない……)日を追うごとに強くなる頭痛に耐えながら今日もひたすら戦い続けるのでした、

104.それからというものの毎日休むことなく修行に明け暮れる日々を送っていった、そして気が付けば一年が経過していたのだ、だがその間の記憶は全くと言っていいほどなかった。そんなある日のこといつも通り部屋で寝ていると何やら外が騒がしかった、「……なんだ?騒がしいな」不思議に思った俺が扉を開けて外へ出ようとした時だった、突然俺の部屋の扉が勢いよく開き外から見知らぬ人が入ってきたのだ、その人は俺にこう言った、「大変です!ユウマさんが──」「えっ!?ちょ待って下さい!!今どんな状況なんですか!?」その問いかけに対して帰ってきた言葉は予想もしていなかった一言だった、「魔王軍の侵攻によって王都が襲撃されているんです!」そう言われた直後俺の中で何かがプツンと切れたような気がした、次の瞬間には無意識に身体が動き出していた、そして気がついた時には俺は城の中にいた、

105.「……ッ!?」俺は驚きを隠せないでいた、何せ自分の目で見たにも関わらず未だ夢を見ているかのような気分だったのだから……それも無理はないだろう、なんせ先程まで自分がいたのは自室であり、つまりは城の敷地内だったのだ、だが今はどうだ、自分は外にいて辺り一面に炎が広がっていたのだ、「どうなってんだ……」あまりの事態に頭を抱えている時だった、「大丈夫ですか……?」不意に声をかけられ振り返ってみるとそこに立っていたのは見覚えのない少女だった、しかしその少女は俺が振り向いたのを見ると嬉しそうな顔でこちらに近づいてきた、「よかった……!無事で何よりです」俺が呆然としているとその少女が続けて口を開いた、「ユウくん……だよね?私のこと覚えてるかな……?」その問いに一瞬戸惑いながらも答えると、 彼女は再び笑顔でこう返してきた、「そう!私だよ、あなたの幼馴染みであるサレン・スカーレッドよ!」それを聞いた俺は驚きのあまり声が裏返ってしまうほどに驚いていた、何故ならサレンさんは数年前に行方不明になってしまったはずの人だったからだ、そんな彼女を見てますます疑問が増していくばかりだった、そんなことを考えているうちにサレンさんは少し困った様子でこう告げた、「詳しい話は後でするからまずは安全な場所に避難しましょう?」「……わかりました、行きましょう!」こうして俺とサレンさんはその場から離れることにしたのだった、

115.サレンさんに連れられしばらく森の中を歩いていると急に開けた場所に出た、「ここまで来れば大丈夫でしょう」サレンさんがそう言うと俺達は近くにあった大木の影に隠れた、するとそこへ一人の男が現れたのだ、その男は全身が真っ黒で不気味な雰囲気を放っており手には大きな剣を持っていた、その男の姿を見た瞬間俺は背筋が凍るような感覚がした、「おい貴様ら何をしている?大人しく出てこい」そう言いながら男はこちらを睨んでいた、その様子を見た俺は恐怖で震えが止まらなかったがサレンさんはというと冷静に男を見据えながら話し始めた、「私達はただ森を抜けていただけですがなにかありましたでしょうか?」それを聞いた男は笑いだした、「ハッハッハ!面白い冗談だな女!わざわざお前達を殺すためにここに来たんだよ!さあ今すぐ殺されたくなかったらそこをどけ!」男がそう言うや否や突然剣を振り下ろしてきたのだ、「くっ……!」俺が慌てて構えているとなんとサレンさんが片手で軽々と受け止めていたのだった、それを見た男は驚いた顔をしていた、「ほう……中々やるじゃないか、ならばこれならどうだっ!」そう言って連続で攻撃を仕掛けてきた、それを全てかわすと今度は反撃に転じていた、そして数分のうちに勝負はついていた、

126.「……ふぅ……さて、ではお話しましょうかユウくん、私の過去について……」彼女が話始めようとしたその時突然男の様子がおかしくなった、「──ッ!!グゥォオオオッッ!!」男は獣のように叫びながら暴れまわっていた、その様子を見た俺は嫌な予感がしてすぐにその場から逃げた、そして数分後だった、先程俺達がいた場所へ戻った時その光景を目にした俺は愕然としてしまった、──何故ならその場所はまるで地獄絵図のような有様になっていたからだ──そこには全身血塗れの男と先程の少女の姿があった、男は既に事切れていたがそれでもなお攻撃の手を緩めていなかったのである、それを見て思わず後退りしてしまっていたのだがそこで少女の存在に気付いたのだろう男の動きがピタッと止まったのだ、すると次の瞬間には信じられないことが起こったのだ、何と少女が男を丸呑みし始めたのである、それを確認した後少女は俺の方へ振り向きこう告げてきた、「……大丈夫でしたか?お怪我はありませんか?」そう言った彼女の顔はいつもと同じ笑顔だった、127.「……え?あ、ああ大丈夫ですけどあなたは……?」恐る恐る質問を投げかけると、「あっ申し遅れました私はサレン・スカーレッドと申します。一応冒険者をやっております。以後お見知り置きを。」そう言って丁寧に自己紹介をしてくれた彼女に少し戸惑いを覚えつつも俺は返事を返した。

