第11話 今は休め
驚くことにこの島に世界まるごと飲み込む程の巨大隕石が1年頃に来ることを知ったクロス達...。
エアリ「どうするの?クロス。」
クロス「隕石が落ちてくる前になんとか島中を旅しないと!」
クロス・テールはこの島の真ん中に位置する。果たしてどこまで冒険できるのか?
セノ「でももう夕方だよ?明日からにしない?」
エアリ「そうだね、まだ1年はあるもの...。とりあえず私の家にいきましょう...。そこでゆっくり休んでから明日に備えましょう。」
仕事場から離れておじさんたちと別れる。
クロスが不安気に呟く。
クロス「.....どうなるんだよ。」
エアリ「え?」
クロス「旅をしたとしてもエアリや俺達はどうなるんだよ⁉まさか死ぬなんて言わないよな....。」
エアリが世界について話を帰り道を歩きながらする。辺りは既に日没欠けていた...。
エアリ「クロス達が助かる方法ならあるよ?でもそれと同時に新しい世界にいかないといけない...。この世界は今私達がいる裏世界と表世界があるんだけど真ん中が軸で隕石や大きく地盤が揺れることで世界がひっくり返るみたいだよ?ってお父さんから聞いたことがあるの。」
セノ「世界がひっくり返る⁉」
エアリ「もしかしたらそれで2人は隕石を回避できるかもしれないわ!」
クロス「ほかの方法は?」
エアリ「これしか方法はないの。ここからだと...。そしてどんどん表世界を冒険していくんだよ?2人とも。表世界を進んだらエトヴァットってところについてその奥にエレファムって楽園があるんだけどそこが始終の場所と言われていてそこには伝説のかつて神も恐れていた大剣が眠っているの!」
クロス「始終の場所...。」
セノ「もしかしたらクロス...君は記憶が消えかけているね?」
突然セノから言われだされた。そうだ、よく考えてたらクロスは記憶が消えかけていた...。過去のことさえ...。少し前セノとクロスがバトルしたことでさえ...。
エアリ「まずいかも...明日は早朝からスチュアーシティまで行きましょう!」
スチュアーシティはここから西にあるホクトー地方の街だ...。とても街並みの菜の花が綺麗でそこには女王様もいるらしい...。
クロス「スチュアーシティかぁー、いいね!エアリに花つんであげようか?」
セノ「おっいいね!それ!」
エアリ「決まりだね!あーあとこれ」
エアリが見せたものは何かのメーターだった。
クロス「なにこれ?時間もついてる。」
古びたような携帯の電子機械をクロスは見つめる。」
エアリ「これはねバトルカウンター!これが50ポイントまでいくとこの島のバトル大会に出れることができるんだよ!時間は私が設定した期限...。あと372日14時間53分11秒はあるわ!ちょうど1年ではなかったのね!ちなみに隕石が落ちるのが遅くなったら時間も変わってくよ。」
長く話をしていたら無事にエアリの家に着いた。さっそくセノがお風呂に入浴しに玄関から浴室に駆け上がる。
セノ「とりあえず風呂に入るか...。え⁉ちょっとエアリー‼」
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