第8話
(まぁとにかく、さっさと終わらせてゆっくり休むとするかな!……とその前にちょっと腹ごしらえしておくか、朝飯食べてなかったからな〜、丁度近くに屋台もあるしここで済ませるとするか!)そう思い早速行動に移す、「おじさん! 串焼き二本ちょうだい!」そして元気よく声を掛けた俺に対して店主らしき男性が笑みを浮かべながらこう言った。「あいよっ、一本で150ルミナだよ」それを聞いた俺は懐から銀貨を取り出して支払う、(それにしても通貨の価値ってどうなってるんだろうな……一応お金は貰ってきたけど……まさか両替してないとは思わなかったな、今度時間がある時にでもしておかないとな)そんなことを考えながら串焼きを受け取った俺はすぐに食べ始めたのだが……それがいけなかったようだ、気付いた時には手遅れとなっていたのである。突如として襲い掛かってきた謎の症状に苦しみながらも、必死に抗っていたものの……とうとう力尽きてしまうことになった、その結果俺はそのまま地面に倒れ伏してしまうことに── ──────あれ……?一体どうなったんだ……?なんだか頭がふわふわするというか……不思議な感じが……あぁそっか、俺はどうやら気を失ってしまったらしい……それもこれもあのクソ不味い食い物を食べたからであって、そもそもあんな店に行ったのが悪かったのだろう……だから決して油断した訳ではないし、ましてや食べ物に当たったわけでもない。ただ運悪くあのような代物に当たってしまっただけで……つまりこれは完全な事故である。
だがそれでもやはり責任を感じるものは感じてしまうもので……だからこそせめてもの罪滅ぼしとしてこれからは自分の発言には気を付けようと心に決めたのだった……
(よし、今度こそ絶対に大丈夫なはずだ!)そう決意して俺はゆっくりと瞼を開いた……のだがそこに広がっていたのは予想とは異なる景色であった。
そこはさっきまで自分がいた場所ではなくどこか見覚えのある森の中だったのだ……どうしてこうなったのかわからず呆然としていたその時だった、不意に後ろから声を掛けられたのは──
4.声の聞こえた方を振り返る……するとそこにいたのは一匹の小さな動物の姿だった、(犬か猫なのかはわからないが随分と愛らしい姿をしているものだな)そんなことを思った瞬間、その小さな獣は俺の目を見ながらこう言ってきた。
『どうも初めまして、私は女神エリスと申します!』
5.突然の自己紹介を受け驚いた俺は思わず後退ってしまった……すると目の前の少女?が不思議そうに首を傾げながら口を開く。
『どうしたんですか?』
6.突然発せられた質問に対し戸惑いつつも返事を返すと、更に彼女は続ける。
『いやですからなんでそんなに距離を取ってるんですか? 私のこと怖いんですか!?』
7.そう言いながらも少しずつこちらに近づいてくる彼女を見て思わず身構える……そんな俺を見て少女はハッとした様子で言った。
『あっ……もしかしてまだ状況が理解出来ていないとかですか? それなら説明させてもらいますね、あなたがここに来られた理由は私があなたにスキルを与えたからなんですよ!』
8.そう言って少女が見せてきたのは一枚の紙切れだった、そこにはこう書かれていたのだ。
【スキル名】
レベルリセット権・対象を一度だけレベル1に戻すことが出来る、またその際に記憶などもリセットされるため再度使用することはできない。※ただし使用する度に経験値を獲得可能
9.それを聞いて思わず頭を抱えそうになる、まさかこんな形で異世界転移するとは思ってもみなかったからだ。とはいえなってしまった以上はもうどうしようもない……そう考え気持ちを切り替えることにした、とりあえずこれからやるべきことは二つある。まず一つ目は強くなること、そのためには自分のステータスを把握する必要があると考えたので、早速メニュー画面を開き確認することにするのだった──
10.そうして確認してみた結果わかったことがある、それはここがゲームと同じ仕様であることだ、試しに近くにあった木に斬りかかってみたところ……その幹が見事に真っ二つになっていた、それを見て唖然としてしまったが、気を取り直して今度は他の物を試すことにした。そしてその結果、自分の力を把握したところで、次にすることは仲間を見つけることである。
11.というわけでさっそく探索を始めることにした……といっても当てなどないのでひたすら歩いてみるしかないのだが……そうやって森の中を歩いている時にあることに気付く……というより気付いてしまったといった方が正しいのかもしれない。何故なら目の前に一人の人間族がいたからである、だが問題はそこじゃない……そいつの周りに大量のモンスターが集まっていたのだ、それを目にした途端嫌な予感を覚えた俺は慌てて駆け寄る……
