第6話 ご飯

 私たちは近くのオムライス屋さんに入った。そして親友はこう言った。

「いや~。外食は上手いなぁ。病院のご飯は味が薄かったり、冷めてしまった煮物とかばっかりであんまり俺は好きじゃないんよ。」

 と。親友が話している。その話を聞きながら俺は考え事をしていた。その考え事とは『残りの4日間で、どうやったら親友は「すごく楽しい」と感じることができるのか。』だ。

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