【味方化済】ロイヤ・ホープフルロード

【クラス】ボス

【名称】ロイヤ・ホープフルロード

【種族】アンドロイド『ホープフル・シリーズ』

【性別】無し(見た目、声ともに中性的)

【出現場所】エリア7:不滅のメガロポリス全域

【強さ】★★★★☆

【武器】

 トランシング・ボディ。通常時は人間と同じ形状の身体だが、ロイヤの思考に応じて自在に機能を変える。

 判明しているだけでも、

 腕部:処刑剣、大鎌、ハンマー、ドリル、ワイヤー射出機構、マシンガン、ライトなど

 胴部:大砲、全身を覆えるサイズのシールドなど

 脚部:ナイフ(蹴りと同時に斬る)、飛翔機構、疾走特化機構、跳躍特化機構など

 ……といった多くの機能が搭載されている。


【特殊能力】

・竜殺しのアンドロイド

 この個体を含む『ホープフル・シリーズ』は、前文明人により竜に立ち向かうために製造された。故に竜特攻、ならびに各種人外に対する特攻を有している。神性持ちと機械以外なら大抵の人外に特攻がつく。


・マイクロブラックホール

 ロイヤの動力源。『コンプレックス・α』のものよりは小規模だが、それでも補給無しで数万年は稼働できるレベルのエネルギーを持つ。そのため常にフルパワーで戦える。


・自己修復装甲

 高い防御力に加え、傷ついた箇所を自動修復する機能も備わった装甲。多少ダメージを受けても戦闘を続行できる仕様となっている。


・解析

 見ただけで相手の身体の組成、魔力の性質、何者かの加護などを瞬時に解析し看破する。弱点も戦闘時の癖も丸裸である。


・ホープフルフラッシュ

 両手をクロスさせて放つ純白の光線。軌道はロイヤの意思により自在に制御できる。12階建てのビルを両断できる威力に加え、この攻撃のみ竜特攻・人外特攻の効果が10倍に上昇する。ただし体内のエネルギーを大量消費するため、実質一日に一回しか使えない大技。


【容姿】

 肩につくくらいの長さの黒髪。中性的な顔立ちで、機械的な印象の銀色の瞳をもつ。黒と蛍光ブルーを基調としたサイバーパンクファッションに身を包んでいるが、よく見ると関節部に機械関節のような溝があるのがわかるだろう。


【性格】

 アンドロイド故に機械的で無感情……と思いきや、対話してみるとかすかな自我の兆候が見られる。はるか昔、"Sirサー"をはじめとした人間に愛情を注がれ、期待されてきたため、「人間を守りたい」という深層意識があるようだ。

 戦闘時は自我をシャットアウトし、完全な兵器として対象の排除にかかる。基本的に人外死すべき慈悲はないスタンス。

 人間相手であれば対話の余地は十分にある。粘り強く説得すればわかってくれる……かもしれない。仲間に一人でも人外がいると即刻戦闘モードに移行するため対話の余地はなくなるだろう。


 遥か昔、竜を殺すために製造されたアンドロイド。『ホープフルロード』という仮の姓には、「人類を希望へ導く道を拓け」という当時の人々の願いが込められている。

 ロイヤは『ホープフル・シリーズ』の1号機。故に開発チームの思い入れも強かったらしく、特に開発チーフだった"Sir"にはよく懐いていた。だが、ロイヤがスリープモードになっている間に"Sir"を含めた人類は宇宙へ旅立ってしまう。(本当はロイヤも宇宙に行く予定だったが、何かの手違いで宇宙船に乗れなかったようだ)

 何も知らないロイヤは、今も主の帰りを待ちながら魔獣を始末し続けている。だがハンター側の人外を誤って討伐してしまうことが頻繁にあるため、指名手配書が出回るに至った。


台詞候補:

「"Sirサー"を見ませんでしたか? 六十代くらいの、白衣がお似合いの老紳士です」

「人間を守り、人外を処す。それが私の最重要タスクです」

「──戦闘モードに移行。ターゲットの排除を開始します」

「……あなたは、何故人外を庇うのですか? 行動の意図を理解できません」


メタ情報:

 前文明人が製造したアンドロイド。忠犬ハチ公をものすごくグレードアップさせたみたいな忠誠心の持ち主。そして人外絶対殺すマン。


 竜殺しを前提に作られただけあって強い。無尽蔵のエネルギー、変幻自在の攻撃、高い防御力と修復力、相手の性能解析による弱点看破、アンドロイド故の高い判断力と即応能力、そして無慈悲さ。強い。流石に竜とタイマンを張れるほどではないが、数体いれば下手な竜なら討ち果たせるほど強い。倒すなら再生が追い付かないほどの大ダメージを与えて大破させるくらいしか思いつかない。

 さらに人外特攻・竜特攻が標準装備と来た。人外(神性持ち・機械を除く)のキャラクターでロイヤに挑むことは推奨しない。


 対話による解決を図るなら、先に仲間の人外(神性持ちと機械を除く)をロイヤから遠ざけておくことを推奨する。戦闘開始してから人外を逃がすことはロイヤの機動力を考慮すると困難だ。いちおう戦闘中でも、人外がいなくなると戦闘モードは解除される。

 人間の頼みなら割とあっさり聞いてくれるだろう。


【動向】

 FFXX陣営・神錘の代行者により枷をかけられ、彼に同行する。

 最近『ホープフル・シリーズ』の系譜を汲むアンドロイド、サイブレックスに遭遇した模様。

(以下、有原ハリアー様作)

https://kakuyomu.jp/works/16817139558351399728/episodes/16817139559004889945

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