12.そしてそこで目撃したのは想像通りの光景であった……なんと彼が一人でモンスターの群れと戦っていたのである!しかもよく見るとかなり劣勢のようだ、そんな彼に向かって叫ぶようにして呼び掛ける。「おいあんた大丈夫か!?」するとその声が聞こえたのか彼がこちらを向いた、その瞬間目が合う……と同時に彼の動きが止まったのだ……
──────ん?急に動かなくなったぞ……?どうしたんだろうか?まぁ今はそんなことよりもこの人を助けることが先決だろう……
13.そう思い立ち急いで助けに入ろうとした俺だったが、直後聞こえてきた声に思わず足を止めることになる、「お……れは…………だ……」その声はとても弱々しいものだったのだが不思議とはっきり聞き取れたのだ……だが一体何を言おうとしているのか全く分からない、そのため彼に向けて問い掛けてみることにした。「あんたは一体誰なんだ?」「おれは……ゆう、しゃ……だ……」
14.しかし勇者だと自称したその男の瞳は焦点が定まっていないようで……それを見た俺は即座に悟った、彼は正気を失っているのだと……
「そうか、なら早く逃げないと!」
「おれ、は……ゆう、じゃ、だ……きけん……な……ひと、をたすけ……」
◇◆◇◆◇ 一方その頃王都ではアリアナが父である国王の元に駆け込んでいた。「お父様大変です!今すぐユウマ様の捜索を行ってください!きっと森の奥深くにいるはずですから!」それを聞いた国王は少し考える素振りを見せた後こう答える。「……いやダメだ、それは許可出来ない」その返事に驚きを隠せないアリアナはすぐさまその理由を聞き出す。「どうしてダメなんですか!?だってこのままではあの人は死んでしまうかもしれないんですよ!?」それに対しての国王の反応は冷ややかなもので、むしろ呆れたと言わんばかりの表情を見せたあとこう言った。「それはないだろう、あいつは確かに弱くはあるが、それはあくまでも一般兵と比べての話であり、冒険者としては問題ないレベルの能力を有している……それにあの森に生息している魔物どもはそこまで強くないからな、あいつでも問題なく倒せるはずさ」それを聞いたアリアナは絶句してしまう、まさか自分よりも遥かに強いはずの兄ですら歯が立たないような魔物が蔓延っている場所だなんて……だがそんなことが有り得るのかと不安な気持ちが押し寄せてくる……その時だった、不意に父の声が聞こえてきたのは……「アリア、お前の気持ちはわかるが心配する必要はないよ、何故ならあの男は『最強の男』なんだからな、そう簡単にやられるはずがないんだ、だから安心しろ……だから、今日はもう部屋で休んでいなさい」
15.そう言われて自室に戻る途中、一人になった途端に先程の話が頭の中で繰り返し再生され始める、そして同時に怒りが込み上げてきた。「最強なんて……そんなのありえない……だったら何であの時、私達を守ってくれなかったのよ……!」そう言いながら拳を固く握り締めていたアリアナはそのまま部屋へ入り勢いよく扉を閉めると、そのままベッドへと潜り込んだ……そしてそれから数時間後、いつの間にか寝てしまっていた彼女が目を覚ました頃には既に日が昇り始めており……それと同時にあることに気付いた。
「……そういえば私、昨日の夜から何も口にしていなかったのよね……」
16.そのことを自覚した瞬間空腹感が一気に襲ってきたのだが、それでも朝食を食べる気にはなれなかった、なのでそのまま再びベッドに横になる……すると次第に睡魔が襲ってきて、そのまま眠りにつくのであった。── ──あれからどれくらい経っただろうか、ふと目を覚ますと窓の外からは日差しが差し込んできていた……どうやらあのままずっと眠っていたようだ、そう考えながら体を起こしてみると体に妙な違和感を覚えてしまう、具体的にはまるで鉛のように重く、上手く動かすことが出来なかったのだ……一体どうしたのかと自分の体に目を向けてみて驚いた、何と体が小さくなってしまっていたのだから……!17.何故こんなことになってしまったのだろうか、そんなことを考えながら辺りを見渡していると鏡の存在に気付いたためそちらに視線を向けると驚愕した……そこには幼い少女の姿が映っていたからだ。
「……嘘でしょ……?」18.あまりのことに呆然としてしまったがすぐに頭を切り替えて原因を探ることにした、まずは考えられる要因を全て紙に書き出して一つ一つ検証していく、その結果一番可能性として高いと思われたことはやはり昨日の一件で、おそらくその時に食べたあの得体の知れない物のせいではないかということだ……そしてその考えを裏付けるように先程確認した自分のステータス画面に記載されていたスキルの内容には変化が起こっていた、その名も【幼女化】というものだった……19.その内容を確認したところで、私は絶望しその場に崩れ落ちるのだった……
