『極運の賽子』フェーゴ
【クラス】逸脱者
【名称】『極運の賽子』フェーゴ
【種族】人間
【性別】男性
【出現場所】2-1:シロン平原のはずれに住居を置く。ツキが落ちてくるとこっそりエリア3:シュヴァルトヴァルトの比較的安全な領域に身を隠す。
【強さ】★★★☆☆(※暫定)
【武器】
・
フェーゴはこれをペンダントにして持ち歩いている。攻撃には使えないし、もちろん双六にも使えない。
【特殊能力】
・
彼の周囲10メートル圏内にいる人間の「運」による現象を極大化させる。彼の周囲にいるだけで幸運も不運も極端なレベルになるようだ。なお、この能力はフェーゴ自身にも効果を発揮する。そのうえコントロールも不可能。やっかい。
・
女神の加護を身体に宿し、一時的に圧倒的な幸運を呼び寄せる。ただし効果は最大5分間しか続かず、発動後は反動で1週間ほど大小さまざまな不運に見舞われるらしい。なお、この反動期間中のみ「
・不幸中の幸い
死の間際を彷徨うほどの不運に見舞われても、何故かギリギリで一命はとりとめられる。もはや特殊能力を通り越して特殊体質。フェーゴはコレのおかげで何度も死地をくぐり抜けてきた。
【容姿】
20代後半の男性だが、年齢にしてはくたびれた雰囲気。少し長めの茶髪で、垂れ目とそばかすが特徴の優し気な顔をしている。カーキ色のパーカーとジーンズ、スニーカーというラフな格好。胸元のペンダント(上記の
腰には大きな鞄をつけており、ナイフや非常食などのサバイバルキットに加えてトランプや普通のサイコロなども入っている。
【性格】
ポジティブで気のいい兄ちゃん。老若男女問わず優しく接し、困っている人を放ってはおけない性格。武力による争いごとは好まず、平和的な解決方法を模索する。
女神の加護による災厄については最早気にしていない。一時はやけくそでギャンブルにのめり込んでいたようだが、そのうち勝負勘やポーカーフェイス、引き時などを体得。その頃には「運気爆発した時の賭け事ほど楽しいものってねえよな~!」くらいの心意気にはなっていた模様。今も賭け事は趣味で(破産しない程度に)続けている。
なお戦闘の心得はほとんどない。護身術が精々である。
とある異世界からの来訪者。出身世界の女神の一柱に魅入られ、運勢ブーストの加護を与えられている。順調にいけば女神とイチャラブの果てにハッピーエンドを迎えるはずだったのだが、女神の最大の誤算──幸運だけでなく不運もブーストされるガバ加護のせいで女神自身にも不運が及び、それが原因で破局。失意のどん底にいたが、そのうち「今が不運のピークってことだ! ならこれからは運気が上がる以外の選択肢がないんだな!!」と開き直り、女神と出会う前と似たようなギャンブル生活に戻る。そこを何故か女神リアに目をつけられた模様。
この世界に来てからも女神の加護は継続中。ハンター集団に非戦闘要員として同行したりしていた……のだが、場合によってはそこにいるだけでとんでもない不幸をもたらすというマップ兵器じみた能力が問題となった。「寄るだけで不幸になった」「★5クラスの魔獣がフェーゴに接近したせいで幸運パワーが合わさって余計に強くなった」などの報告(苦情?)が相次ぎ、それが積み重なって指名手配されるに至る。かわいそう。
台詞候補:
「えっと、平和的に解決しよう! ここはそう……賭けといかないか? ポーカー麻雀ルーレットその他諸々、お前の好きなものでいいぜ」
「そんな憐れむなって。今不幸ってことはさ、これから幸運が来るかもしれないってことだろ?」
「た、多少の流れ矢ごとき慣れっこ……いでででで」
「今日のツキはぼくに回ってきてるみたいだな。ほら──ロイヤルストレートフラッシュだ」
メタ情報:
かわいそうなギャンブラー。たぶん元の世界の女神との出会いが人生最大の不幸だと思う。逆に何で女神を恨んでないんだ君は。心の底から疑問なんだが。
強さランクが「※暫定」となっているのは、
・本人はただのいい人
・物理的にはそこらの一般人並の強さしかない
・運勢ブースト能力は対象者のその時の運により被害が大きかったり小さかったりするため、一概には危険度が算出しにくい
・「
・魔獣どころか竜ですらコイツに近づけば不運に見舞われる
・逆に魔獣も竜もコイツの影響で幸運に恵まれうる
……等々、あんまりにもピーキーな能力かつ危険度の変動が激しいためである。流石にドラゴン相手なら不運も効きにくいだろうが……。
倒すなら主人公勢全員の運がいいタイミングを推奨する。1人でもツキのない者がいるとパーティ全員に不幸が飛び火する可能性があるためだ。なんなら少人数で挑んだ方が勝ち目はある。
フェーゴ自身は普通のいい人のため、事情を知れば助けたくなる人もいるかもしれない。が、仲間にするにしても運勢ブーストパワーをコントロールする、あるいは封印するなどして無害化しなければ博打要素の強いユニットになるだろう。
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