128.「あっはい、よろしくお願いします……」正直まだ困惑している部分もあったがひとまず会話を進めるため質問をしてみることにしたのだ、「……あのさっき何があったんですか?あの人は一体誰なんですか?」それに対してサレンさんは困ったような表情を浮かべてこう言った、「あの人に関しては私にもよくわかりません、なにせ気が付いたらすでにあんな状態でしたので……」その言葉を聞いた瞬間一気に頭が混乱してしまい何がなんだかわからなくなっていた、するとその様子を見ていたサレンさんが心配そうな顔でこう尋ねてきた、「……もしかしてどこか具合でも悪いのですか?それなら早く街に帰って休みましょう!」そう言われた瞬間ふと我に帰った俺はあることを思い出した、「……あれ?街は……」思わず口走ってしまった俺の言葉に不思議そうにしていたサレンさんだったが何かを察したらしく納得したような顔で言った、「安心してください。私が安全なところに転移させますから!」その言葉に俺は安堵したがそれと同時にある違和感に気づいた、(……あれ?何でそんなことまで知ってるんだ……?)そんなことを考えてるうちに視界が徐々に霞んでいくのがわかった、そしてそのまま気を失ってしまった──

131.気が付くとそこはいつもの部屋だった、時計の針は10時を指しており外は暗闇に包まれているのがわかった、俺はさっきの出来事を思い出してみる、(……あれは本当に夢だったのか?)そんな風に思い悩んでいると不意に扉をノックする音が聞こえた、「……ユウマ様、失礼します。」そう声をかけて入ってきたのは俺のお世話係の1人だった、「体調の方は大丈夫ですか?」そう聞いてきた彼のことをよく見ると何やら不安そうな顔をしていた、そのことに気付いた俺は思わずこんなことを言っていた、「いや、実はさっきまで寝ていたんだがその時にちょっと怖い夢を見たせいで気分が落ち込んでるんだ……」俺がそこまで話すと彼はハッとした表情になったかと思うと急に泣き崩れてしまったのだ、その姿を目の当たりにした俺も驚いてしまいどう声をかけたものかと考えていたところ彼に続きまた扉を叩く音が聞こえてきた、今度は複数人のようで何やら慌てた様子で部屋へ入ってくると俺を見つけるなりいきなり飛びついてきたのだ、何事かと思いきや俺の目の前に現れた人達の顔ぶれを見てようやく理解したのだった、

132.「……やっぱり皆なのか……」それはかつてパーティーを組んでいた仲間達だったのだ、だが彼等の表情からは喜びよりも不安といったものが感じられたのでその理由を聞くことにしてみた、「何故そんなに暗い顔をしているんだ?」すると彼らは言いにくそうにしながらも少しずつ話し始めたのだ、「……単刀直入に申し上げますとあなた様は一度命を落としてしまわれたのです……」その話を聞いた俺は絶句したと同時にあの時起こった出来事がフラッシュバックしたのだ、──その瞬間今まで忘れていた全ての記憶を思い出したのだ──

133.──遡ること5年前─ *これは本編とは別の時間軸の物語である その日とある屋敷の中で1人の青年が目を覚ます、青年の名前は神木勇真といい元勇者である、「……ふぁーぁ……もう朝かよ……」まだ眠い目を擦りながら洗面所へ向かい顔を洗っているとそこへ同じ部屋に泊まっていたであろう人物が話しかけてきた、「あらユウくん起きたのね♪」そう言ってきたのはこの屋敷の主人であるユウカ・シンジョウだ、彼女と知り合った経緯については今は割愛させて頂くことにするとして、その後一緒に朝食を済ませた後彼女からこんな提案を持ち掛けられたのだった、「ねぇユウくん、今日の午後空いてるかしら?」そう言われたのでスケジュールを確認すると特にこれといって予定はなかったことを思い出しそれを了承すると、「よかったわ♪それじゃあ11時頃に私と一緒に王城に来てくれないかしら?見せたいものがあるのよ」そう言われた俺は疑問に思いつつも了解の意を伝えたのだった、