20.その後なんとか気持ちを落ち着かせた私は今後について考えていた……すると不意に扉をノックする音が聞こえてきたため反射的に返事をすると扉が開きそこから入ってきた人物を見た私は思わず驚いてしまう、というのもその人物は私の母である王女だったのだ……母は優しい笑みを浮かべながらこちらへ歩み寄ってくると口を開いた。「おはようアリアちゃん、今日も元気そうでなによりだわ♪」そう言われた直後、母の目を見て確信してしまう──あぁこの人は私のことを本気で心配してくれているのだと……そう思った瞬間私の口から自然と言葉が漏れ出していたのだ。「お母さんごめんなさいっ!!」そしてその直後涙が溢れ出してしまい気付けば大泣きしながら謝罪の言葉を述べていた、だがそんな私を母は何も言わずに優しく抱き締めてくれたのである、そのことに安心した私は徐々に落ち着きを取り戻していったのだった……21.しばらくして私が落ち着いたことを確認した母が私に問いかけてきた、それは昨日の件についてなのだが私はありのままのことを全て話した……すると何故か母が顔を赤くし恥ずかしそうにし始めたのだ、その様子を見て疑問を感じたものの構わず話を続けた結果最終的にとんでもないことまで喋ってしまった、だがその時の私にはそれがどれだけ恥ずかしいことであるか気付く余裕すらなかった……22.そしてようやく気付いた時には既に手遅れとなっており、私は恥ずかしさのあまり逃げ出してしまったのだ……23.自分の部屋に帰ってきた私はそこでようやく自分のしたことの重大さに気付き後悔した、何故あんな行動をしてしまったのかと自己嫌悪に陥っていると、部屋の扉を誰かが叩く音が聞こえたため恐る恐る開けてみる、そこにはメイド長のサレンの姿があった。24.彼女は私の顔を見ると安堵の表情を浮かべながら口を開く、その表情から察するに何か用事があるのだろうと察した私は黙って耳を傾けるのだった。
「実はユウマ様が見付かったんです、今は王城の方で治療を受けているところですが命に別状はないそうです、ですので安心して下さいね♪」それを聞いた瞬間、私は嬉しさのあまり泣きそうになってしまう、だがそれをぐっと堪えて感謝の言葉を告げたあと、今度はちゃんと面と向かってお礼を言う為に急いで彼のいる部屋へと向かうことにしたのだった。25.そして辿り着いた先にあった部屋の扉を開けるなり私は思わず涙ぐんでしまう、だが次の瞬間……
突然彼が倒れ込んできたのだ……
────── ここまで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m作者のモチベーションアップに繋がるので、この作品を読んで面白いと思って頂けたら是非ともフォロー、レビュー、応援等よろしくお願い致します。また毎日投稿できるように頑張っていきます!!それではまた次回!お楽しみに♪ 2話 勇者パーティーを追放された治癒師、魔王様にスカウトされる 〜プロローグ〜
「この無能めっ!よくも俺に恥をかかせやがったな!?」俺の名前はアラン・エマール、今年で10歳になるただの少年だ……しかしたった今その肩書きは剥奪されることとなったらしい、目の前で激怒している親父の罵声を受けながら俺はこう思う……ああ……遂にこの時が来てしまったのか……と──
「──ってぇ!?何すんだよいきなり殴るこたぁねぇだろ!?」殴られた頬を抑えながら父親に向かって文句を言っているのだが、それに対して返ってきた答えはあまりに酷すぎるものだった、その言葉とはまさに俺が想像していた通りのもので、「貴様のような無能が我が一族にいるというだけで迷惑だ!出ていけ!二度と家の敷居を跨ぐな!」そう言って俺を屋敷から追い出そうとしてくる、当然抵抗したが、いくら何でも子供の力じゃ大人の力に勝てるわけもなく、そのまま玄関先まで連れてこられると外に放り捨てられてしまう……26.そしてバタンッと扉が閉まる音が聞こえてきて数秒後、遠くから声が聞こえてくる……それは間違いなく親父の声だった、恐らく俺を追い出したことを周りに知らしめるためだろう、それを聞いた野次馬達が口々に噂話をし始めるのを尻目に、俺はとぼとぼと家路についた……
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ──あれから1ヶ月が経過した頃、いつものように冒険者になるための訓練を終えた帰り道、いつもとは違う道を通っていた時のことだった、突如前方から叫び声が聞こえてきたかと思うと一人の少女が男達に追われていたのだ、しかもよく見ると少女の足は裸足で傷だらけの状態であり、明らかに尋常ではない様子であることが窺えた、だがそれでも男達が彼女を捕まえようとしていることだけは分かったため咄嗟に止めに入ったのだ……27.「ちょっと待ったぁぁぁぁぁぁあ!!!」その声に反応した彼らは動きを止めこちらに視線を向けてきた、それを見た俺は彼らにこう告げるのだった。
