第三回 コンテスト思い出語り①ー夫にナイショ編ー

 こんにちは、白木犀はくもくせいです。夜に書いている中で「こんにちは」を使うのはどこか背徳感があります。


 そんな訳で(どんな訳かな?)今日はコンテストの思い出語りをします〜!


 カクヨムの何が好きって、まあ色々あるんですけれど、やっぱり大きいのはコンテストが開催されていることです。しかも大賞に選ばれると、漫画原作になったり、アンソロジーに掲載されたり、音声化されたり、ゲームになったり、何というかかなり嬉しいことになるみたいです。わくわくしますね!


 私がカクヨムに登録したのは6月頃になるんですが、そのとき私はコンテストというものの存在を知り、「え、挑戦してみたい……!」となりました。


 ちょうど開催されていたのが「『夫にナイショ』シリーズ漫画原作コンテスト」というやつです。私は単純なので「漫画になるの……!? 漫画になってほしい!」となり、このコンテストへの参加を決意しました。


 ところでこのコンテスト、応募要項を見ていただくとわかるんですが、9テーマあるんですよ。そしてどのテーマも割と攻めているんですよ。「浮気」、「サレ妻」、「セックスレス」といったテーマの言葉を見て、ライトなお話を書くのが好きな私は「未知の世界に迷い込んでしまったなあ……」となりました。


 そもそも「ママや女性たちが読む」と書かれているところで思ったのが、「おっと、対象となる読者層が普段自分の書く話とずれているぞ」ですね。私は結構若い世代向けの話を書きたがっているので、さあどうしようとなりました。(ところで今「おっと」が「夫」に予測変換されたんですが、ちょっぴり面白かったです)


 私がこんな感じで悩んでいたとき、友人に「ママ活してる女性の話書きなよ〜」と言われたりもしました。ママ活に馴染みがなさすぎて没になりました。ごめんなさいね、友人!


 そんなこんなで私が選んだのは8個目のテーマ「離婚」です。


 どんなことを書きたいかなあと考えたとき、「家族の絆」みたいなものを描きたいってなったんですよね。ママさんが読んでくださるのなら、読み終わったときに「家族がいてよかった」と思えるような作品を書いてみたいと思って。それと「離婚」というテーマを絡めてみよう、と考えました。


 そうした気持ちと「漫画原作にもしなるのなら自分が大好きな系統のキャラクターを出さなくてはいけない!!! イラストで見たい!!!」という謎の使命感が混ざり合い、できたのが『ネリネの足跡』という作品です。


 一ヶ月の余命を告げられた主人公が、家族と過ごした最後の最愛の日々。そんな感じの物語です。あとアマノがかっこいいです。


 ちなみにネリネの花言葉は「また会う日を楽しみに」です。最後まで読むとタイトルが回収されたりします。


『ネリネの足跡』はカクヨムで初めて公開した作品なので、割と思い出深かったりします。PVが1つ増えるだけでめっちゃ喜んでました。(初々しい)


 毎話応援を押してくださった方もいらっしゃって、それが「読んでもらえてるんだ……!」という思いに繋がって、すごく嬉しかったのを覚えています。


 カクヨムを始める前は、「ネットに小説を公開しても、作品数が多すぎて誰にも読んでもらえないんじゃないだろうか」と思っていたんですけれど、そんなことはありませんでした。嬉しい誤算というやつかもしれません。


 そんな「夫にナイショ」ですが、現在選考中らしいです。結果は9月下旬に発表されるらしいです。ちょっとレーベルの雰囲気からズレちゃった気もしますが、いい結果になっていたら嬉しいなあ。


 そんな感じで、コンテストの思い出語りでした。他にも作品を投稿したコンテストは幾つかあるので、また思い出語りをするかもしれません。①ってナンバリングもしていますしね……!


 それではこの辺りで。あ、今回話した作品『ネリネの足跡』のURLを最後に貼っておきます。悲しい展開も多い物語ですが、もし気になった方がいらっしゃったら、よかったら読んでみてくれたら嬉しいです〜!


『ネリネの足跡』

https://kakuyomu.jp/works/16817139555645144031

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る