ピュリフィケーシング・ドンキー

【クラス】ボス

【名称】ピュリフィケーシング・ドンキー

【種族】救世獣(ロバ)

【性別】無し

【出現場所】エリア7:不滅のメガロポリス全域

【強さ】★★★☆☆

【武器】噛みつきと蹴りつけ。どちらも熟練のハンターにすら手傷を負わせるくらいの威力・技量がある。


【特殊能力】

・救世竜の手下

 救世獣の標準装備その1。救世獣はオルロージュの意思により、エリア全体の様子を把握できる仕掛けになっている。また常にオルロージュと同期しており、救世獣の様子は常にオルロージュに筒抜けである。オルロージュは救世獣経由での会話はしないが、主人公側から一方的にメッセージを残すことは可能。


・時空竜の加護

 救世獣の標準装備その2。救世獣はオルロージュの加護により、常に身体が少しずつ巻き戻っている。何も知らずに見るとリジェネにしか見えない。

 また、この個体に限っては全ての攻撃がやたら強化されている。


・救世獣の裁き

 救世獣の標準装備その3。対象の寿命を一気に極限まで進め、瞬殺する技。かなり危険度が高いが、一度使うと強制的に24時間のスリープモードに入る。発動時は機械の瞳が赤く光る。


・応報の刃

 周囲に無数の刃物を浮かべ、敵の全身を切り裂く。一度の行使だけでも、相手が常人であればバラバラ死体になってしまうほどの威力がある。


・察知

 他の救世獣と比較しても非常に高い察知能力を持つ。もはや未来余地の域に達しているといっても過言ではないレベルである。敵性存在がどこにいるか、どのような攻撃を使ってくるかなど、大抵のことは察知できる。ただし予知できたからといって対応できるとは限らない。


・洞の中の宝

 ピュリフィケーシング・ドンキーを中心に特殊な結界を張り巡らせる。この結界内に立ち入ることは容易だ(むしろ結界内に入りたくなるような香を焚いている)が、ピュリフィケーシング・ドンキーを倒さない限り出ることはできない。結界内では金銀財宝が悪趣味なほど輝きを発しており、この効果でオルロージュ基準の「醜いモノ」ほど判断力が低下する。


・煮え油

 沸騰するほど煮えたぎった油の塊をブレスのように吐き出す。この油は着弾すると相手を包み込み、焼き尽くしてしまうだろう。


・剣の舞

 美しく剣舞を踊る女の幻を見せつつ、それに夢中にさせる特殊な香を散布する。相手がそれに夢中になっている間に、死角に短剣を出して相手を貫く。


【容姿】

 銅色の体を持つ機械のロバ。他の個体に比べて気持ちメカメカしさが強い。


【詳細】

 時空竜オルロージュにより各地で偵察を行う「救世獣」の一体。メガロポリス偵察担当。主任務は勿論偵察だが、敵性存在、もしくはオルロージュ基準の「醜いモノ」がいればその場で排除する権限も持っている。

 普段はメガロポリスの人気のない廃ビルにいるが、場合によっては他の場所に出て「醜いモノ」を処分しに行くこともある。まれに焼死体やバラバラ死体の近くで独特の香りがしていることがあり、こいつの仕業だとみなされている。


台詞候補:しゃべらない


メタ情報:

 救世獣のメガロポリス担当。モチーフは「アリババと40人の盗賊」。

 察知能力がやたら高い。というかスペックが他の救世獣と比較してやたら高い。たぶんオルロージュ本体と最も近い場所にいるからだと思われる。

 他の救世獣にはない「自らの領域に引き込む」戦い方をする。まず「洞の中の宝」で結界内に誘い込み、それから切り刻んだり焼いたりする。こいつを倒すなら、何よりも判断力低下などのデバフ対策をして挑む必要がありそうだ。

 そしてこいつも高速回復する。なんなら回復が他の救世獣より若干速いかもしれない。


 最初は「ブレーメンの音楽隊」要素も盛り込もうか迷いましたが、さすがにカオスになりそうなのでやめました。

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