「その人から離れろ!」
29.「うるせぇぞクソガキ!引っ込んでろ!」そう怒鳴られ突き飛ばされてしまった俺だが、すぐに立ち上がると再度男達の前に立ち塞がった、「邪魔すんなら容赦しねぇぞ?死にたくなきゃそこを退けよ?」そう言いながら腰の剣を抜いて構え始める男達に対して俺はこう言った、「お前達こそ退け……さもないと怪我をするぞ」30.その言葉に苛立ちを募らせた男は剣を上段に構えるとそのまま勢い良く振り下ろしてきた、「忠告はしたからな?」それに対して俺は手を前に突き出して叫んだ。
「【光の壁】!」
すると突如として目の前に光の幕のようなものが出現し、その一撃を防いでみせた、それを見た男達は驚きのあまり後退り、その隙を突いて少女の元へ駆け寄るとその手を取って駆け出した……31.「早くこっちに……!」彼女の手を取り走りながら後ろをチラリと確認する、すると先程までいた場所から何やら怒鳴り声が聞こえてくる、恐らく追いかけてきているのだと思う……そう考えながらひたすら走っているとやがて路地裏へ辿り着き俺達は足を止めて振り返った、すると案の定そこには先程の男が二人ほど立っていた、それを見て身構える俺だったが男達は予想に反して武器を収めるなり頭を下げ始めたのだ……32.「……すまなかったな坊主」「まさか俺達の攻撃が止められるなんて思ってなかったんだ……」そんなことを言ってきたかと思えば二人は同時に土下座をした── ──え?何事??
34.「……許してくれとは言わない、だけど頼む!こいつだけでも見逃してくれ!金ならいくらでも払う!だから……どうか!」突然のことに困惑するしかない俺であったがここで一つの可能性が頭に浮かんだため二人に問いかけた、「……もしかして君達って悪い人じゃないのか?」その問いに二人は顔を見合わせると苦笑いを浮かべた後、ゆっくりと立ち上がりつつこう答えたのだった。35.「ああ、実は俺ら兄弟なんだわ、んで兄貴の方がさっき言ったように貴族なんだけどな?ある日急に家から追い出されちまって仕方なく二人で傭兵稼業やってんだわ」「なるほど、それであんなに荒ぶっていたわけだね……?」そう呟く俺に彼は頷いて肯定した後こう続けた、36.「まあそういうことだな、だから今回はついカッとなってやっちまったってわけさ……本当にすまなかった!」そう言うと再び頭を下げる彼に続いて弟の方も頭を下げてきた、それに驚いた俺は慌てて頭を上げるように言うと逆に質問をしてみた、 すると返ってきた答えは先程と同じ答えだった……37.「つまり君たちは傭兵をしていて、今回のような出来事に何度か遭遇していると、そういう認識でいいのかな?」「そうだな、ただ一つだけ違う点があるとしたら、相手が人間族じゃなく魔物だってところくらいだろうな」その言葉を聞いて思わず首を傾げてしまった、何故そこで人間が出てこないのだろうかと思ったからだ、だがすぐにその理由に思い至る、「そうか……魔族は人間を襲う習性があるからか……」38.「正解!流石は聡明な坊ちゃんだ」そう言われた時一瞬ムッとした表情を浮かべそうになったが、相手は年上であるためグッと堪えることにした、だが次の一言を聞いて思わず固まってしまう……
「それにしてもあの魔法には驚かされたぜ!あの壁みたいなやつ、あれもあんたの才能なのか?」その問いに対し俺は首を左右に振り否定の意を示した、何故なら俺の使えるスキルの中に防御系のものは一つもなかったからである……39.それを伝えた途端二人の顔からは一気に血の気が引いていき、慌てた様子で口を開いたかと思うとこう問いかけてきた、「なぁ……ちなみに攻撃スキルとかって持ってたりすんのか??」その質問に対し首を縦に振ると、二人は絶望したように項垂れてしまった……40.それからしばらく沈黙が続いたのだがようやく気を取り直した様子の二人が話しかけてきた、41.「ところでお前さんこれからどうするんだい?」唐突にそう尋ねられて思わずキョトンとしてしまうが、少し考えた後でこう返したのだった、「うーんそうだなぁ……ひとまずギルドへ行ってみようと思うよ」それを聞いた彼らはどこか安心した様子だった、42.「それじゃあ気をつけて行くんだぞ!」そう言いながら送り出してくれた彼らと別れて大通りに出ると冒険者ギルドを目指して歩き始めようとしたところでふと思い出したことがあった、それは彼らが名乗っていなかったことだった……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。