114.午前11時を少し過ぎた頃だっただろうか、俺は約束通り王城へと来ていたのだがそこに彼女の姿は無かった、しばらく辺りを探していると奥の方に見慣れた後ろ姿を見つけたので声を掛けようと近付いたところでふと違和感を覚えた、何故か彼女は泣いていたのだ、俺は慌てて駆け寄って声を掛けると彼女は驚いた表情をしつつもすぐに落ち着きを取り戻してくれた、どうやら先程から聞こえていた嗚咽の正体はこのようだったようだ、それからしばらくして彼女が落ち着くと俺にこう言った、「……ごめんなさいね突然泣いちゃって……それで私に用があって来てくれたんでしょ?」俺は頷くとここに来た目的を話し始めた、すると彼女は驚いた表情で俺にある事を言ってきた、その内容とは要約するとこうだった──今から3日後この国の王子がある人物と結婚するというのだがその人物がまさかの人物なのだという、それを聞いてますます訳が分からなくなったがそれでも詳しく話を聞くことにした、「まずその子の名前をサリアちゃんっていうんだけどね──」「ちょちょちょっと待ってくれ!!それってまさか……!」「ふふっそうよ、あなたの想像している通りよ♪」俺が戸惑っている様子を見ながらニヤニヤとしている彼女を見ながら、「……それで俺は一体何をすればいいんだ?」俺がそう言うと彼女は少し考えた素振りを見せた後口を開いた、「んーとね、まあとりあえず会ってみてくれる?」そう言われた俺は少し困惑したものの、「……わかった……」そう言うと彼女は嬉しそうに「ありがとう♪」と言ってきた、その後詳しい話は明日すると言われその場を後にしたのだった、

125.「……っておい、結局何もわからなかったぞ……」そう言いながらも俺はサリナ王女の元へ向かうため準備を始めたのだった、「……それにしても……まさかあの2人が結婚することになるなんてな……」そんな事を考えているといつの間にか城の前に着いていた、そして案内されるまま玉座の間に通された、そこで見た光景は衝撃的なものだった、なんとそこには見知った顔が何人もいたのだ、そしてその中でもひときわ目立った容姿をしていたのがサリア王女だったのだがその姿はとても儚げで今にも壊れてしまいそうなほどに脆く感じた、その様子を見た時思わず胸が締め付けられてしまった、するとそこへサリナ王女が近づいてきたので思わず跪くと耳元でこう囁かれたのだ、「──顔を上げて下さいユウマ殿、今日は貴方にお願いがあってここに呼んだのですから」それを聞いた俺は顔を上げ用件を聞こうとしたのだがそれよりも先に彼女はこんな事を言ったのだ、「あの子のことを守ってあげてほしいんです、本当は私が直接守れたら良かったのですが残念ながら私は国から離れられません、だからどうかお願いします!」そう言う彼女の顔はとても悲しそうだったのを見て改めて頼まれたのだ、 こうして俺とサリア王女の長い戦いが始まったのである。

〈第1章〉 1話〜冒険者生活始めました〜

115.「……あのー……」俺は困惑していた、何故なら目を覚ました途端目の前に見知らぬ女性がいたからだ、「……ん……んん……」俺が戸惑っている間にその女性は目覚めたのかゆっくりと身体を起こし始めた、そしてしばらくするとこちらを見て固まってしまった、「「……」」しばしの沈黙の後最初に口を開いたのは俺の方だった、「あ、あの……すみませんここはどこでしょうか?」そう尋ねると女性は我に戻ったらしくこう告げた、「……えっとですね、ここは魔物の巣窟です!なのですぐにここから脱出しましょう!!」そう言われて俺は驚いたが同時に納得してしまった、なぜなら周りにいたのは人間ではなくモンスターだったからだ。

126.「わかりました、今すぐここを出ましょう!」そう言って立ち上がると周囲を見渡した、しかしここがどんな場所なのか全く検討がつかないので困っていると、女性の方から話しかけてくれた、「出口ならあっちの方にあるはずです!行きましょうっ!」そう言って歩き出した女性の後に続き俺も歩きだしたのだった、道中何度か遭遇したモンスターを蹴散らしながら俺達はなんとか外に出ることができた、外へ出た頃にはすっかり陽も暮れており空は真っ暗になっていた。俺はお礼を言おうと女性に振り返ると既にそこには誰もいなかったのだった、 少し不思議に思いながらも俺はそのまま帰路についた、──そして翌朝、俺は昨日の出来事を思い返しながらもいつも通り学校へ向かおうとしていた、だがその時不意に呼び止められたのである、「あっ、やっと見つけた〜」それは俺のよく知る顔の女性だった、「……お前……もしかして美鈴か?」俺がそう聞くとその女性は頷いた、「……ああ、そうだとも」そう言ったのは幼馴染である神木美鈴だった、俺が小さい頃は毎日のように一緒に遊んだりしてたが中学に入ってからは部活やクラスが分かれたことでほとんど会うことがなくなったのだが高校に入学して同じクラスになりそこから再び親交を持つようになったのだ、そして現在に至るというわけだが何故こいつがここにいるのだろうか……?

127.「あー実はな今日お前のとこ行くつもりだったんだが母さんからお前が風邪引いたって聞いたんで様子見ついでにご飯でも作ろうと思って寄ったら誰も居ないんだもんな……」そう言ってジト目を向けてきた彼女に言い訳をしていると今度は逆に質問をされてしまった、「それで、昨日は何してたわけ?学校休んでまでさ?」それにどう答えようか迷っていると更に追及してきたので仕方なく全てを話すことにしたのだった、「……はぁ?!異世界に行った!?あんた頭大丈夫?!」

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