第5話 友達
「ごめん!おそくなった。」
「今回は許す。けど、次からは気を付けろよ。...そういえば、お前が遅刻するの珍しいな。何かあったのか?」
約束を忘れてたなんて言ったらどうなることやら...と、とりあえず
「寝坊しただけだよ。」
「お前でも寝坊するんだな。」
もう一度「ごめん!」とお辞儀をした。そして親友の頭の上に目がいった。すると、『4』と書かれていた。これは残り4日で死んでしまうのだろうか?焦りを覚えつつ親友にこんなことを聞いてみた。
「そういえば、あなたって持病持ってるの?」
すると、
「持ってるよ。そのおかげで今病院で入院しているんだ。今日外出届が出せるって言われたから久々にお前と遊ぼうと思ってな。俺は腹が減ったんだが、お前は大丈夫か?もし減ってたら今からご飯に行かないか?」
「わかった。丁度私もお腹が空いたところだからご飯に行こう!」
「おう!」
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