第6話 追跡











クロス達はゆっくりとテーブル席に座る。



ノア「ご注文がお決まりになられましたらどうぞ。」



クロス「へぇー!何頼もうかなー?」



セノ「じゃあ、モモヤシ炒めの生姜焼きでー☆」




モモヤシとはモモのカタチをした果物だ。



5,000テラはするようで滅多に見つかるような品物ではない。




エアリ「私はスカイエッグてりやきおひとつ☆...そしてノアさんに聞きたいことがあります。」





エアリはセノが手に持っていた紅い宝石渡した。



ノア「げっ⁉これは...ちょっと!待っててね!」



セノ「なんだ?一体なにが起きたんだ?」



5分後ノアままだ戻ってこない...。しかし、ご注文は店員さんが届けてくれた...。




店員「おまたせしました!こちらはモモヤシ炒めの生姜焼きとスカイエッグてりやきとエルドラゴンのファイヤーステーキMediumサイズでございます!お熱い商品なので気を付けてお食べください。」


セノ「わほぉー!おいしそー!......てああああああぁぁしまったぁぁぁ!杖と剣がなぁぁい‼」




セノは杖と剣2つの武器を駆使して戦っている。セノにとっては2つとも大事な武器だ。



エアリ「いやいや、そんなに騒ぐ必要ないでしょ!あれ?私も剣がない!自分の宝石もなくなってる!

どうしよう、あれが無いと自分の能力が制御できないんだよ~。うわぁぁぁぁぁ〜ん!」




エアリは装飾品がなくても多分戦えるには戦えるが、岩属性の装飾品がないと能力が暴れ出すことが多いらしい。このこのことをみんな帯乱現象と呼んでいる見たいだ。クロスそしてセノはなったことが分からないが病気の一種でもあるんだとか...。




セノ「とりあえず、落ち着いて心当たりを探そう‼まだ近くにあるかもしれないよ!」




その瞬間後ろで何者かが光らせているものを持ちながら走って店を駆け足で出て行った。




その宝石は黄色く輝いていた。エアリの宝石だと思ったセノは


セノ「エアリ、ごめん、ご飯は食べたし少し出かけるけどいいかなぁー?」



エアリ「え?いいけど...?」




その瞬間セノはありがとうとか感謝の言葉なしに出かけると言いながら黄色い宝石を奪った奴らを追いかけていった...。




もう10分経ったが...クロス、エアリはまだ食事を取っていない。セノは食事は取ったが出かけて行った。




そしてクロスとノアが帰ってくる。


クロス「おい!分かったぞ!あの宝石について...!」





クロスはエアリに宝石の詳しいことを伝える。



エアリ「え!?それって本当なの!?」



クロス「あぁ!この宝石はこの地方で作られたものではない!!そして、これはドラゴンが所持していたことが判明した!!」



エアリ「えぇぇぇぇぇぇー!?」



そう...この紅い宝石はこのホクトー地方で作られたものではないみたいだ。そしてこの紅い宝石はどこかにいるドラゴンと契約しなければ貰えない宝石だと言う。ドラゴンから契約したもののみが与えられるらしい。他にも他の地方に行ければもっと詳しいことが分かるかもしれないという。


クロス「とりあえずセノが持ってたのは実は元々俺のなんだよね...。少し前に留守で預かれって言っちゃって。」



ノア「なるほど〜!そうだったのですね〜。ところでエアリさん、セノくんは?」



エアリ「それがですね...!」




エアリは詳しい事情を伝えた。




クロス「なんだよ!そいつら!!ぜってぇ許さねぇぇぇぇぇぇぇ!」


エアリ「宝石の錆にしてやるうぅぅぅ!!」



ノア「私もこれは...少し許せませんね。」



店員さん「ノアさん、非常事態です!!カウンターの機械のコンピュータからおかしな脅迫メールが...」



クロス「なんですか?その内容って」



ノア「メールをこっちに回してください!」




そして店員さんにそのコンピュータの情報を印刷したメールを見せてもらった。



メールにはこう書いてあった。



20XX

Airi ، جوهرة الخاص بك واثنين من سلاح Seno ، وحياة T و A و S و C أنفسهم.


クロス「え?なんだ?この文字?」



エアリ「何これ......?」



クロス達が見たことない言語だ。それに対しノアは




ノア「.....メイティ語...!!」



クロス「え?メイティ語ってなに?」



ノア「遠い地方の言葉だよ。」



[メイティについては3000話以降で明らかになる。]




ノア「でも、さすがに読めない...でもセノくんなら分かるかもしれない‼」



クロス「決まりだな!セノを追いかけよう‼」


クロス、エアリ、ノアは店を出たその瞬間だった。誰かが仕掛けた落とし穴にはまってしまったのだ。そして現れたのが......‼




クラディエ「おうおう...。テメェの面(ズラ)下げるのも...またもやだな....クロス...!!



クロス「クラディエ....!」







To be contenued

















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る