命泉竜セレニテ
【クラス】ボス
【名称】命泉竜セレニテ
【種族】水竜
【性別】雌
【出現場所】不明(厄竜テラストギアラの体内)
【強さ】★★★★☆
【武器】
・水流のブレス。深棲竜ネメシスのそれと似た超高水圧のブレスで相手を押し流す。
・竜銀の注射針。竜の鱗さえ貫通するほどの強度を持つ注射針で、治療にも攻撃にも使える。人化状態でのみ使用。
【特殊能力】
・生命の水
水は生きとし生ける者の命の源。故にセレニテが扱う水は回復能力を有する。大ダメージを負った個体を癒すには水の経口摂取や注射が必要だが、多少の擦り傷などなら傷口に水をかけるだけでも回復できる。
・生命の竜
セレニテは常に生命の水を体内に循環させ、自身の体力を継続回復している。
・癒しの泡
遠方にいる相手も、回復能力を込めた泡を飛ばすことで回復できる。この泡は対象を自動追尾するし、障害物も自動で避けるため、余程の妨害が入らなければ命中する。
・水の盾
対象の周りに、肉眼では見えないほど薄い水の膜を張る。この膜が攻撃を感知すると大波が出現し、敵や飛び道具を押し流す。
・生命吸収
ドレイン技。対象に水を纏わりつかせることで生命力と魔力を奪い尽くす。奪った生命力と魔力は自身や他の竜の回復に使う。
・水精召喚
放出した水をウンディーネのような姿に形成し、使い魔として使役する。この水精は超高水圧の水鉄砲攻撃をしてきたり、セレニテ同様の生命吸収をしてきたりするが、回復能力は持たない。使役可能数は無限のため物量戦向き。
・竜化
前線に立って戦う場合、体長50mほどのサーペント型の竜に変化する。全能力が大幅に向上するほか、セレニテに近づくだけで味方なら体力が回復し、敵なら体力・魔力ともに奪われるようになる。
【容姿】
人間態は20代くらいの女性。腰まで伸びるストレートの水色髪と、深い青色の瞳、長い角、優しげだがどこか妖艶な顔立ちが特徴。紺のミニワンピースの上に白衣を纏う。どことなく女医のような雰囲気。
【性格】
天使。心優しく献身的で、そばにいるだけで癒されるような竜。だがその優しさは竜にしか向けられず、それ以外の生物は「竜の糧」くらいにしか思っていない模様。下等生物をガッツリ見下しているし、下等生物相手には尊大に振る舞う。良くも悪くも天使である。
大戦期の竜の生き残りの一体。当時もエッツェル陣営に属し戦っていたが、その有り余る生命力により何か生き残ってしまった。困り果ててとりあえず生き残りの竜を探して回り、怪我を治したり話し相手としたりしていた。そのため竜の友達は割と多い。(既出のドラゴンの中だと響楽竜パルティス、火刑竜ティマリア、それにもう死んだけど星辰竜ポラリスもセレニテの友人である。悪竜王ハイネ、霊炎竜ヴィグバルトとは面識こそないが、存在自体は互いに認知している)
そして現代、エッツェルの復活を知って竜王陣営に合流。回復役として竜の世のために力を尽くしている。
台詞候補:
「もう、こんなに怪我して、しょうがない子ですね~。今治してあげますからね~」
「私の力で竜王様の手助けができるなら本望ですよ~。すべては竜の世のため、ですから!」
「ふーん……私を狙うなんて、下等生物にしては賢いんですねえ? だからって図に乗るのはよくないですよ~、身の程をわからせてあげましょう♪」
「竜はあらゆる命の頂点に在り。下等な命は竜の糧たるべし──ですよ」
メタ情報:
エッツェル陣営にヒーラーがいたら面白いかな~と思ってキャラメイクした回復系の水竜。
基本的にテラストギアラの中から出てこないため、彼女を倒すならまずテラストギアラ内に突入するか、どうにかしてテラストギアラの外におびき出すしかないと思われる。
敵として相対した場合、他の竜と組んで後衛として出現する可能性が高い。水精で物量戦を仕掛けつつ、味方を回復したり防御を行ったり生命力を奪ったりしてくる。普通に後衛として有能。
彼女自身が前線に立つ場合は即座に竜化する(そうしないと攻撃力が足りない可能性があるため)。竜態では近づくだけで体力魔力ともに吸収される羽目になるため、注意が必要。ただし竜態でも「セレニテが敵と判断した者からしか吸収しない」ため、隠行や変化の術を使えば吸収を回避できる。
最初「生命吸収」は自身と対象の間に管を繋いで生命力を吸うという形式で考えていましたが、MDCの某二重人格ちゃんと被るのでやめました。
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