第2日目『一目惚れしました。付き合って下さい。』



『失礼します』



その声は本当に。人間というより人間なんかと比べても良いのかと言うぐらい、、、綺麗な声だった。


それでいて少しキンとなった。そう、まるで鈴の音の様な。そんな綺麗な声だった。


「おーい光ー、光輝ー、日浦光輝くーん」


「なぁ悠仁」


「え、俺無視なの?」


「俺が鍵を取りに行ってやるよ」


今鍵を取りに行けば彼女に近付ける。いや俺が彼女なんかに近付くなんて恐れ多い事だがそれでも俺は行く。人間欲望には勝てない。


すると悠仁が言った。


「え、どうしたの光、、、頭でも打ったんじゃ、、、あっ!」


「打ってないけど!?てかどうしたんだ」


「冬木さーん!昨日ぶりですねー!お元気ですかー?」


そう言って悠仁が声をかけた方へ目をやる。


えぇっと?その方向は職員室の前で。そこには女の子が立っていて、、、?


するとその“女の子”はこちらを向いて、、、、


あ、待って朝はまともに顔見てないけどめっちゃ可愛い。えっ嘘じゃん天使?いや女神?違うなそれよりももっと高貴な存在か、、、?一体彼女は何者なんだ、、、?


    ...........

いや、朝はまともに顔見てない、、、?


まさか、、、悠仁が声かけたのって俺が一目惚れした子、、、、!?


いや、ここは彼女にとって俺の第一印象と言える。彼女に相応しいような。そんな人間の態度だ。そんな態度をとるんだ。


フゥゥゥっと息を吸って言った。



「一目惚れしました。付き合って下さい」




、、、、これ完全に間違えたな。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


はい!本当の本当に長らくお待たせ致しました!

本当にすいませんでした。


まさか2週間近くも投稿しないとは、、、著者も想像しておりませんでした。


しかし!この2週間沢山のネタを考えて来たのでこれからの話に期待していて下さい!


では次の作品で会いましょう!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

『一目惚れしたので後100日で彼女を惚れさせます!』 カップラーメン3分も待てない @kapkapkap

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