第7話 計画

 親友が好きなものは動物だ。だから明日動物園に誘って一緒に見に行くか?けど、5日後に死ぬということを考えると、今日が最後の一緒にいれる時間かもしれない。う~ん。

 何かいい方法は無いのだろうか?そう考えたとき、私は気づいた。私は親友に一度も「好き」とか「ありがとう」とかそういう言葉を言っていないことだ。なんで言わなくても親友になってくれたんだろうか?不思議だ。

 とりあえず、私が沢山そういう言葉を言えるようにしよう。場所は...そうだな.......海はどうかな?....って病院から出れないってば。私のバカ!病院で楽しいこと...あ。そういえば親友の誕生日って3日後だよな。よし!誕生日パーティーを開くか!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る