第6話1人より2人なら負担が少ない。
「私の負担が大きいので手頃な女奴隷を買って貴方に対する当て馬とします。」
「お断りします!」
アンがいきなり朝から何を言い始めるかと思えば女奴隷を買って自分から離れてもらう気まんまな提案だったので断った。
「何事も1人より2人の方が良いのよ。貴方だって両手に花をやりたいでしょ?」
そりゃ~2人目もまんざらじゃないけど適当な奴で我慢させられるのは嫌なんです。
「資金がないと思うけど?」
「この前、盗賊連中から金貨を20枚ほど奪い取ったので資金は問題ないわ!!」
おおすごい自信だけど人の値段てどれくらいなんだろう…?
元気よく奴隷商の館へと向かう彼女はつい先日まで売られる側だったとは思えないほどノリノリで向かうのだった。
「残念ですが。お客様の要望はそちらの金額では不可能です。」
奴隷商は冷静に答える。
「金貨20枚あるんだから!買えるでしょ?」
「お嬢さんが求める条件の性奴隷となると…50枚は必要かと。」
条件については詳しく聞かされなかったがかなりの上玉を用意してアン自身の被害を減らすことが目的だったんだろう。
「金貨50…これからの安全を考えれば…でもなぁ~」
思考のループに入り始めた彼女を置いて商人から許可を貰い商館に存在する奴隷達を見てまわる。
耳が長いの,尻尾があるもの,下半身が馬色々いるがこれだと言うのがない。
するとゲージが大きく揺れはじめる何か面白そうな匂いがする。
悩ましい。金を取るか優秀な当て馬を取るか
いや、金ならいつか取り戻せる!
だがこの機会を逃せばこれからも酒池肉林の餌食になる!!
よし、彼女に決めーー
「アン!面白そうなな奴見つけたよ!!なんと金貨15枚だったから契約してきた。」
お知らせです。
酒池肉林コース確定演出でした。
「なに?この野生児。これのどこが良いの?」
「ガルルル!ガァ!!」
ゲージないで暴れる女性はとても文化圏で育ったとは思えない風貌と暴れ方を見て大失敗を理解した。
「いやぁ~なんか調教のしがいがあるかなと?文字通りキャンキャン言わせてみたいからね。」
こいつはこいつでどこからそんな知識を獲ていたのかわからないけどこんな野蛮人が私と同じくらいの魅力があると思われるのは侵害よ。というかまずは彼女をきれいに洗うところから始まりそうね…
最初こそ暴れていたが『バインド』で固定して強制的に洗っていくうち気持ち良くなった見たいで眠りそうになっている。
きれいに洗った姿は小麦色の肌で細身でも筋肉質でありわずかだが胸は膨らんでいる。
お尻は完全に筋肉で柔らかさ皆無だがなぜか引きよせる要素がある。
彼女をベットにうつ伏せで寝かした後にお尻に顔を埋めたら引き締まっているが硬いのではなく弾力があるというかなんと言うか触り続けたくなる。
アンの場合は柔らかいけど重力に負ける上にたぶんでかいと考えてると隣から視線で訴えてくる。
別にアンがデカ尻とか思ってないちょっとふくよかな…安産型なだけだ!
俺が野生児のお尻に夢中になっている間失礼なことを考えているとは思ってないのか魔法書を読みはじめ興味がないようだ。
すると野生児がお尻をいじられたのが嫌だったのか仰向けになってしゃべり始めた。
「イツマデサワルキモチワルイ」
片言だがはっきりと俺達にもわかる言葉で話始めた。
「あなた…喋れたの?てっきり獣程度の知能しかないとばかり…」
魔法書より興味深いようで野生児の方に近づいてくる。
前屈みになると実りある胸が流動する様を見て襲いたくなる気持ちを押さえながら様子見する。
「ワタシ、タ・サラ,サラデイイ」
「私はアンよ。こっちは性欲お化けね?」
不本意なあだ名をつけてくるけど果たして俺は性欲お化けだろうか…何かまだ一線を越えられてない気がするような?
「ヨロシク、アン,セイヨクバカ。」
言い間違いの方がひどいんだけど?
しかし、性欲馬鹿は認めようなぜなら有無を言わさず彼女をの慎ましい胸にしゃぶりついてやったからだ。
「ナニシテル!?アカチャンジャナインダカラ!スウナバカ!」
赤ん坊が吸うのは理解しているのか…ほんと面白い。
「一つ言っても良いかしら?ジョージ」
アンが口を挟んでくる。
どうせ小言を言いたいのだろうが…
「今回の買い物ある意味成功かもしれないわ。ということで私も参加します!」
アン…君と僕の相性はやはりいいみたいだ!
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