十二頁目
やあ ひさしいね
げんきにしてたかい
よくいうなあ
きみのせいで
はなれることに
なったというのに
⌘
流れ星に乗って
月をながめてみたいな
目がくらむだろうな
どんなに明るい星に
乗っていたとしても
それでもながめてみたいな
そんな光のなかなら
泣いたってばれないだろうし
月のせいにできるもの
⌘
君が愛しんだ記憶は
晴れやかに散り
それはさらさらと優しい
小雨になったとさ
⌘
息が出来ないほどに抱きしめられたら
それこそ息が詰まってしまう
なにごとも程々がいいのよ
そう言い聞かせてるのよ
⌘
なにをいれますか
どれにしますか
これにきめますか
ありがとうございます
やさしいひとみですね
ともになきますか
それならおだいは
そちらでけっこうです
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