第7話・特別合宿

僕たち三人がこの国に来て、この学園の生徒になってもう一ヶ月の月日が流れようとしていた。


鐘の音は、午後の授業の終わりを告げる。



「 よし、今日はここまでだ。。少し早いがまぁいい、お前達には別で、話さなければならない事がある。」




いきなりの事にクラスの面々は動揺しながらも、エルゼに顔を向ける。




「今学期の学期末総合試験の結果の話をする。」


学期末総合試験、一年に三回行われる筆記、実技の総合特典を合わせ順位に示す物だ。


その結果が出たらしい。



「このSクラス、上位五人を発表する」


第一位、グラン・アルデラ


第二位、ルミナ・アース


第三位、サテラ・アルマテラ


第四位、ダン・クレイド


第五位、エルダ、レインハルツ



「以上が上位五名だ。その他の者もより一層の努力に励むことだ。」




「そして二つ目の話だ。総合試験を終えたお前達Sクラスには今日から二日後、三日間の遠征を行う事になった。詳しい内容は今から配布するプリントを見ておくように。」


エルゼは両手を二回叩き、もう一度クラス全員の視点を自分へと集める。




「今日はここまでだ。そしたグラン、ダン、サテラの三人はこの後私の元に来い。別件で話がある。」


言うと、

エルゼは堂々と教室を後にして行った。





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